鬼子母神大祭【きしぼじんたいさい】
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●鬼子母神大祭 毎年4月第3土・日曜日の2日間にわたり、豊岡市但東町赤花の法華寺で行われる「鬼子母神大祭」。鬼子母神は子授け、子育て、安産の神様として崇拝されていて、両日は数多くの夫婦や家族連れ、子どもたちがお参りに訪れます。 鬼子母神は「法華経」の中に出てくる神様で、1000人の子供を生み育てていました。 しかし、自分の子供を愛する代わりに、他人の子はさらっていって殺してしまうなど、とんでもない母親でもありました。 これを見たお釈迦様は、懲らしめるために彼女の子供の1人を隠してしまいました。鬼子母神は最愛の子が消えてしまったのを知り、狂ったように探しますが、どうしても見つかりません。仕方なくお釈迦様に助けを求めると、 お釈迦様は「1000人の子供の内、たった1人いなくなっただけで、嘆き悲しんでいる。子供をおまえにさらわれた親の悲しみはどれほどかわかるか」 と訊ねました。 |