赤淵神社【あかぶちじんじゃ】
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赤淵神社 ・朝来市和田山町枚田 ・本殿 国指定建造物 |
●室町初期の蟇股、懸魚、妻窓など建築様式を残す
枚田内高山の麓、507年に創建されたと伝えられる式内社。現在の本殿は、室町時代初期に建てられ、国の重要文化財に指定されています。三間社流造、こけら葺、桁行4.8m、梁間3.1m、正面と両側面に高欄付縁をめぐらせています。身舎部は内陣と外陣に分かれ、正面には格子をはめ、中央には階段を設けています。再三改修のあとはありますが、蟇股(かえるまた)、懸魚(げぎょ)、妻窓などに当時の建築様式を残しています。 本殿に付随して指定された棟札には次のように記されています。 さらに、平成3年度には文化庁の補助により、「平成の大修理」といわれる本殿と履屋を改修しています。 |