中瀬金山関所/トロッコ広場
【なかぜきんざんせきしょ/とろっこひろば】

中瀬金山関所

トロッコ広場

陣屋(金山役所跡)

 
●関連情報
中瀬金山関所/トロッコ広場
●江戸時代の金山町の面影が残る
養父市中瀬の中瀬金山は、天正元年(1573)、八木川で砂金が発見されて始まりました。江戸時代には、生野奉行所の直轄鉱山となり、近畿でも最大の金山町として栄えました。明治時代は三鉱山とともに三菱の経営となり、昭和に入ると、日本一大きな「自然金」が出る鉱山として有名になりました。

中瀬地区は江戸時代当時の町割が残っており、慶長5年(1600)、徳川家康配下の生野奉行・間宮新左衛門によって、金山役所、役宅、米蔵、牢屋が建てられたと伝えられています。享保8年(1723)に役所は廃止されましたが、その敷地と古い石垣が今に残っています。

中瀬金山関所は中瀬金山の交流拠点施設。鉱山関係の貴重な資料を展示する他、隣接するトロッコ広場には、鉱山稼働時期に使用していたトロッコを常設しています。


■中瀬金山関所/トロッコ広場

・079-667-2331(養父市関宮地域局)
※施設内の見学を希望する場合は事前に問い合わせが必要
・養父市中瀬896-10