2015/02/02  

全国しゃくなげ公園【ぜんこくしゃくなげこうえん】

 

全国しゃくなげ公園【ぜんこくしゃくなげこうえん】

全国しゃくなげ公園
●関連情報
香美町役場
●高原に可憐な花を咲かせ初夏の訪れを告げる
シャクナゲは昭和49年、旧美方町(香美町小代区)の町花として制定され、南部の鉢伏山麓に市町村の協力によって「全国シャクナゲ公園」として整備されました。 自生するシャクナゲの他に、7000本のシャクナゲが植えられ、 4月下旬より5月末頃に淡いピンクの美しい花が競うように咲き誇ります。 近くには、コテージ村や八反滝とよばれる名滝があり、 高原の爽やかな風を体いっぱいに受けながら、昆虫採集やハイキングも楽しめます。鉢伏山麓のほかにも、小代渓谷、平家落人伝説の内倉山などにも可憐な花を咲かせます。

・新屋ふるさと管理組合 0796-97-2693
・兵庫県美方郡香美町小代区新屋

 

 

2015/02/02  

木の殿堂【けんりつきのでんどう】

 

木の殿堂【けんりつきのでんどう】

木の殿堂

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●関連情報
木の殿堂
産業の県立施設

●森と木の文化を伝え、学び、体験する
平成6年、第45回全国植樹祭の会場にもなった自然とのふれあいの森にある、木の文化を紹介する自然学習施設。「森と海と太陽」をテーマにした直径46mの巨大な円形リングの建物で、その中央には直径22mの円形の吹き抜けが空に向けて開かれ、さらに中心には、生命の泉である水をたたえた池が配置されています。 安藤忠雄氏が設計したもので、 日本最大のスギ集成材建造物といわれています。
木の香と木漏れ日が差し込む空間に、世界の代表的な4つの森、亜寒帯針葉樹林・夏緑林・照葉樹林・熱帯雨林の解説をはじめ、インドネシア、ロシアなど世界の民家模型、木製民具などが展示され、世界の木の文化と出会うことができます。
また、160インチの大画面で木と人とのかかわりや自然界の営みを、美しい映像と音響で紹介するハイビジョンシアターや民族学から環境問題、森や木に関する情報を一同に集めた図書館。パンダやペンギンなどかわいらしい動物組み木をつくることができる工作室も整備されています。
その他、トールペインティングやリースづくりなどの体験教室や特別展なども開催されています。

木の殿堂
・0796-96-1388
・兵庫県美方郡香美町村岡区和池951
・午前10時~午後4時30分(冬季12月~3月は午後4時まで)
・月曜定休(休日の場合は翌日)12月31日~1月4日休み(冬季で積雪が多い際は休館の場合あり)
・無料(施設使用およびレンタル用品は有料)

2015/02/02  

長楽寺・但馬大仏【ちょうらくじ・たじまだいぶつ】

 

長楽寺・但馬大仏【ちょうらくじ・たじまだいぶつ】

長楽寺


但馬大仏

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●関連情報
長楽寺
●世界最大級の木造三大仏を安置
天平年間(729年ごろ)に行基が開創し、約1200年の歴史をもつ真言宗の名刹・長楽寺には、金色に輝く世界最大級の木造三大仏「但馬大仏」が安置されています。樟材の寄せ木造りで、身の丈15mを超え、132万枚もの金箔(21.8km)で全身を覆われた3体の大仏は、中国でのべ2万人余りの仏師が3年かかってつくりあげたもの。はるばる海を渡って、平成6年に開眼法要がおこなわれました。
「大仏殿」は、間口55m、奥行き35m、高さ40m、東大寺の大仏殿をモデルにした建物で、3体の但馬大仏と806体の御仏が安置されています。3体の「但馬大仏」は、中央に釈迦如来像(15.2m)、向かって左に阿弥陀如来像(15.8m)、右に薬師瑠璃光如来像(15.2m)が、おだやかな表情で並んでいます。床面から光背の最上部までは実に25.3mもあり、木造で座像、さらに金箔仏ということでは、世界的にも類をみないほどの大きさです。
長楽寺の広大な境内には、大仏殿のほかに、幾何学的な造形美の「大門」、日本で2番目の高さを誇る70mの「五重塔」、長楽寺の本堂「薬師堂」、宝の道七福神霊場・但馬七福神霊場の「弁天堂」などが配され、回廊や舞台が設けられています。薬師堂にまつられている本尊・薬師瑠璃光如来は、7年ごとに2日間だけ開帳される秘仏です。

