竹田城跡【たけだじょうせき】
|
|||||
|
●日本の名城100選に選ばれた全国屈指の山城 竹田城は、嘉吉年間(1441~43年)、但馬の守護大名、山名宗全が出石城の出城として播磨・丹波から但馬への侵略路へ位置するこの地に、13ヵ年を費やして築いたと伝えられています。その後、1600年頃に現存する石垣の城郭が築かれました。 標高353mの山頂に築かれた城は、南北400m、東西100mあり、完存する総石垣造りの遺構です。石垣には、安土城や姫路城と同じ「穴太(あのう)積み」という技法が用いられ、大小さまざまの自然石が見事にバランスよく配置されています。山の地形を巧みに利用し、綿密な防御策が施された全国屈指の山城として知られています。2006年には「日本の名城100選」にも選ばれました。 その勇壮な姿から、別名「虎臥城(とらふすじょう)」と呼ばれ、映画「天と地と」のロケ地として使われたことでも有名です。 |