上山高原【うえやまこうげん】
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●太古の自然が残る豊かな森 上山高原は、鳥取県との県境・扇ノ山山ろくに広がっています。ススキの草原、ブナなどの広葉樹が高原一帯に広がり、大自然の美しい景色を望むことができます。 また、上山高原はたくさんの美しい滝があることでも有名。トチやカツラの巨木がそびえ壮大な景観を残す「霧ヶ滝渓谷」、兵庫県の名勝に指定されている「小又川渓谷」など見どころいっぱい。他にもタジマタムラソウ、ノハナショウブなど絶滅危惧にある貴重な植物とも出会うことができます。兵庫県下でも有数のハイキングコースとして、毎年、多くの人々が訪れます。 さらに、多種多様な環境を有する高原は、動物にとって至高の楽園。国の天然記念物「イヌワシ」、「ツキノワグマ」、「オオルリ」などの今では貴重となった生き物たちが生息しています。太古の自然が残る森として、人々の注目を集めています。 近年では周辺住民が中心となった、特定非営利活動法人「上山高原エコミュージアム」を設立。自然保全活動や、自然観察等のプログラムを実施して、この豊かな上山高原の大自然を守り、後世に残していこうとする活動が行われています。 ■特定非営利活動法人 上山高原エコミュージアム |