コウノトリ育むお米【こうのとりはぐくむおこめ】
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●環境にも体にも優しいお米 かつて日本の至る所で見られたコウノトリ。近代化が進み、明治中期には豊岡市でしか見らなくなってしまい、昭和46年、市内で生息していた最後の一羽が保護され、コウノトリは日本の空から姿を消しました。豊岡市は国内最後のコウノトリの生息地として野生復帰に取り組み、平成17年9月、34年の歳月を経て、コウノトリは再び大空へと放たれました。現在はその後の放鳥と自然界での繁殖により、80羽を超えるコウノトリが大空を舞っています。 豊岡市ではコウノトリとの共生をテーマに、野生復帰したコウノトリが住みやすい環境作りの一環として作られたお米を栽培しています。農薬や化学肥料に頼ることなく、冬期や早期に湛水(たんすい/田んぼに水を張ること)し、深水管理(ふかみずかんり/田んぼの水深を深くすること)で栽培する「コウノトリ育む農法」の田んぼには、様々な生きものと安全で安心な美味しいお米が育まれます。 また、多様な生き物を育む田んぼのお米を食べることにより、間接的に環境への貢献ができることも「コウノトリ育むお米」の特徴です。 ・JAたじま 0796-24-6602 |