阿瀬渓谷【あせけいこく】

阿瀬渓谷

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→初夏の阿瀬渓谷

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●阿瀬48滝がみごとな景観を演出
阿瀬渓谷は、金山峠(標高760m)を源とする阿瀬川の最上流で、急傾斜の谷間を縫うように流れる渓谷には、約3kmにわたって、いたるところに大小さまざまな滝があり、「阿瀬48滝」と呼ばれてみごとな景観を連ねています。滝によって変化する水音に耳を澄ませるのも一興。
48滝の中で、鋳物師(いもじ)が美しさにみとれた「いもじが滝」、豪傑の伝説をもち、落差30mの白い瀑布がいく筋にも分かれて岩肌を落ちる「源太夫滝」、岩の形が恐ろしい「恐れ滝」、阿瀬渓谷最大の滝「龍王滝」、不動尊の分身とあがめられる「不動滝」は、“阿瀬五瀑”と呼ばれています。
氷ノ山・後山・那岐山国定公園の一角を占める阿瀬渓谷は、「ひょうご森林浴場50選」「ひょうご風景100選」に選定されており、広葉樹の多い渓谷は、目にしみるような新緑、深い緑に包まれる夏、全山が燃えるように染まる晩秋と、季節が美しく移り変わります。とくに新緑と紅葉がみごと。ヤマメが泳ぎ、カジカがなき、山菜が芽吹く、静かで心やすまるアウトドアスポットです。
渓谷の中心部を約3時間でめぐる森林浴コースは、トチの原生林、ナラ、ブナ、ケヤキなどが茂り、ハイキングに最適。足をのばして渓谷~金山廃村~金山峠まで登ると視界爽快、さらに進んで蘇武岳(1075メートル)に至ると、360度のすばらしいパノラマが広がります。(渓谷の駐車場~蘇武岳まで徒歩で約6時間)。

渓谷の駐車場に隣接してバンガロー村があり、少し離れた渓谷入り口には「湯の原温泉オートキャンプ場」があります。オートキャンプ場にはコテージやキャンプサイトが整備され、蘇武峡温泉の外湯施設「湯の原館」で温泉も楽しめます。
また、囲炉裏を囲んでヤマメ料理・山菜料理が味わえる、なつかしい風情の食事処もあります。

毎年11月に「紅葉まつり」を開催。

・神鍋観光協会 0796-45-0800