2011/11/21  

但馬牛【たじまうし】

 

但馬牛【たじまうし】
放牧
庭先

但馬牛を飼う但馬の人々は、牛を家族の一員として一つ屋根の下で共に寝起きして、雪深いきびしい風土に生き、温和で姿美しい但馬牛を大切に育ててきました。

■但馬牛博物館
・新温泉町丹土1033
・TEL.0796-92-1005
・午前9時~午後5時
・木曜定休
(休日と重なった
場合は次の平日)
・入館料/無料

●関連情報
新温泉町役場
但馬牛博物館

●但馬牛とは
農耕用の機械が導入されるまで、農家は農業の働き手のひとつとして、各家庭に1頭は牛を飼育していました。家族の住む母家に同居させ、我が子同様に愛情を注ぎ、大事に育てたと言います。起伏に富んだガタガタ道は、牛の足腰を丈夫にし、但馬特有の夏の湿気と冬の寒気がよい毛並みをつくりました。子牛は競り市で売られ、農家の大事な収入源でした。優良牛の育成を目指して、よい特性を備えている牛を選び、何世代もの近親繁殖を繰り返す間に、その優れた特質が固定され、血統(蔓牛)をつくってきました。現在も兵庫県外の優良牛との繁殖はせず、純血を守っています。

●但馬牛を創った男「前田周助」
現在の但馬牛の歴史を語る上で、なくてはならない人がいます。香美町小代区に生まれた前田周助(1797~1872)です。牛の取引と小代牛の宣伝のために、わざわざ大阪の市場まで牛を連れて出かけたという逸話が残る人物。彼の人生はまさに但馬牛とともに生きたと言えます。周助は「蔓(つる)牛」の開発に一生をかけました。「蔓」とは、他地域との交流を避けた「閉鎖育種」の方法で生み出された、発育・資質・繁殖性の優秀な牛の血統のことを言い、その系統牛を「蔓牛」と呼びます。但馬牛の優れた特質は、長年に渡り、他との交配をさけ、改良に改良を重ねて受け継がれた優良な血統から生み出されました。

「蔓牛」を創り出すことで、安定的に優秀な子牛が生産することができます。周助は系統牛になりそうな牛がいると聞けば、東へ西へと駆け回りました。そのためには私財を投げ打って、牛を買い求める毎日。そしてついに100年に一度の雌牛を手に入れました。飼料の選定から一切の手入れ、特に繁殖には多年の研究と経験の全てを注ぎました。こうして周助の生み出した牛は「周助蔓」と言われ、現在の但馬牛の代表的な蔓のひとつ「あつた蔓」の素となりました。

●伝説の但馬牛「田尻号」
昭和14年に香美町小代区に生まれた伝説の雄牛「田尻号」。全国和牛登録協会の資料によると、全国の黒毛和種繁殖雌牛の99.9%が、「田尻号」の血統に繋がることが分かりました。名だたる高級黒毛和牛の母牛の大部分が、この「田尻号」をルーツに持っています。明治に入り西洋文化の影響で肉食が盛んになると、日本の小型の牛を改良するため、体格のよい外国の牛と交配させることが進められました。但馬でも例外ではなく、外国牛との交配が行われましたが、肉質の低下を招き、優良な血統牛を失いかねない危機におちいります。

第二次世界大戦後、但馬牛の純牛種を守ろうと、新しい血統作りが始まりました。ここで注目されたのが「周助蔓」。険しい山々と深い谷あいにあり、隣村との行き来が困難な小代には、外国牛との交配を免れた但馬牛が奇跡的に生き残っていました。中でも田尻松蔵が丹精込めて育て上げた「田尻号」は、生まれて半年で美方郡の種オス牛候補として認められた名牛。特に遺伝力の強さは他の雄牛の中でも群を抜いていたと言います。

但馬の山間部では家の玄関の横に牛小屋があり、昔から家族同様に牛が育てられてきました。松蔵も「田尻号」を我が子のように可愛がり、毎日運動と手入れを欠かさなかったそうです。そのおかげでほとんど病気をすることもなく、昭和29年まで種牛として活躍しました。昭和30年には長年の功績を讃えられ、黄綬褒賞を受賞しています。


