2023/01/16  

焼りんご【やきりんご】

 

焼りんご
【やきりんご】
焼りんご

焼りんご

●愛され続けるロングセラー
パッケージを見ると「わぁ懐かしい!」と思わず声が出る方も多いのではないでしょうか。南但(朝来市・養父市)の人なら一度は食べたことがある懐かしの味「焼りんご」は1972年創業の隆盛堂で作り続けられている銘菓です。

りんごは焼くと皮が小麦色になることから、その色にそっくりだったので「焼りんご」の名がつきました。

ふんわり丸い可愛らしいフォルム。実際りんごは入ってませんが、フワフワの生地の中には、まろやかなバタークリームがサンドされており、食べるとほっこり優しい気持ちになります。夏は冷凍して食べる人もいるとか。

すべて手作業で作られている焼りんご。昔は明延鉱山の売店などでも販売しており、当時では珍しい個包装だったため、衛生面でも安心感があり、お土産にも重宝されたそうです。
美味しさの秘密は、昔のまま味を変えないのではなく、繊細なマイナーチェンジの積み重ねによってお馴染みの味が守られています。

・隆盛堂製菓株式会社 079-673-2360
https://ryuseido-seika.jp/

2021/01/24  

生野紅茶【いくのこうちゃ】

 

生野紅茶
【いくのこうちゃ】
生野紅茶
生野紅茶

生野紅茶
茶畑

生野紅茶
加工の様子

●栽培から加工、販売まで生野の茶畑から生まれる但馬の和紅茶
日本有数の鉱山町、朝来市生野町。昔から各家庭で日本茶の栽培が盛んで、“銀山茶”として多くの町民に飲まれていました。現在、その茶葉を利用して『生野紅茶』が作られています。

そもそも日本茶と紅茶は製造過程の違いだけで茶葉は同じ。茶葉を完全発酵したものが紅茶です。まず初めに、機械で摘んだ茶葉に風を当ててしおらせます。次に、揉み込み作業を行った後、33〜35度に温めて発酵。そして、茶葉の汁気を取り除くため、さらに乾燥させます。最後に、混ざっている茎と葉を分け、カットして完成。

そうしてできた生野紅茶は、渋みが少なくてすっきりとした味わいが特徴です。透明度が高くて濁りにくく、アイスティーにもよく合います。

2015/01/31  

生野ハヤシライス【いくのはやしらいす】

 

生野ハヤシライス【いくのはやしらいす】
生野ハヤシライス
生野ハヤシライス

生野ハヤシライス
レトルトパック

●生野鉱山の社宅で食べられた懐かしの味
鉱山町として知られる朝来市生野町の生野鉱山周辺では、まち歩きを楽しむ取り組みとして「生野ハヤシライス」を各店舗で展開中です。
生野鉱山が最盛期を迎えていた昭和30~40年代、都会から転勤してきた鉱山職員の社宅にはハイカラなものがたくさんありました。ハヤシライスもそのひとつで、洋食が珍しかった当時、生野の子どもたちにとって赤褐色の食べ物は強く印象に残ったといいます。
現在、生野には復刻ハヤシライスの提供店が点在しており、当時の味をベースにした各店オリジナルの味が楽しめます。また、お土産用に酸味のある昭和30年代、コクのある昭和40年代の2種類のレトルトパックも販売されています。

・生野ハヤシライス部会 079- 679-2233

2015/01/10  

鹿肉料理【しかにくりょうり】

 

鹿肉料理【しかにくりょうり】
鹿肉定食
鹿肉定食
(道の駅あさご)

鹿肉丼
鹿肉丼
(道の駅フレッシュあさご)

●鉄分も多く、ヘルシーな健康食材
野生動物(シカ・イノシシ)による農業被害を軽減するため、朝来市では鹿肉を使ったジビエ料理の普及に努めています。近年、鹿肉は健康食材として見直されており、人気を集めています。他の肉に比べて、低カロリーで高タンパク、鉄分も豊富なので、女性や健康志向の人にはとっておきの食材です。
朝来市では道の駅あさごで「鹿肉定食」、道の駅フレッシュあさごで「鹿肉丼」「鹿肉カレー」を提供しています。

・道の駅あさご 079- 678-0808
・道の駅フレッシュあさご 079- 670-4120

2011/11/22  

岩津ねぎ【いわつねぎ】

 

