関神社【せきじんじゃ】
八柱神社

八柱神社

八柱神社

関神社

・養父市関宮
・本殿、拝殿
県登録有形文化財

●柏原藩お抱え彫刻師「中井正貞」の彫刻が残る
本殿は弘化4年(1847)、拝殿は天保14年(1843)に建立されました。江戸時代頃は祇園牛頭天王(ごずてんのう)関宮社と呼ばれており、疫病や災厄を鎮める「祇園信仰」と、米の豊作を祈る「農業信仰」の二つの性格がありました。関神社の神様が疫病を防いだという伝説は祇園信仰によるもので、現在でも関神社の夏祭りは「祇園祭」と呼ばれています。
また、丹波や但馬で活躍した中井正貞の彫刻が良好な状態で残っており、本殿の裏側には「彫物師 丹州柏原町住人 中井権次橘正貞」の署名を見ることができます。
平成23年8月16日に兵庫県登録有形文化財に登録されました。