余部橋りょう【あまるべきょうりょう】
余部鉄橋「空の駅」【あまるべてっきょう「そらのえき」】
余部クリスタルタワー【あまるべくりすたるたわー】


余部橋りょう


旧余部鉄橋
(現在は3橋脚のみ)


余部鉄橋「空の駅」


鉄橋のベンチ


余部クリスタルタワー
ライトアップ

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●高さ日本一のトレッスル式鉄橋
余部鉄橋は明治45年に完成した日本一の規模を誇るトレッスル式鉄橋です。トレッスル式とは鉄の櫓を組んだ鉄橋のことで、当時の鉄道院技師古川晴一氏が最新技術で設計し、アメリカの専門家技師の意見を取り入れて完成しました。山陰本線最大の難工事で、トレッスル(橋脚部分)の資材は、アメリカの工場から船で余部まで運び、2年半の歳月と33万余円の巨費と延べ25万人の人々の手によって完成しました。海風によって錆びないように特殊ペンキを塗って鉄を保護し、美しい姿を維持しています。鉄橋の上を走る列車の窓から眺める日本海は絶景で空中を走っているかのようです。
2007年には橋梁架け替え工事が行われ、2010年に総事業費30億円をかけて新しい橋梁が完成しました。新橋梁では、旧橋梁で問題点となっていた定時性の低下や騒音面、落下物・落雪の防止などに各種対策が施されています。

●高さ40mからの絶景を望む「空の駅」
平成22年8月、新しくコンクリート橋に架け替えられましたが、JR餘部駅側の3本の橋脚は現地保存され、余部鉄橋「空の駅」展望施設として生まれ変わりました。旧余部鉄橋跡を歩くことができ、高さ40mから見る日本海の景色は絶景です。さらに、通路には橋脚下を望む覗き窓も設置されています。
橋脚下は全面芝生張りの広場が整備されており、余部鉄橋の主桁モニュメントを設置。余部鉄橋の橋脚跡を活用した東屋などで、ゆったりとした時間を過ごすことができます

●余部鉄橋「空の駅」にエレベーターが設置
平成25年5月に余部鉄橋「空の駅」の展望施設がオープンしましたが、高さ41メートル、急こう配の上り坂が利用者の大きな負担となっていました。そこで、高齢者や障がいを持つ方にも利便性を高めるため、エレベーター(愛称:余部クリスタルタワー)が平成29年に設置されました。展望施設までの所要時間は約40秒、全面ガラス張りなので日本海の眺望や余部のまち並みを楽しみながら、昇り降りできます。夜間はライトアップされ、春はグリーン、夏はブルー、秋はオレンジ、冬はホワイトと、季節により色が変ります。また、七色のレインボーに染まる余部クリスタルタワーを見られたらラッキーかも!!

※空の駅の開門時間・エレベーターの利用時間:午前6時から午後9時30分
開門時間は季節や現地の気象状況により変更あり。
※空の駅、エレベーターの利用料金は無料です。

・香美町香住観光協会 0796-36-1234
・兵庫県美方郡香美町香住区余部1723-4