但馬大仏
・0796-95-1270
・兵庫県美方郡香美町村岡区川会642
・午前9時~午後4時(冬季積雪期間中は変更あり)
・大人800円

 

 

2015/02/02  

但馬高原植物園~瀞川平~ 【たじまこうげんしょくぶつえん~とろかわだいら~】

 

但馬高原植物園~瀞川平~
【たじまこうげんしょくぶつえん~とろかわだいら~】

但馬高原植物園
和池の大カツラ

●関連情報
但馬高原植物園~瀞川平~

●清らかな湧き水があふれる樹齢1,000年大カツラの森
豊かな植生ときれいな湧き水に恵まれた瀞川平の景観をいかした高原の植物園。一帯は、氷ノ山後山那岐山国定公園に指定され、兵庫県観光百選の第1位にも選ばれています。湧き水は日量5,000t、県天然記念物に指定されている大カツラは幹まわりが16m、樹齢1,000年以上といわれています。 標高700m、面積は17ha、 暖地植物の北限と、寒地の植物の南限が重なる地域にあり、高地の植物の低限、低地の植物の高限でもあるため、日本でも有数の自然植生を誇り、園内には広大な自然林を背景にした自生植物と園芸種併せて約 1,300種の植物が根づいています。
トンボなどの昆虫や小鳥もさえずり、新緑や紅葉、雪景色も幻想的。湿地、水辺、花の谷などのエリアがあり、森林浴コースとしても整備され、訪れるたびに美しさを変え、心をなごませてくれます。
レストランや、花苗などのショップもあり、園芸講座や音楽会などイベントも開催されています。

但馬高原植物園
・むらおか振興公社 0796-96-1187
・兵庫県美方郡香美町村岡区和池709
・毎年4月初旬~11月下旬まで開園
・午前9時~午後5時(入園は午後4時まで)
・大人500円 高校生400円 小・中学生100円

2015/01/31  

ズワイガニ

 

ズワイガニ

ズワイガニのオス
(松葉ガニ)

