村岡民俗資料館「まほろば」
【むらおかみんぞくしりょうかん「まほろば」】 |
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●凝った装飾が残る資料館は明治時代の郡役所 明治20年(1887)頃に建てられた建物で、かつては旧七美郡(しつみぐん)の郡役所として使われていました。現在は、民俗資料館として、1階にこどもひろば、2階に村岡区内で出土した考古資料が展示されています。縄文時代早期の石器や土器などの資料を見ることができます。 木造の擬洋風建築物としては、同時期に建てられた県下にある郡役所と、意匠に共通点が見られますが、破風の装飾板は他にはない凝った装飾が施されているのが特徴です。昭和63年(1988)に、軽量鉄骨構造の外観再現建築へ改造されましたが、窓台、玄関ポーチのシャフトとペディメント、妻部の装飾は、当時のものを再使用しており、但馬の近代化遺産建築のひとつに数えられています。 ■村岡民俗資料館まほろば |