●但馬牛の特徴

1.資質が抜群によい
毛味、色味、骨味が良く皮は薄く、弾力ゆとりがあり、
品位に富み体のしまりが良い。
2.遺伝力が強い
全国の和牛改良に広く活用されている。
3.肉質、肉の歩留りがよい
肉の味がよく、骨が細く皮下脂肪が少ない。
4.長命連産で粗飼料の利用性が良い
長命連産。山野草を好み、古来より
「但馬牛は、山でつくり、草で飼う」といわれています。

2011/06/28  

コウノトリ

 

コウノトリ
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高速回線用 低速回線用
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2011/06/28  

スキー場【すきーじょう】

 

スキー場【すきーじょう】
バネ

●雪質よし、アクセスよしの人気スキー場
但馬には、ハチ高原、ハチ北高原、豊岡市日高町の神鍋高原などが代表するスキー場が点在し、松葉ガニと並んで、冬期の観光の大きな柱となっています。但馬のスキー場は、雪質のよさと、京阪神からのアクセスのよさで、初心者から上級者にいたるまで広く親しまれています。
人口造雪機を設置して雪の少ない時期に対応したり、近年人気の高いスノーボードゲレンデや、ハーフパイプ、モーグルなどのコースを整備するなど、観光客のニーズに応えるゲレンデづくりに力を入れており、各種ウインタースポーツの公式競技もおこなわれています。また、年齢やスキーの巧拙に関係なく楽しめる雪まつりなどのイベントを開催して、あらゆる年齢層の集客につとめています。

【但馬のスキー場】

■神鍋高原スキー場(豊岡市日高町)
・大岡山ゲレンデ
・アップかんなべゲレンデ
・万場ゲレンデ
・奥神鍋ゲレンデ
■ハチ北高原スキー場(香美町村岡区)
■スカイバレイスキー場(香美町村岡区)
■おじろスキー場(香美町小代区)
■ミカタスノーパーク(香美町小代区)
■ハチ高原スキー場(養父市関宮)
■大久保ゲレンデ(養父市関宮)
■ハイパーボウル東鉢(養父市関宮)
■氷ノ山国際スキー場(養父市関宮)
■葛畑スキー場(養父市関宮)
■若杉高原おおやスキー場(養父市大屋町)
■牧場公園スキー場(新温泉町(旧温泉町))

2011/06/22  

但馬六十六地蔵尊めぐり【たじまろくじゅうろくじぞうそんめぐり】

 

但馬六十六地蔵尊めぐり【たじまろくじゅうろくじぞうそんめぐり】

40山東町柴
●六十六地蔵を巡る、但馬の遍路道
但馬全土を巡る総道程約175kmの遍路道。地蔵尊は天日槍伝説に由来します。昔、泥海だった但馬の土地を、新羅の王子・天日槍命が瀬戸の岩山を開き、但馬の平野を開拓した際に、泥がなかなか乾かないため、その地面が固まるように祈願して、六十六の地蔵を祀ったといわれています。日本全国六十六ケ国の但馬版として整備された巡礼道で、心を込めて巡れば、全国をまわるだけの功徳が得られるとされています。最近では森林浴のコースとしても注目を浴びています。

六十六霊場札所
1香美町香住区七日市   2浜坂町福富
3新温泉町三谷      4新温泉町井土
5新温泉町金屋      6新温泉町九斗山

7香美町香住区大野    8香美町香住区下岡
9香美町香住区奥安木  10香美町香住区相谷
11豊岡市竹野町奥須井  12豊岡市竹野町松本
13豊岡市竹野町羽入   14豊岡市竹野町林
15豊岡市竹野町御又   16豊岡市竹野町床瀬
17豊岡市日高町太田   18豊岡市日高町山宮
19豊岡市日高町羽尻   20豊岡市日高町田口
21豊岡市日高町名色   22豊岡市日高町稲葉
23豊岡市日高町山田   24香美町村岡区長瀬
25香美町村岡区味取   26香美町村岡区和田
27香美町村岡区村岡   28香美町村岡区福岡
29養父市福定      30養父市関宮
31養父市八鹿町高柳   32養父市八鹿町馬瀬
33養父市八鹿町天子   34養父市稲津
35養父市伊豆      36養父市大屋町山路
37養父市内山      38朝来市桑市
39朝来市生野町円山   40朝来市山東町柴
41朝来市和田山町筒江  42朝来市和田山町殿
43朝来市和田山町枚田  44朝来市和田山町玉置
45朝来市和田山町岡田  46朝来市和田山町林垣
47朝来市和田山町高田  48養父市藪崎
49養父市八鹿町伊佐   50養父市八鹿町浅間
51豊岡市日高町浅倉   52豊岡市日高町藤井
53豊岡市豊岡市佐野   54豊岡市滝
55豊岡市城崎町来日   56豊岡市城崎町湯島
57豊岡市津居山     58豊岡市城崎町楽々浦
59豊岡市城崎町結    60豊岡市金剛寺
61豊岡市下宮      62豊岡市出石町奥小野
63豊岡市但東町木村   64豊岡市出石町寺坂
65豊岡市出石町出石   66豊岡市出石町奥山

