桑田家住宅【くわたけじゅうたく】
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桑田家住宅 ・朝来市生野町口銀谷 ・桑田家住宅主屋 ・桑田家住宅門及び塀 ・桑田家住宅土蔵 国登録有形文化財(建造物) |
●生野では珍しい「幕板」を持つ地役人住宅 国の登録有形文化財・桑田家住宅は江戸時代後期(1751-1829ごろ)に建てられた、地役人邸宅の様式をもつ伝統的な木造平屋建ての建物です。 玄関の前に広場が設けられ、通りに面した駒寄の前庭と小路沿いの立塀、玄関の大戸とくぐり戸、障子の玄関引き戸などが特徴的。生野では大変珍しい「幕板(雨よけや意匠のために、屋根の下にスカート状に取り付けられた板)」を備えています。 脇門を持つ漆喰の土塀に囲まれ周囲に下屋庇を配したこの住宅は、鯉の店通りにひときわ落ち着いた雰囲気を漂わせています。 |