城崎温泉駅舎
【きのさきおんせんえきしゃ】 |
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城崎温泉駅舎 ・豊岡市城崎町今津 ・近畿の駅100選選定 |
●軒下、壁面上部、腰壁の3本の木質調のラインと 白壁とのコントラストが見事 1926年(大正15)に建設された山陰本線・城崎温泉駅の駅舎。前年の北但大震災で旧駅舎が壊滅したため、防火を目的として鉄筋コンクリートで建造されています。以前は勾配のない陸屋根でしたが、現在は瓦葺きの切妻屋根に改造され、玄関入口には大きな庇(ひさし)が設けられています。庇からは5本の柱を大胆に配置されており、白壁と黒い柱のコントラストが美しく建っています。 2016年にリニューアルされ、コンコースは「街並みとの調和」をテーマに、床面には「大谿川(おおたにがわ)」、「玄武岩」、「柳」をモチーフとしたデザインが施されています。 |