栃が谷平のアスナロ群生【とちがやなるのあすなろぐんせい】
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●西日本唯一のアスナロ群生地 豊岡市日高町を流れる稲場川の支流、栃が谷平川沿いの山の北西斜面にアスナロ群生があります。標高550~650mの辺りに約7haにわたって群生地が広がっています。 比較的なだらかなところでは、ブナ、ミズナラなど数種の落葉樹や天然のスギが混生し、それらの間に散在しています。また、50度近い傾斜のガケ地のようなところでは、ツクシシャクナゲ と混生し、トチノキ、サワグルミ、カツラなどのトチノキ群落と近接しています。全国各地に自生しているアスナロですが、このようなアスナロ林は全国的にみても珍しいといいます。 |