栲幡原神社のカシ林【かごはらじんじゃのかしりん】
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●昔のままの姿が現存する、自然林のカシ林 自然植生の形で今に残る、県指定の天然記念物・栲幡原神社(養父市大屋町和田)のカシ林。人の手がほとんど入っておらず、これだけ自然林の形で残っているのは非常に珍しいとされています。 またその規模も、面積2,545平方メートルと相当広く、当地域の代表的な自然林と考えられています。 栲幡原神社は、南北朝時代の武将、楠木正成の一族と伝えられる和田氏によって創建された神社。その歴史のある神社の広大な裏山に、カシ林が広がっています。シラカシ、ウラジロガシ、アラカシなどのブナ科コナラ属のカシの代表たちが、山の斜面に生い茂っています。 また、カシ、ケヤキのほか、ムクノキ、アカシデなどの大木も繁茂し、その厳かな林の雰囲気をよりいっそう引き立てています。 |