岩津ねぎ【いわつねぎ】

岩津ねぎ

●関連情報
朝来市役所

●甘みと独特の風味!日本三大ねぎのひとつ
岩津ねぎは、生野銀山の役人が京都からネギの種子を持ち帰り、生野銀山の冬の生鮮野菜として栽培を始めたといわれています。現在では、博多の「万能ねぎ」、群馬の「下仁田ねぎ」と並ぶ日本三大ねぎの一つとして、全国にその名を知られています。
関東の根深ねぎ(白ねぎ)と関西の葉ねぎ(青ねぎ)とのちょうど中間種で、青葉の部分から白根まで全て余すところなく食べられるのが特長です。
朝来市では約140戸の農家が15haの作付け面積で栽培しています。減農薬栽培をきっかけに平成14 年度には「ひょうご安心ブランド」の認定、平成15年度にはJAたじま特別栽培農産物「コウノトリの贈り物」の認定を受けるなど、近年も熱心に栽培が行われています。また朝来町では堆肥処理施設を整備する一方、岩津ねぎの商標を取得することでブランドの保全にもつとめています。
朝来市内で生産された岩津ねぎは、県内および大阪市場を中心に、一般向け、また高級贈答用として出荷されます。市内の直売所では新鮮な岩津ねぎが販売されています。

掘り上げて時間がたつほど、辛みが増すという岩津ねぎは、調理人の工夫一つで料理のバリエーションはどこまでも広がります。そんな中でも岩津ねぎは焼いて食べるのが一番だと言われています。
焼いたアツアツの岩津ねぎは、かみしめると、やや厚めの肉層から甘味と独特の風味がこぼれだし、口いっぱいに広がります。また、冬季野菜ということで、鍋物にも最適のねぎです。食べると体が暖まるので、地元でも冬場になくてはならない野菜です。
岩津沿道の直売所、市内の道の駅、都市地域の主だったスーパー、ショッピングセンター、百貨店でも販売しています。

2011/11/22  

地酒【じざけ】

 

地酒【じざけ】



●但馬のうまい水が酒をつくる
但馬各地にうまい酒あり。きゅ~と一杯、甘露の雫を楽しむ。日本酒ひとつとっても、精米歩合が50%以下、蔵元自信作の日本酒市場を彩る大吟醸酒、アルコール分20度前後と高く濃厚な原酒、フレッシュな風味が特徴の生酒のほか普通酒をはじめ、純米酒・本醸造酒・吟醸酒・山廃など、製造方法や原材料の違いによって多くの種類があります。
但馬の地酒の歴史も古く、約300年前から創業という老舗が多くあり、但馬ならではの風土と人情が醸し出すうまい酒をつくり続けています。近年では、地元の特産品を活かしたワインや発泡酒もつくられています。銘柄からもその地酒に込められた味わい深さを感じとることができます。
また、但馬杜氏は日本各地でも活躍し、長年の知識と経験、熟練の技が高く評価されています。

●豊岡市
・翔鸛/但馬酒造 0796-22-3248
・城崎地ビール/グビガブ 0796-32-4545
・雪之梅/友田酒造 0796-42-1020

・楽々鶴/出石酒造 0796-52-2222
・そば粉入り発泡酒・出石浪漫/城山ガーデン 0796-52-7530

●香美町
・香住鶴/香住鶴 0796-36-0029
・梨花一輪(梨ワイン)/トキワ 0796-36-0127

●新温泉町(旧浜坂町)
・風鶴/吉村酒造 0796-83-3110

●養父市
・夫婦杉/八鹿酒造 079-662-2032

・仙櫻/山陽盃酒造 0790-62-1010
・関のみやび/銀海酒造 079-667-2403

●朝来市
・坑内熟成酒・岳/シルバー生野 079-679-2010

・但馬/此の友酒造 079-676-3035
・竹泉/田治米合名 079-676-2033

2011/11/22  

渓流魚料理【けいりゅうさかなりょうり】

 

渓流魚料理【けいりゅうさかなりょうり】

ヤマメ


アマゴ料理

●渓流の恵みを受けた川魚料理
豊かな自然に恵まれた但馬は、美しい清流や滝がたくさんあります。そこには鮎、ヤマメ、アマゴ、ニジマスなどの川魚がイキイキと暮らしています。渓流の恵みをいっぱいに受けた川魚料理の素朴な味が引き立ちます。塩焼き、刺身、唐揚げ、天ぷら、甘露煮など食べ方もいろいろ楽しめます。

鮎料理
大屋川の清流で育った鮎は「大屋次郎」の名で呼ばれ、小ぶりながらクセがなく食べやすいのが特長。養父市大屋町あゆ公園では、つかみ取りや釣りを体験でき、レストランでは鮎のコース料理も味わえます。(要予約)
また、矢田川でとれた新鮮な鮎料理も逸品。
・やぶ市観光協会大屋支部 079-669-1104

・香住観光協会 0796-36-1234
・香美町村岡観光協会 0796-94-0123

ヤマメ料理
清流が育てたヤマメを、川魚の香ばしさを生かしたコース料理でどうぞ。ヤマメの塩焼き、刺身、寿司などのほか、山の幸を使った季節感たっぷりの料理を一緒に食べられるお店もあります。昔ながらの素朴な味わいとあたたかいもてなしに心からくつろげます。
・神鍋観光協会 0796-45-0800
・やぶ市観光協会氷ノ山鉢伏支部 079-667-3113
・香美町村岡観光協会 0796-94-0123