2011/06/22  

海水浴場【かいすいよくじょう】

 

海水浴場【かいすいよくじょう】

竹野浜海水浴場
気比の浜海水浴場
佐津海水浴場
浜坂県民サンビーチ
●美しい景観、水質のよい海は海水浴に最適
日本海に面する但馬の海岸は、山陰海岸国立公園に指定されており、変化に富んだ美しい景観の海岸線をもっています。海岸線の入り江に点在する海水浴場はほとんどが遠浅で潮流が少なく、泳ぐのに適しており、毎夏、たくさんの人でにぎわいをみせています。
但馬の海岸はどこも水質のよいきれいな海として知られていますが、中でも竹野浜海水浴場は、約1キロにわたる白い砂浜と遠浅の海、松並木の美しい景観で、明治時代から海水浴場として親しまれてきました。海水浴場としての環境のよさから「日本の水浴場88選」(2001年環境省選定)や「日本の渚100選」にも選ばれています。水の透明度が高いので、スノーケリング、スキューバダイビングなどにも適しています。
また各地の海水浴場は、ほとんどがキャンプ場を併設しており、夏のアウトドアレジャーをぞんぶんに楽しむことができます。【但馬の海水浴場】

■気比の浜海水浴場(豊岡市)
■竹野浜海水浴場(豊岡市竹野町)
※日本の水浴場88選・日本の渚100選
■弁天浜海水浴場(豊岡市竹野町)
■切浜海水浴場(豊岡市竹野町)
■青井浜海水浴場(豊岡市竹野町)
■安木浜海水浴場(香美町香住区)
■佐津海水浴場(香美町香住区)
■柴山海水浴場(香美町香住区)
■今子浦海水浴場(香美町香住区)
■香住浜海水浴場(香美町香住区)
■三田浜海水浴場(新温泉町(旧浜坂町))
■浜坂県民サンビーチ(新温泉町(旧浜坂町))
■居組県民サンビーチ(新温泉町(旧浜坂町))
■諸寄海水浴場(新温泉町(旧浜坂町))

2011/06/22  

博物館・美術館【はくぶつかん・びじゅつかん】

 

博物館・美術館【はくぶつかん・びじゅつかん】
バネ
植村直己冒険館
但馬国府・国分寺館


日本・モンゴル民族博物館


史跡・生野銀山


あさご芸術の森

●まちの個性に出会える展示施設
但馬の3市2町、それぞれのまちには、それぞれの個性があり、多彩ななテーマをもつ展示施設があります。それらは、観光客に向けてまちの魅力を発信する観光スポットとしても力を発揮しています。■県立円山川公苑・美術館(豊岡市)
円山川の河岸にあるスポーツ・文化のレクリエーション施設にある美術館。近代・現代美術を中心とした、さまざまな企画展を催しているほか、一般の人の美術活動の場としても解放されています。

■植村直己冒険館(豊岡市日高町)
5大陸の最高峰登頂、北極圏12,000キロの単独犬ぞり行などで、世界的に有名な冒険家・植村直己の故郷・豊岡市日高町にある展示館。
愛用のカメラや、犬ぞり、衣類ほか、植村直己が実際に使った、おびただしい数の装備品が広い壁面いっぱいに展示され、厳しい旅を物語っています。冒険の足跡のパネル紹介や、冒険映像の上映もおこなわれています。周囲は、植村直己記念スポーツ公園として整備されています。

■但馬国府・国分寺館(豊岡市日高町)
平成16年に誕生した但馬国府・国分寺館は、国史跡但馬国分寺跡、但馬国府跡(祢布ヶ森遺跡・にょうがもりいせき)に隣接した場所に造られた博物館です。旧日高町内で発掘された数多くの貴重な出土品を展示。先人の残してくれた貴重な歴史遺産を守り、次代の人たちに継承していくための拠点となる施設です。

