森田家住宅【もりたけじゅうたく】
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森田家住宅 |
●大規模養蚕伝える香美町初の登録有形文化財 2006年8月、香美町で初めて国の登録有形文化財に選ばれた「森田家住宅」。但馬では、これが10カ所目の登録有形文化財です。 登録有形文化財とは、築後50年以上の建造物で、デザインや建設技術が優れたものが対象となります。明治初期に建設された森田家住宅は、大規模な養蚕農家の形式を残しており、庄屋屋敷としても貴重なものだといわれています。明治3年(1870)に建設された入母屋造(いりもやづくり)の屋根を持つ母屋や、明治初期に建設された白の漆喰塗りが特徴の土塀、付属室と中門・塀も景観が評価され、同宅敷地内の計4点が文化財登録されています。 終戦前後までは、地元で栽培された桑の葉を使って、大規模な養蚕を行っていたようです。 ※同住宅は原則として非公開 |