2011/06/28  

スキー場【すきーじょう】

 

スキー場【すきーじょう】
バネ

●雪質よし、アクセスよしの人気スキー場
但馬には、ハチ高原、ハチ北高原、豊岡市日高町の神鍋高原などが代表するスキー場が点在し、松葉ガニと並んで、冬期の観光の大きな柱となっています。但馬のスキー場は、雪質のよさと、京阪神からのアクセスのよさで、初心者から上級者にいたるまで広く親しまれています。
人口造雪機を設置して雪の少ない時期に対応したり、近年人気の高いスノーボードゲレンデや、ハーフパイプ、モーグルなどのコースを整備するなど、観光客のニーズに応えるゲレンデづくりに力を入れており、各種ウインタースポーツの公式競技もおこなわれています。また、年齢やスキーの巧拙に関係なく楽しめる雪まつりなどのイベントを開催して、あらゆる年齢層の集客につとめています。

【但馬のスキー場】

■神鍋高原スキー場(豊岡市日高町)
・大岡山ゲレンデ
・アップかんなべゲレンデ
・万場ゲレンデ
・奥神鍋ゲレンデ
■ハチ北高原スキー場(香美町村岡区)
■スカイバレイスキー場(香美町村岡区)
■おじろスキー場(香美町小代区)
■ミカタスノーパーク(香美町小代区)
■ハチ高原スキー場(養父市関宮)
■大久保ゲレンデ(養父市関宮)
■ハイパーボウル東鉢(養父市関宮)
■氷ノ山国際スキー場(養父市関宮)
■葛畑スキー場(養父市関宮)
■若杉高原おおやスキー場(養父市大屋町)
■牧場公園スキー場(新温泉町(旧温泉町))

2011/06/28  

ざんざか・ざんざこ【ざんざか・ざんざこ】

 

ざんざか・ざんざこ【ざんざか・ざんざこ】
大杉
大杉ざんざこ踊
(養父市)
・養父市大屋町大杉二宮神社
8月16日
・国指定無形民俗文化財
若杉
若杉ざんざか踊
(養父市)
・養父市大屋町若杉三宮神社
8月16日
・県指定無形民俗文化財

●関連情報
養父市役所

 

大杉ざんざこ踊
・養父市大屋町/大杉二宮神社/8月16日/国指定無形民俗文化財

大杉ざんざこ踊は鬼踊りとも呼ばれ、かけ声の中、大シデを背負った4人の中踊りを大勢の踊り子が取り囲み、古式にのっとり踊られます。発祥は明らかではありませんが、一説によると、昔、カガミという流行病が村を襲い、これを嘆いた庄屋が慶安2年(1649)に伊勢に参拝した帰途、奈良にてこの踊りを習い覚え、旧暦7月16日、氏神に奉納したところ、村が次第に平穏になったと伝えられています。

若杉ざんざか踊
・養父市大屋町/若杉三社神社/8月16日/県指定無形民俗文化財

大杉ざんざこに対して若杉ざんざか踊は姫踊りという別名が表すように、優雅でかつ古式ゆかしい踊りです。村に残る文書の中に、その昔、大和の修業者が一人やって来て、村で流行していた大難の病気を平癒するため、氏神様に踊りを奉納したことから始まったとされています。

九鹿ざんざか踊り
(養父市)
・養父市八鹿町九鹿日枝神社
10月第3日曜日
・県指定無形民俗文化財

 

九鹿ざんざか踊り
・養父市八鹿町/九鹿日枝神社/10月第3日曜日/県指定無形民俗文化財

神功皇后の三韓征伐の凱旋を祝って踊ったのが始まりと伝えられていますが、由来を明らかにするものがありません。踊りの動作、歌詞、服装などに室町時代の色が濃く、当時の修験者らが疫病退散、五穀豊穣を祈願して、奉納したのが起源と推測されています。
4~5人からなる、かみしも姿の唄い手の踊り唄と、「サンザカザンザカ ザンザカザットゥー」の掛け声に合わせ、紺の筒袖と股引姿の踊り手が踊ります。小中学生が角兵衛獅子の所作に似た子ども踊りで前座をつとめ、青年を中心とした8人が大人踊りを踊り、豆しぼりの手拭いで向こう鉢巻、腰に太鼓、手に木ばちなど古式にのっとたいでたちで、荘重さの中にも力強く、気迫に満ちています。