■日本・モンゴル民族博物館(豊岡市但東町)
モンゴルとの交流が盛んな豊岡市但東町には、国内でもめずらしい、モンゴルの多彩な展示品や資料を紹介する博物館があります。
館内には、原寸大の移動式住居・ゲルや、馬頭琴などの楽器、民族衣装、玩具、仏教美術品、絵画など、約5000点を展示、草原の動物プレーリードッグも飼育されています。豊岡市但東町の民族文化を紹介する伝承文化体験交流館も併設しています。
■史跡・生野銀山(朝来市生野町)
大同2年(807年)に開坑され、昭和48年の閉山まで1200年の歴史を持つ大鉱山・生野銀山。実際の坑道の中を見学できるだけでなく、国際的にも有名な鉱山標本を約2,000点も展示する国内最大級の鉱物博物館があります。ほかに、鉱山の様子を紹介する鉱山資料館や、上納銀のできる行程を電動人形が再現する吹屋資料館などもあります。

■朝来市あさご芸術の森・あさご芸術の森美術館(朝来市)
多々良木ダムの麓に広がるあさご芸術の森は、人・自然・芸術が調和するオープンな芸術空間。広大で緑豊かな野外彫刻公園には、朝来市出身の世界的な彫刻家・淀井敏夫氏の作品や、全国公募で選ばれた十数点の彫刻作品が配置され、アーティスティックな空間をつくり上げています。屋内の美術館には淀井氏の作品展示室や芸術情報提供コーナーがあり、屋内外あわせて淀井氏のほぼ全作品を所蔵しています。

【上記以外の博物館・美術館】

■豊岡市出土文化財管理センター ※郷土資料館(豊岡市)
■玄武洞ミュージアム(豊岡市)
■城崎美術館(豊岡市城崎町)
■城崎文芸館(豊岡市城崎町)
■伊藤清永美術館(豊岡市出石町)

■大乗寺 ※円山派古画展覧場(香美町香住区)
■香美町海の文化館(香美町香住区)
■県立木の殿堂(香美町村岡区)
■民俗資料館・まほろば(香美町村岡区)
■但馬高原植物園-瀞川平-(香美町村岡区)

■県立但馬牧場公園(新温泉町(旧温泉町))
■先人記念館・以命亭(新温泉町(旧浜坂町))

■あゆ公園水族館(養父市大屋町)

■朝来市生野書院(朝来市生野町)
■朝来市和田山郷土文化財館(朝来市和田山町)

2011/06/22  

温泉【おんせん】

 

温泉【おんせん】

城崎温泉街
外湯のひとつ、一の湯
湯村温泉の荒湯周辺
高温の温泉でゆでる
温泉たまごが湯村の名物
●有名な温泉街や各地の温泉施設
但馬は古くから、城崎温泉、湯村温泉の2つの有名な温泉街をかかえ、遠方から訪れる多くの観光客を迎えてきました。ほかの各地にも温泉が湧き出ており、近年、それらの温泉に次々と入浴施設がつくられて、新たな誘客スポットとして展開されています。■城崎温泉(豊岡市城崎町)
1400年余り前にコウノトリが発見したとされる城崎温泉は、古い歴史を持つ温泉地。但馬の老舗ともいうべき温泉で、JR城崎駅をおりてすぐに温泉街があるというアクセスのよさも手伝って、但馬の観光の大きな目玉となるスポットのひとつです。小説「城の崎にて」の作者・志賀直哉をはじめ、古くからたくさんの文人・墨客が訪れ、愛された温泉として有名です。温泉街の中央を流れる大谿川沿いに青々とした柳並木が続き、木造3階建ての旅館が連なるしっとりとしたたたずまいには、懐かしい温泉まちの風情があふれています。
城崎温泉は昔から、町内にある7つの外湯(そとゆ) 、つまり温泉のお風呂屋さんをまわって楽しむ、「外湯めぐり」のスタイルが定番。現在は、さとの湯・一の湯・地蔵湯・柳湯・鴻の湯・御所湯・まんだら湯の7つの外湯があり、順次、改築などをおこなって新たな設備を整えるなど、それぞれに個性的なお風呂を楽しんでもらおうと力をそそいでいます。■湯村温泉(新温泉町(旧温泉町))
約1150年前、慈覚大師によって発見されたと伝えられる湯村温泉もまた、但馬の誇る温泉まちです。温泉街を流れる春来川沿いにある源泉・荒湯(あらゆ)からは、夏でももうもうと湯けむりをあげながら、温度98度、日本一高温といわれる温泉が湧き出ています。
また、ドラマや映画で吉永小百合さんが主人公を演じた、早坂暁の小説「夢千代日記」の舞台としても有名です。荒湯周辺の河岸には、湯村を訪れた有名人の手形モニュメントが並ぶ散策道や、散策中に足を休める「足湯場」などが整備され、観光客でにぎわっています。
荒湯近くの「薬師湯」、多彩な露天風呂が楽しめる「リフレッシュパークゆむら」など外湯施設も充実しています。さらに、「湯めぐり札」を購入すると、宿泊した旅館以外にも温泉街の旅館・外湯の7カ所のお風呂が楽しめる「七福神湯めぐり」のシステムが数年前にスタートし、好評を得ています。【但馬の温泉】