ゆでると鮮やかな赤い色になります。オスとメスでは、かなり大きさが違います。

メスはセコガニと呼ばれ、お腹にたくさんの卵をかかえています
●日本海の暗く冷たい海底に棲む
但馬では、ズワイガニのオスを「松葉ガニ」と呼び、メスを「セコガニ」と呼びます。オスは甲羅の幅が14~15cm、長くのびた足が特徴です。
ズワイガニはクモガニ科で、北限がベーリング海、南限は太平洋側で金華山沖、日本海側では朝鮮海峡までの海域に棲んでいます。日本海では、水深200~450m、水温1~4度の海底におり、肉食で、クモヒトデ、エビ、貝、魚、イカ、タコなどを食べ、共食いもするそう。
ズワイガニの一生を大きく分けると、卵→幼生→稚ガニ→幼ガニ→親ガニとなります。約1年間、親ガニ(セコガニ)に抱かれた卵は春にふ化し、プランクトン生活をする浮遊期間3ヶ月ののち、稚ガニになって海底で棲むようになります。その後甲殻を脱ぎ変えて(脱皮現象)成長していきます。最初の1年間に3回、2年目に2回、3年目からは年1回くらい脱皮し、7~8年で親になります。
この時点でオスの甲羅の幅は約8.3cm、メスが約7.5cm。メスはこれで成長が止まりますが、オスはその後も脱皮をくりかえして、甲幅14~15cmにまで成長します。脱皮の時期が近づくと古い甲殻の下に、もう1枚の新しい甲殻ができ、甲羅の部分が割れて抜け出てきます。脱皮した直後の時期は「ミズガニ」と呼ばれて、ぶよぶよとやわらかいのですが、その後しだいに硬さを増してきます。●但馬が誇る、冬の味覚の王様
「松葉ガニ」は冬の味覚の王様として人気があり、但馬では津居山港、竹野港、柴山港、香住港、浜坂港などの漁港で大量に水揚げされます。松葉ガニ漁は海底を網でひく「底曳き網漁」で、漁期は11月初旬~3月下旬(11月6日~3月20日ごろ)。
「松葉ガニ」の名前の由来には諸説あり、松葉のように長い足を持っているからとか、昔はカニをゆでるのに浜に大釜をすえて松葉を集めて燃やしたからとか、殻をはいだ脚の身を冷水につけると、松葉のようにバラバラに広がるから、などといわれていますが、どれも定かではありません。福井県などでは「越前ガニ」と呼ばれます。
ズワイガニのメスである「セコガニ」は、年中、腹に平均10万粒もの卵を抱えています。セコガニの保護のため、漁期は11月上旬~1月上旬(11月6日~1月10日ごろ)と短い期間です。

ちなみに、カニが泡をふくのは、水から出されると水中から酸素が取り込めないので、泡を出して、その表面にとけ込んだわずかな酸素をとり込むためで、いわば呼吸困難の状態なのです。

2015/01/31  

但馬の水産業【すいさんぎょう】

 

但馬の水産業【すいさんぎょう】
漁船
日本海へ繰り出す漁船

イカ釣り船
夕暮れに出港するイカ釣り船

松葉ガニ漁
松葉ガニ漁

●近代化の進む但馬の水産業
・但馬の漁港
但馬は日本海に面し、東は豊岡市津居山港から西は新温泉町(旧浜坂町)居組港に至る43kmのリアス式海岸に、たくさんの湾や入江、岬、そして100を数える大小の島や岩礁が散在しています。変化に富んだ景観をつくるとともに、豊かな磯物漁場を形成しています。
資源に富んだ日本海に、昔から多くの漁村・漁港が開かれ、なかでも日本海側屈指の香住漁港をはじめ、津居山、竹野、柴山、浜坂、諸寄などは早くからの良港として知られています。
但馬の漁業は、沿岸並びに日本海を主な漁場にして漁業生産に従事しています。
漁業種別でみると、「沖合底びき網」を中心に、「ベニズワイガニかご」と「沖合イカつり」を加えた沖合3種漁業の盛衰が但馬に大きな影響を及ぼしています。
魚種別では、各漁港ともにカレイ類、ズワイガニ、スルメイカが多く、このほかに香住、柴山、浜坂でベニズワイガニが多くとれています。ズワイガニ(マツバガニ)は高級名産品として、広く京阪神間に親しまれています。

・戦争前後の沖合漁業
但馬の漁業は沖合漁業を中心に発展をしてきました。
第二次大戦前はわずか10t程度の小船で、コンパスひとつで60時間余り走り続けて、沿海州沖(ソ連領)まで出漁する底引漁業が香住を中心とする但馬の漁港をにぎわせました。
戦中、底引漁船は戦争に徴用され、数多くの漁船が沈没するなど大きな被害を受け、漁師も多数犠牲になりました。ところが、戦後はこの沈没船が魚巣となり、戦中ほとんど漁獲をしなかったこともあって魚がふえ、豊漁が続きました。しかし、昭和50年代に入って減少傾向になってしまいました。