アマゴ料理
アマゴはヤマメと共に渓流の魚として釣り人に人気があります。ヤマメと異なり朱点があるのが特徴。但馬の渓流で育ち、身が引き締まったアマゴをご賞味ください。
・香美町村岡観光協会 0796-94-0123
・小代観光協会 0796-97-2250
・生野町観光協会 079-679-2222

ニジマス料理
神鍋高原から伏流水が湧き出している豊岡市日高町十戸は、豊かな水量と一定した水温を利用し、大正時代からニジマスの養殖が盛んです。ニジマス釣りと料理が楽しめ、低脂肪な白身の淡泊さを活かした料理は女性に人気があります。
・神鍋観光協会 0796-45-0800

2011/11/22  

そ ば

 

そ ば

出石皿そば


赤花そば

平家そば

高中そば

●それぞれのこだわりを持ったそば
出石皿そば【豊岡市出石町】
約300年前、在来そばにお国替えで信州上田のお殿様が連れてきたそば職人の技法が加わったことに、はじまるといわれています。挽きたて、打ちたて、ゆがきたての伝統を守り、現在では約50軒のそば屋が軒を並べるほど。白磁の出石焼の小皿に分け入れるのも特徴。ネギ・大根おろし・生たまご・とろろいもなどの薬味を入れていただきます。小皿を箸の高さぐらい(約15皿分)食べあげると「そば通」といわれるとか。
・NPO法人但馬國出石観光協会 0796-52-4806
・そば打ち体験可の店舗有(要予約)

赤花そば・水そば【豊岡市但東町】
白い花の中に珍しい赤い花を咲かせる赤花そば。そば粉100%だけを使い、つなぎを一切使わないこだわり。純粋な風味があり、しっかりコシがあり何もつけずに食べるとそば本来の味を感じることができます。極みは「水そば」、冷たい水にゆがいたそばだけを盛り、薬味もそばつゆもなく、箸休めの漬け物だけでいただくというもの。また、そば通にはうれしい、そば畑のオーナー制度やそば打ち体験もあります。
赤花そばの郷 0796-56-0081
(土日祝営業・平日は要確認)
・そば打ち体験可(要予約)
・シルク温泉やまびこ お食事処たんとう 0796-54-0141

床瀬のそば【豊岡市竹野町】
ほのかに柚子の香り、やや濃いめのつゆで、あっさりと味わえる床瀬そば、見た目は細くて繊細、かなりコシが強い。甘みをおさえたつけだしと相性が良い椒そばなど、山間の里に、地元のそば打ち名人がそば粉と自然薯だけで打つ店が点在。素朴な田舎そばが評判で、囲炉裏を囲んで郷土料理とともに楽しめる店やそば打ち体験ができる店などふるさとの味を満喫できます。
・たけの観光協会 0796-47-1080

平家そば【香美町香住区】
約800年前、平家の落人が住みついたという伝説を持つ集落にあるそば。つるつると舌触りがよい繊細な味。だしは調味料だけを先にあわせた「かえし」を使っています。
・平家の里 0796-34-0100

高中そば【養父市】
地元のおかあさんたちが心を込めて打つそば。細かく丁寧にひいたそば粉に山芋を加えたもので、素朴でしっかりとしたコシがあります。箸休めに山椒、わさび、ふきなどの山菜が添えられているのもうれしい。
・高中そば処 079-665-0364
・そば打ち体験可(要予約)

2011/11/22  

但馬ビーフ【たじまびーふ】

 

但馬ビーフ【たじまびーふ】

但馬ビーフ
ステーキ
●神戸牛、松阪牛、近江牛の素牛は但馬牛
「山でつくり草で飼う」と昔から但馬牛は言われてきました。山間の豊かな自然の中で丹精込めて育まれ、品位に富み血統の良い牛として知られています。
但馬ビーフの特長は、美しい鮮紅色にきめの細かい霜降り。霜降りの脂肪分が適度に肉全体にとけだし、やわらかく舌触り良い但馬牛独特のまろやかさが醸し出されます。

ステーキ
分厚い但馬ビーフを鉄板の上でジュージュー焼くと良い香りが食欲をそそります。手ごろな値段で本格但馬ビーフのフルコースを味わえるのは、やはり産地だからこそ。舌にとろける贅沢を味わってください。

すきやき
しょう油だれに、野菜と肉の旨みが程良く溶け合い、いっそうおいしさが増します。

・神鍋観光協会 0796-45-0800
・たけの観光協会 0796-47-1080
・やぶ市観光協会 079-664-1555

・香美町村岡観光協会 0796-94-0123

・小代観光協会 0796-97-2250
・湯村温泉観光協会 0796-92-2000