天神社のトチノキ【あまじんじゃのとちのき】
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●樹齢約400年、兵庫県下随一の大きさを誇るトチノキ 幹周7.58m、株元ほど太く、樹高は30m。社叢の林縁にあり、すぐそばを細い渓流が流れています。地表から4m付近で太い枝を一本分枝して、さらに2m上で大きく分枝しながら整った樹形を作り上げています。樹勢良好で樹肌が美しく、巨樹の風格を漂わせています。 変化に富んだ社叢には、スギ、ケヤキ、イチョウの巨木の他、県下最大の幹周2.05mを誇るメグスリノキも存在します。太さ、高さのある数種の巨木が混在し、裏山には県下最大のブナが、谷向こうには巨大トチノキの自然林が残されています。このことから、人が住み着く前は、この天神社付近まで同様の樹種の連続があったのではないかと考えられています。この樹に次ぐ巨木は、豊岡市畑上の幹周7.2m、香美町小代区小長辿の幹周7.17mがあります。 |