だんじり祭り【だんじりまつり】
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●だんじり祭り 古くから続く四所(ししょ)神社の祭で、多くのしきたりがあります。四所神社を中心に上部・中部・下部に分け、だんじり経験の年功による階級的な役割が決められ、職名や服装も独特なものがあります。特にだんじり組織の階級は家柄、社会的地位、学歴などに関係なく、純粋にだんじりを動かす組織人としても強い絆となっていています。 温泉源泉の守護、五穀豊穣、町内安全の祈祷をして廻り、神輿(みこし)の巡行に上部の「神輿太鼓」がお供をする形で加わり、これに下部の「大だんじり」が仲間に入りたがりますが、上部の神輿太鼓が排除するというもので、湯島地区内のいわれのある各所で、上部の神輿太鼓と下部の大だんじりがセリを繰り広げます。クライマックスは、一の湯前の三つ巴の争い。大だんじりはいかなる場合にも、神輿に突っかけることが許されていません。 見物の人たちは互いにすきをねらう対策を楽しみながら、だんじりの動きを見守ります。最後は神輿が四所神社に無事に戻され、祭りは終わります。 |