■城崎温泉(豊岡市城崎町)
■蘇武峡温泉(豊岡市日高町)
■十戸温泉(豊岡市日高町)
■日和山温泉(豊岡市)
■出石温泉(豊岡市出石町)
■シルク温泉(豊岡市但東町)
■竹野温泉(豊岡市竹野町)
■奥城崎温泉(豊岡市竹野町)■かすみ・矢田川温泉(香美町香住区)
■佐津温泉(香美町香住区)
■柴山温泉(香美町香住区)
■香住温泉(香美町香住区)
■村岡温泉(香美町村岡区)
■ハチ北温泉(香美町村岡区)

■浜坂温泉(新温泉町(旧浜坂町))
■七釜温泉(新温泉町(旧浜坂町))
■湯村温泉(新温泉町(旧温泉町))

■若杉高原温泉(養父市大屋町)
■関宮温泉・万灯の湯(養父市関宮)
■とがやま温泉(養父市八鹿町)
■やぶ温泉(養父市)

■黒川温泉(朝来市生野町)
■よふど温泉(朝来市山東町)

2011/06/22  

金属バネ工業【きんぞくばねこうぎょう】

 

金属バネ工業【きんぞくばねこうぎょう】
バネ
用途も多様化する金属バネ
兵庫県の特産品に指定
●日本の高度経済成長とともに発展
但馬の地場産業の中では歴史が新しく、第二次世界大戦中に大阪市内のスプリング工場が朝来市和田山町に疎開し、工場を開設したのがはじまりです。

昭和25年の朝鮮戦乱特需以降、景気上昇の波に乗り、増大する需要に応じて、自動車、車輌、弱電産業への部品を供給し発展してきました。
昭和60年に、企業が和田山を中心にして、養父、朝来の各市にひろがって合計数18、従業員195名、生産額年間18億円余がありました。

製品は線バネ、薄板バネを中心に、つる巻バネ、重ねバネなど。出荷先、原料仕入先が、大阪、岡山、愛媛などと遠隔地にあるため、金属工業の立地には必ずしも有利ではなく、円高不況のなかで主要なユーザーである自動車、弱電機メーカーなどの海外進出と現地での部品調達方式が進行していく中で、技術力の向上、販路の拡大が重要な課題とされています。
中でも朝来市和田山町の金属バネ工業は、県の特産品に指定され、コンピュー夕用のわずか数ミリのものから、工業用の大きなスプリングまで毎日数十トン単位で生産し、東京・大阪などの工業地へと出荷しています。

2011/06/22  

但馬杜氏【たじまとうじ】

 

但馬杜氏【たじまとうじ】
升酒

長年の知識と技術
但馬杜氏が造り出す
甘露の雫。
麹づくり
麹づくり
香りや風味の成分となる麹をつくる作業。酒つくりの中で最も神経を使う重要な仕事とされています。