・漁船の発達
明治35年、香住浦漁業組合(初代組合長・長熈ちょうひろし)が創設されました。当時の漁業は、地引き網または手ぐりの網漁、はえ網漁でしたが、長組合長は発動機船の導入を漁民に説き、自ら購入して漁民に操業させ、これが日本海における発動機船底引網漁業の先駆けといわれています。
さらに明治末期には地元香住で発動機付漁船を建造し、但馬の漁船は急速に近代化されました。現在では高度な電波機器や漁ろう機械などのハイテク装備が装備され、安全と効率化が図られています。

・漁場と魚の保護
沖合漁業は、東経130度以東の日本海を舞台として、沖合底びき、沖合イカつり、ベニズワイガニかご漁業が操業されています。ロシア、朝鮮民主主義人民共和国、大韓民国の各沿岸域は、各200海里水域ラインが設けられ、漁場の制約の中での操業が続けられています。このラインは魚の保護育成のため、国際間で制限海域をとり決めています。
日本海域では魚の保護育成対策として、稚魚の漁獲は禁止し、漁期の制限も実施しています。

 

あゆ釣り
解禁と共にあゆ釣りを
楽しむ
●内水面漁業
但馬には河川・池沼などがあり、漁業が行われています。但馬の清流で育つあゆは、体型優美で香気ありとされて、昔から円山川中流や支流の八木川(俗称:八木太郎)、大屋川(俗称:大屋次郎)、さらに矢田川、岸田川、竹野川の河川で、毎年6月の解禁とともに一斉につり糸を垂れ、京阪神の釣師に高く評価されてきました。しかし河川の水量は減り、水質は悪くなるなどの環境変化で、初夏の風物詩あゆ釣りは大屋川、矢田川など一部の河川に限られるようになりました。
近年、下水処理施設が整備され、河川の水質改善を図ってきた河川では、あゆ、ます、さけの遊魚や、あまごなど渓流魚の放流を進め・漁業資源の増大をめざして取り組んでいます。

2015/01/31  

但馬の農業【たじまののうぎょう】

 

但馬の農業【たじまののうぎょう】
棚田

棚田
稲刈り
稲刈り

●良質米の安定生産を目ざす稲作

稲は古代から作られ、中・近世には新田開発が進み、明治以降の品稲改良など稲作技術の進歩によって、わが国全土に米作りがひろがりました。
但馬においては、沖積平地や段丘地、山腹に棚田がひろがり、700~800mの高地にいたるまで、わずかな水があれば、水田が開かれています。しかし、但馬は山岳急峻な地形にあり、水田面積は総面積のわずか6%弱で、兵庫県の12%の2分の1しかありません。近年では水田の効率利用を進めるほ場整備や農道の整備が行われ、機械化農法に変容をとげてきました。台風などの自然災害の被害を少なくする稲作の工夫、病虫害防除対策など技術の進歩により、収穫量が増加、安定してきました。
但馬の穀倉と称される六方田んぼを有する豊岡市をはじめ、円山川沿いに平坦地の多い、豊岡市、朝来市、広長な谷筋や無数の棚田を有する多事全域は多収穫地域に挙げられます。

しかし、反面、人々の食生活の変化に伴う米離れ現象により、米の需要は落ち込んできました。昭和46年の稲作転換対策にはじまり、水田利用総合対策、水田利用再編対策などにより、山間の棚田は相次いで植林され、大豆やさといもなど転作物が、米にとって代わる傾向にあります。さらに、アメリカやタイ、中国などでは、安い価格で米が生産されているため、日本で稲作自立経営では規模拡大によるコストダウンが必要となってきています。おいしくて、安全性の高い米作りが重要とされています。

 

大根畑
養父市杉ケ沢高原の

轟大根畑

●立地を活かした特色ある野菜づくり

但馬の畑地はすこぶる広く、農家の周辺に自給生産を目的とした総合野菜園のイメージがありますが、近年では、高原山野を、国・県の助成を得て造成した野菜団地が脚光を浴びています。また、但馬には開発有望地が多くあり、今後が注目されています。
野菜生産の概要は、豊岡市日高町の広大な神鍋高原、養父市関宮・大屋の南但馬高原などの高冷地野菜、豊岡市、朝来市の平地における多品目野菜が目立っています。中でも神鍋高原のスイカやキャベツ、養父市杉ケ沢高原やおおや高原の大根は表日本市場には欠かせない作物として取引されています。

