竹野おしあげ料理【たけのおしあげりょうり】
|
||
|
●北前船の村が生んだ郷土料理 江戸時代末期、竹野は北前船を中心とした回船業の村として栄えました。「おしあげ料理」とは、秋に航海を終えて無事に船が帰ってきた時に出していた郷土料理のことです。「おしあげ」という言葉は、船を浜に「押し上げ」、漁の無事と漁師の労をねぎらい、「仕上げ」の料理を振る舞っていたことに由来します。 船員の無事を祈っていた女房たちの喜びと、海の神様への感謝の気持ちが生んだ「めでたい料理」が、竹野のまちおこしとしてよみがえりました。 春と秋の期間のみ、竹野の旅館、民宿などを中心として、地元産のお魚を地元調味料で味わう「竹野おしあげ料理」を各施設ごとに趣向を凝らして提供しています。特に春、秋はマダイ、アジ、メバル、ヒラメ、イカ、アワビなどのお魚が旬を迎えます。 ■提供施設(平成26年12月現在) ※詳細はたけの観光協会へ 0796-47-1080 |