寺内
寺内ざんざか踊り
(朝来市和田山町)
・朝来市和田山町寺内山王神社
7月第3日曜日
・県指定無形民俗文化財

 

寺内ざんざか踊り
・朝来市和田山町/寺内山王神社/7月第3日曜日/県指定無形民俗文化財

五穀豊穣や子孫繁栄を願って、慶安(1648~1652)のころに始まったといわれ、以来、地元衆の皆さんによって引き継がれています。山王の遣いである猿にふんした12人の踊り手が円陣を組み、腰の太鼓を「ザンザカザットウ」の囃子(はやし)に合わせて打ち鳴らします。また、その中心では2人の踊り手が飾り付けをした高さ3メートルの「しない」と呼ばれる竹を背負い、それをからませたり地面に打ちつけたりしながら踊りを奉納します。


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久谷ざんざか踊り
(新温泉町・旧浜坂町)
・新温泉町久谷八幡神社
9月15日
・県指定無形民俗文化財

 

久谷ざんざか踊り
・新温泉町(旧浜坂町)/久谷八幡神社/9月15日/県指定無形民俗文化財

全国各地に分布している風流太鼓のひとつで、八幡神社の祭りに、神前や家々の庭先で五穀豊穣や氏子の安全を願って踊られます。踊り手は若い中高生で、華やかな一文字笠をかぶり、腰につけた締太鼓を叩きながら踊ります。
起源は、地元に伝わる伝承や歌の歌詞から、室町時代末から江戸時代のはじめごろに確立したと考えられています。風流太鼓踊りは、手に持つ持ち物や音から西播ではチャンチャコ踊りなどとも呼ばれ、但馬や西播、丹波地方にも残っています。

2011/06/22  

別宮のお綱うち【べっくうのおつなうち】

 

別宮のお綱うち【べっくうのおつなうち】
お綱打ち
別宮のお綱うち(養父市)
・養父市別宮

1月9日

別宮のお綱うち
養父市/別宮/1月9日
150年は続いていると思われる伝統行事。早朝、地区の男たちが集まり、大きな声をかけて、太い藁(わら)をねじりながら回り、三ッ組の太さ約30cm、長さ17~18m、重さ70~80kg大綱を作ります。20数人もの男が交代しながら汗を流す大がかりなもの。できあがった綱は、お綱屋敷で上と下地区に別れ、村中で綱引きをします。7回綱引きをし、最後に上地区が勝ち、その年は豊作になるとされています。綱はその後、カンザキの岡まで運び、大きな2本のケヤキの木に飾るように結びつられます。カリマタの方からくる悪魔を鎮めるとされています。

2011/06/22  

ざんざか・ざんざこ【ざんざか・ざんざこ】

 

ざんざか・ざんざこ【ざんざか・ざんざこ】
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高速回線用 低速回線用
5.9MB 1.1MB
PLAY TIME:2分43秒
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2011/06/22  

県立但馬長寿の郷【けんりつたじまちょうじゅのさと】

 

県立但馬長寿の郷【けんりつたじまちょうじゅのさと】
Panorama VRは左右に360度見渡すことができます

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2011/06/22  

あゆ公園・おおや農村公園 【あゆこうえん・おおやのうそんこうえん】

 

あゆ公園・おおや農村公園
【あゆこうえん・おおやのうそんこうえん】

Panorama VRは左右に360度見渡すことができます

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鉱石の道【こうせきのみち】

 