 

なし園
香美町香住区のナシ園
●ブランド生産をすすめる果樹栽培
但馬を代表する果樹栽培は「ナシ」です。生産の多くを香美町香住区、続いて新温泉町など各地で産地ブランド化をはかりながら、但馬各地でひろく栽培されています。香住のナシ作りはナシの先進地鳥取に似ている適地であることから昭和4年に、兵庫県農事試験場がナシ栽培地委託試験地として、香美町香住区下浜村に58本を植えたことからはじまりました。兵庫県にとってもこの地が「兵庫二十世紀ナシ発祥の地」であるといわれています。その後、急斜面の山を開墾し、次々に苗木を植え育て、糖度が高く肉質の良い甘み豊かで、見て美しいナシづくりをめざし、今日のブランド香住ナシをつくりあげました。

その他の果樹では、ブドウが豊岡市を中心に香住、日高、養父、和田山などで栽培されている他、山野に富んだ但馬の地域性を活かして、柿、栗、梅が各地で生産されています。また、生産だけにとどまらず、体験活動やレジャー、レクリェーションとしての観光果樹園も行っています。

2015/01/31  

小長辿の大トチ【こながたわのおおとち】

 

小長辿の大トチ【こながたわのおおとち】

小長辿の大トチ

・県指定天然記念物
・香美町小代区大谷

●4方向に枝分かれした奇木
香美町小代区の中心地・大谷地区より久須部川を約6kmさかのぼった場所に、現在では廃村になった小長辿(こながたわ)集落があります。ここからさらに約300mほど奥に入った場所に、県指定の天然記念物・小長辿(こながたわ)の大トチがそびえ立っています。
樹齢は約1,000年といわれ、枝張りは東西、南北に29m以上、樹高は27mに達する巨木。
大トチの木は急傾斜地にあり、根元から約2mあたりで4本の大枝に分かれ、3本はトチノキの樹皮ですが、残りの1本は枝変わりしていて、縮れています。同じ樹幹から枝分かれした枝が1本だけ異なるため、奇木としても有名です。
小長辿地区は標高700mの場所にあり、地形が急峻なため、かつて人が住んでいた頃にはひどい雪崩に悩まされていました。村の人々は、この大トチと周辺に植生しているトチ林が雪崩の防御になるとして、大事に保護してきました。木の根元には大トチを祀る祠があり、村人のこのトチの木に対する気持ちが伝わってきます。

山陰海岸ジオパーク

 

山陰海岸ジオパーク

玄武洞(豊岡市) 


はさかり岩(豊岡市)
今子浦のかえる島(香美町)


鎧の袖(香美町)


三尾大島(新温泉町)

 

●関連情報
山陰海岸ジオパーク


●貴重な地質遺産「山陰海岸ジオパーク」
「ジオパーク」とは、科学的に見て特別に重要で貴重な、あるいは美しい地質遺産を複数含む一種の自然公園です。地質遺産保全と地球科学普及に利用し、地質遺産を観光の対象とするジオツーリズムを通じて地域社会の活性化を目指しており、ユネスコの支援のもと、主にヨーロッパや中国で積極的に取り組まれています。
山陰海岸ジオパークのエリアは、山陰海岸国立公園(京都府八丁浜海岸から鳥取県鳥取砂丘まで)を中心として、東は京丹後市の経ケ岬から、西は鳥取市の湖山池の西端を通って白兎海岸までの東西約110キロメートル、南北最大約30キロメートルからなります。京都府(京丹後市)、兵庫県(豊岡市・香美町・新温泉町)、鳥取県(岩美町・鳥取市)をまたがる広大なエリアを対象としています。
また、北丹後地震時の地震断層である郷村断層・山田断層、鳥取地震の地震断層である鹿野断層・吉岡断層、更新世に活動した玄武洞、火山地形を残す神鍋山(火山群)及び扇ノ山(第四紀火山)などの貴重な地質遺産もエリアに含まれています。
日本列島がアジア大陸の一部であった時代の岩石から、今日に至るまでの経過が確認できる貴重なエリアで、平成20年12月、日本ジオパーク委員会から日本ジオパークとして認定されました。
そして平成22年10月4日、ついに「世界ジオパークネットワーク」への加盟が認定されました。

