柴田勝太郎【しばたかつたろう】

柴田勝太郎
(1889~1975)
兵庫県朝来市山東町大月に生まれる。尿素肥料の開発者。
●農業の近代化に貢献
柴田勝太郎は朝来市山東町大月に生まれました。大正4年(1915)、東北大学理学部科学科を卒業し、アンモニアやメタノールの合成研究において画期的な成果をあげ、企業化に成功しました。

特に昭和12年(1937)から10年間にわたる尿素の研究成果は、尿素肥料として農業の近代化に大きく貢献し、その製造法は世界的に認められ、称賛されました。