鉱石の道【こうせきのみち】
神子畑選鉱所
神子畑選鉱所

神子畑鋳鉄橋
神子畑鋳鉄橋

ムーセ旧居
ムーセ旧居

明延探検坑道
明延探検坑道

一円電車
一円電車

生野銀山
生野銀山

鉱石の道
・生野、神子畑 (朝来市)、明延(養父市)
・近代化遺産

●関連情報
「鉱石の道」


●明延~神子畑~生野鉱山を結ぶ輸送ルート

生野鉱山(朝来市生野町)、神子畑鉱山(朝来市)、明延鉱山(養父市大屋町)は、明治時代から昭和にかけて、国内のスズや銅の主力産地として日本の近代産業を支えました。これら3つの鉱山には、鉱石や人、物資を運ぶため、鉱石輸送の専用道路が整備されていました。明延で採掘された鉱石が、専用電車(一円電車)で神子畑選鉱所へ運ばれて選鉱・製錬され、専用道路で生野精錬所に輸送。 高純度のインゴットとなって、生野鉱山本部から銀の馬車道を通って姫路・飾磨港へと運ばれていきました。
現在、明延~神子畑~生野間の輸送ルートは「鉱石の道」と名付けられ、産業遺産をめぐる観光ルートとして整備されています。現在も残る「神子畑鋳鉄橋(日本最古の鋳鉄橋)」や「羽渕鋳鉄橋」は輸送路の整備のため建設されたもの。この山深い場所に近代的な鋳鉄製の橋が建設されたことは、明治政府の力の入れようを物語っています。
沿線ではその他にも、一円電車やムーセ旧居(外国人宿舎)など、往時を偲ぶ貴重な貴重な産業遺産群を見学するこができます。

2011/06/22  

大わらじ・大ぞうり【おおわらじ・おおぞうり】

 

大わらじ・大ぞうり【おおわらじ・おおぞうり】
田ノ口賽の神祭
(豊岡市日高町)
・豊岡市日高町田ノ口

1月第2月曜日

 

田ノ口賽の神祭
豊岡市日高町/田ノ口/1月第2月曜日

賽(さい)の神は、道を遮り悪霊の侵入を防ぐ「道切り」の神として、古くから人々のあつい信仰を集めてきました。一般的には注連縄(しめなわ)をまつりますが、田ノ口では大きさ約1.5mの大草鞋(おおわらじ)と大草履(おおぞうり)をつくります。朝、氏子たちがお堂に集まってつくり、村の賽の神へ運びます。はしごを使って神木に奉納し、神事がとりおこなわれます。


大草履
安井の大草履(養父市)
・養父市安井

1月3日

 

安井の大草履
養父市/安井/1月3日

安井地区で、村を守るための厄除け祈願として古くから行われている神事。男たちが、きれいな打ちわらを少しずつ持ち寄って大草履をつくります。作るのは片方だけで、幅約1m、長さ約1.3mという大きなもの。大草履づくりに関わるのは6~7人で、あとの人たちは家族の無病息災を祈願するための小草履を片方ずつ作ります。

2011/06/22  

宿南家住宅主屋【しゅくなみけじゅうたくおもや】

 

宿南家住宅主屋【しゅくなみけじゅうたくおもや】
森田家住宅
宿南家住宅主屋

・養父市八鹿町宿南
・県重要文化財

●養蚕農家の初期の形態を残す庄屋屋敷
1803年に建築された宿南家住宅主屋は木造2階建ての入母屋造で、現在も覆いのない茅葺き屋根が残る貴重な建物です。屋根裏を蚕室とした中3階建て(3層)構造になっていて、この地域独特の養蚕農家としての形式をとどめています。
但馬地域の中でも最も養蚕が盛んに行われていた養父市には、確認されているだけで824軒の養蚕農家が報告されていますが、宿南家住宅はその中でも最古のものとされています。養蚕農家の初期の形態を残す極めて稀少な建物として評価され、2008年に県の重要文化財に指定されました。
同地区には、「但馬聖人」と呼ばれ、明治・大正期を担う人材を多数育てた儒学者・池田草庵の私塾である「青谿書院」も立地しています。

※同住宅は原則として非公開

2011/06/22  

八柱神社【やはしらじんじゃ】

 

八柱神社【やはしらじんじゃ】
八柱神社

八柱神社

八柱神社

・養父市八鹿町八鹿
・本殿
県登録有形文化財

●19世紀前期の組物、彫刻が残る
養父市八鹿町八鹿地区景観形成地区の重点文化財活用地区にある神社で、2007年(平成19)に県の文化財に登録されました。桁行一間、梁間一間の入母屋造で、屋根は柿葺。建立年代を示す資料は残っていませんが、建築様式から文化年間(19世紀前期)とみられています。
装飾性に富んだ建築で、獅子、木鼻の象、波と兎など、繊細で精巧な彫刻がみられます。また、屋根は複雑で丁寧なもので、入母屋造の本殿には、正面に千鳥破風を付け、さらに軒唐破風を重ねています。
当初の部材が状態の良いままで多く保存されており、地域の歴史や文化の特徴を示すものとして、貴重な建築物です。