●関連情報
新温泉町役場

●但馬人気質が造りだす甘露の雫
但馬では、特に雪深い地方の人たちが冬季の働き場所を求め、出稼ぎとして、全国各地に酒造りに出かけました。杜氏とは酒造りの最高責任者のことです。酒造りは杜氏・蔵人(くらびと)のグループが、新米の刈り入れの終わる10月頃から翌年の春まで、約6~7カ月の間、家を離れ、酒造会社の蔵元に泊まり込んでおこなわれます。蔵によって人数は異なりますが、数人から20人程度の蔵人がチームをつくり、杜氏の指導のもとで酒造りの作業をおこないます。「一蔵一杜氏」といわれるように、杜氏の数だけ酒の種類があるといわれています。
但馬の人は、慎重で誠実、質素にも耐えて思いやりがあり、粘り強い精神力があります。長年の知識と技術の蓄積が今日の但馬杜氏を生みだしました。

●記録に残る但馬杜氏
記録に残るものでは、天保8年(1837年)大阪でおこった大塩平八郎の乱に関連して、大和郡山にいた小代庄城山(香美町小代区)出身の杜氏、藤村某が登場します。藤村はこの地方の代表格で、城主の信頼も厚かったといいます。この時代から、すでに数多くの但馬の杜氏が地方に出かけていたことがわかります。
平成4年の記録では、全国の杜氏は1,754人、但馬の杜氏は全体の1割を占め、近畿を中心に中国・四国・北陸などで活躍していました。しかし、その数も20年前と比べると4分の1、5分の1に減少し、高齢化も進んでいます。また、冬季の出稼ぎシステムも時代にそぐわなくなってきています。最近、酒造りも機械化されてきましたが、手づくりの味の魅力は依然として重宝されています。

2011/06/22  

キャンプ場【きゃんぷじょう】

 

キャンプ場【きゃんぷじょう】

奈佐森林公園
湯の原温泉オートキャンプ場


今子浦ファミリーキャンプ場


柤大池公園バンガロー村


石ヶ堂古代村キャンプ場

●海・山・高原・渓谷、どこでもキャンプ
但馬は豊かな自然に恵まれており、海岸部、山間部ともに、気軽にアウトドアレジャーが楽しめるキャンプ場がたくさん整備されています。浜辺の松林、高原、森の中、滝のある渓谷など、ロケーションもさまざま。
キャンプ場には、テントサイトや常設テント、トイレ、炊事施設、シャワーなどの設備があるほか、キャンプファイヤー設備、コテージやバンガロー、ログハウスなど快適に過ごせる宿泊棟を備えているところ、オートキャンプができるところ、温泉施設や体験施設のあるところなど、学校の野外教育から、家族・グループの利用まで多様な目的に幅広く対応しています。【但馬のキャンプ場】

■奈佐森林公園(豊岡市)
■気比の浜きのさきKビーチ(豊岡市)
■白糸の滝キャンプ場(豊岡市出石町)
■兵庫県子ども自然村(豊岡市但東町)
■神鍋高原キャンプ場(豊岡市日高町)
■湯の原温泉オートキャンプ場(豊岡市日高町)※オートキャンプ可
■来日岳林間キャンプ場(豊岡市城崎町)
■たけのこ村キャンプ場(豊岡市竹野町)
■竹野浜海水浴場(豊岡市竹野町)
■弁天浜海水浴場(豊岡市竹野町)
■青井浜海水浴場(豊岡市竹野町)
■切浜海水浴場(豊岡市竹野町)
■休暇村竹野海岸(豊岡市竹野町)

■浜坂県民サンビーチ(新温泉町(旧浜坂町))
■居組県民サンビーチ(新温泉町(旧浜坂町))
■草太園地キャンプ場(新温泉町(旧温泉町))※オートキャンプ可

■今子浦ファミリーキャンプ場(香美町香住区)
■三田浜キャンプ場(香美町香住区)
■吉滝キャンプ場(香美町小代区)
■県立兎和野高原野外教育センター(香美町村岡区)※オートキャンプ可
■グリーンパークハチ北(香美町村岡区)
■柤大池公園バンガロー村(香美町村岡区)※オートキャンプ可

■鉢伏高原キャンプ場(養父市関宮)
■町営氷ノ山逆水キャンプ場(養父市関宮)
■妙見キャンプ場(養父市八鹿町)
■石ヶ堂古代村キャンプ場(養父市広谷)
■天滝公園キャンプ場(養父市大屋町)※オートキャンプ可

■兵庫県青年の山(朝来市山東町)
■緑ヶ丘キャンプ場(朝来市)
■魚ヶ滝キャンプ場(朝来市生野町)
■菅町キャンプ場(朝来市生野町)※オートキャンプ可
■せせらぎ荘キャンプ場(朝来市生野町)