轟の太鼓踊【とどろきのたいこおどり】
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●蓮華寺で行われる盆の施餓鬼供養の仏事 蓮華寺で行われる盆の施餓鬼供養の仏事として踊られる轟の「太鼓踊り」。 特徴はその素朴さにあるといわれています。 同じ系統に属する「ざんざか・ざんざこ踊り」は衣裳や踊りに工夫を凝らすのに対し、 「太鼓踊り」には派手さもなく、衣裳も白浴衣のみです。踊りの構成は「ザンザンザカザット」の囃子込み太鼓と唄の部分が交互に演じられます。 その成立や起源についてははっきりと分かっておらず、締太鼓に江戸時代後期の年号が記されていることから、少なくともこの頃から踊っていたことが分かっています。昭和34年頃を最後に一時途絶えましたが、平成4年、約30年ぶりに地元有志によって復活しました。 |