大わらじ・大ぞうり【おおわらじ・おおぞうり】
田ノ口賽の神祭
(豊岡市日高町)
・豊岡市日高町田ノ口

1月第2月曜日

 

田ノ口賽の神祭
豊岡市日高町/田ノ口/1月第2月曜日

賽(さい)の神は、道を遮り悪霊の侵入を防ぐ「道切り」の神として、古くから人々のあつい信仰を集めてきました。一般的には注連縄(しめなわ)をまつりますが、田ノ口では大きさ約1.5mの大草鞋(おおわらじ)と大草履(おおぞうり)をつくります。朝、氏子たちがお堂に集まってつくり、村の賽の神へ運びます。はしごを使って神木に奉納し、神事がとりおこなわれます。


大草履
安井の大草履(養父市)
・養父市安井

1月3日

 

安井の大草履
養父市/安井/1月3日

安井地区で、村を守るための厄除け祈願として古くから行われている神事。男たちが、きれいな打ちわらを少しずつ持ち寄って大草履をつくります。作るのは片方だけで、幅約1m、長さ約1.3mという大きなもの。大草履づくりに関わるのは6~7人で、あとの人たちは家族の無病息災を祈願するための小草履を片方ずつ作ります。