山田風太郎記念館【やまだふうたろうきねんかん】
|
||||
|
●関宮出身の作家、山田風太郎の足跡をたどる! 作家・故山田風太郎氏(1922~2001)の業績を讃え、出身である養父市関宮に建てられた記念館。鉄骨平屋建て約百五十平方メートルで、外観は蔵風の建物に欧風の窓やレンガの意匠を施し、平成15年4月1日にオープンしました。 山田風太郎氏は、大正11年兵庫県養父郡関宮町関宮で生まれました。東京医科専門学校(現・東京医科大学)に在学中の昭和22年、探偵小説雑誌「宝石」の第1回新人賞に応募した「達摩峠の事件」が入選を果たし、昭和25年に作家として執筆活動に専念することになります。以後「忍法帖」シリーズ、明治伝奇小説で多くの読者を魅了し続けました。さらに、山田文学を通底する原点ともいえる『戦中派不戦日記』は後代の作家たちにも大きな影響を与えています。 館内では、創作ノートや生原稿、初版本百点の収などを展示。また、愛用の机やいすで仕事場が再現されています。 ■山田風太郎記念館 |