こちらより山陰海岸ジオパークの動画をご覧いただけます。

2015/01/31  

余部橋りょう・余部鉄橋「空の駅」・余部クリスタルタワー

 

余部橋りょう【あまるべきょうりょう】
余部鉄橋「空の駅」【あまるべてっきょう「そらのえき」】
余部クリスタルタワー【あまるべくりすたるたわー】


余部橋りょう


旧余部鉄橋
(現在は3橋脚のみ)


余部鉄橋「空の駅」


鉄橋のベンチ


余部クリスタルタワー
ライトアップ

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●高さ日本一のトレッスル式鉄橋
余部鉄橋は明治45年に完成した日本一の規模を誇るトレッスル式鉄橋です。トレッスル式とは鉄の櫓を組んだ鉄橋のことで、当時の鉄道院技師古川晴一氏が最新技術で設計し、アメリカの専門家技師の意見を取り入れて完成しました。山陰本線最大の難工事で、トレッスル(橋脚部分)の資材は、アメリカの工場から船で余部まで運び、2年半の歳月と33万余円の巨費と延べ25万人の人々の手によって完成しました。海風によって錆びないように特殊ペンキを塗って鉄を保護し、美しい姿を維持しています。鉄橋の上を走る列車の窓から眺める日本海は絶景で空中を走っているかのようです。
2007年には橋梁架け替え工事が行われ、2010年に総事業費30億円をかけて新しい橋梁が完成しました。新橋梁では、旧橋梁で問題点となっていた定時性の低下や騒音面、落下物・落雪の防止などに各種対策が施されています。

●高さ40mからの絶景を望む「空の駅」
平成22年8月、新しくコンクリート橋に架け替えられましたが、JR餘部駅側の3本の橋脚は現地保存され、余部鉄橋「空の駅」展望施設として生まれ変わりました。旧余部鉄橋跡を歩くことができ、高さ40mから見る日本海の景色は絶景です。さらに、通路には橋脚下を望む覗き窓も設置されています。
橋脚下は全面芝生張りの広場が整備されており、余部鉄橋の主桁モニュメントを設置。余部鉄橋の橋脚跡を活用した東屋などで、ゆったりとした時間を過ごすことができます

●余部鉄橋「空の駅」にエレベーターが設置
平成25年5月に余部鉄橋「空の駅」の展望施設がオープンしましたが、高さ41メートル、急こう配の上り坂が利用者の大きな負担となっていました。そこで、高齢者や障がいを持つ方にも利便性を高めるため、エレベーター(愛称:余部クリスタルタワー)が平成29年に設置されました。展望施設までの所要時間は約40秒、全面ガラス張りなので日本海の眺望や余部のまち並みを楽しみながら、昇り降りできます。夜間はライトアップされ、春はグリーン、夏はブルー、秋はオレンジ、冬はホワイトと、季節により色が変ります。また、七色のレインボーに染まる余部クリスタルタワーを見られたらラッキーかも!!

※空の駅の開門時間・エレベーターの利用時間:午前6時から午後9時30分
開門時間は季節や現地の気象状況により変更あり。
※空の駅、エレベーターの利用料金は無料です。

・香美町香住観光協会 0796-36-1234
・兵庫県美方郡香美町香住区余部1723-4