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 帯雲寺・豊岡市野上
 ・木造十一面観音像(彫刻)
 県指定文化財
 | ●桧を材とした一木造の十一面観音像帯雲寺の前身は、天台宗神通寺とされており、この地に移った際に名を帯雲寺と改名し、曹洞宗に改宗しました。本尊は本堂中央に祀られた地蔵菩薩。元禄年間の建立と伝えられる山門は室町時代の作といわれています。本堂は、元禄5年(1692)建立後、文政年間に新築されたものです。
 県の文化財に指定されている「木造十一面観音像」は平安時代初期の作。桧を材とした一木造で像高は222センチあります。
 また、山門の2階に安置されていた2体の毘沙門天像も同じく平安時代の作で、桧材の一木造りです。
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