2015/02/10  

ブナ原生林【ぶなげんせいりん】

 

ブナ原生林【ぶなげんせいりん】

ブナ林

冬のブナ林
小城のブナ原生林
・県指定天然記念物
・香美町村岡区山田、小城
●ブナ林は、自然の豊かさのバロメーター
代表的な落葉広葉樹林であるブナ林は、自然の豊かさを知るバロメーター。ブナの森は低木や草木など、いろいろな植物で形成されています。日本では、北海道の西南部、関東地方以北の東北地方全域、中部地方以南の山地の上部がブナ林帯になります。兵庫県では太平洋側では標高約800m、日本海側では標高約350mあたりからブナが分布しています。但馬などの日本海側は「ブナ―チシマザサ型」と呼ばれ、チシマザサ(これの子どもがスズコ)、ヒメアオキ、ヒメモチ(ともに常緑の低木)、ヤマソテツ(シダ)などで構成されています。
ブナは、およそ100年前後で15~20mになり、最大で高さ35m前後、直径1.5mに達します。数百年の歳月を経て成長したブナの大木は、地下深く根を張り、年々の落ち葉を積み重ねて30cmを越える腐植層をつくり、その中にたくさんの動植物を育んでいます。ブナ林はすぐれた保水力をもっています。土の中の水分はゆっくり時間をかけて清水となって湧き出たり、渓流に流れ出たりして一定に保たれており、積雪や豪雨が襲っても、一気に川に流れ込むことがなく、麓の人の暮らしを洪水から守り、干ばつの時には豊かな地下水を供給してくれます。広大なブナの原生林は、ツキノワグマ、ニホンジカ、ニホンザル、イノシシなど多くの動物の住みかとなり、豊かなエサを与えます。
●ブナの原生林が守っていたもの

しかし、昭和40年代、全国的に大型機を導入してブナを伐採し、スギやヒノキの植林が進みました。但馬も例外ではありません。現在、但馬には伐採をのがれたブナ林が、大屋、美方、村岡、関宮、温泉、日高などに点在していますが、多くは見本林的なもので、本来の姿はありません。そんな中で、日高町万場の谷の奥には、胸高幹まわり6.15m、根本幹まわり5mという全国2位のブナの巨木が、香美町村岡区萩山の一二峠にも県下最大級のブナがあります。
香美町村岡区小城のブナ原生林は、1968年に、県の天然記念物に指定されました。
開発によってブナのなくなった山は保水力を失って、豪雨の際に山崩れを起こし、住みかやエサを奪われた動物が人里に出没するようになるなどの悲劇が起こっています。長い時間をかけて徐々につくられた原生林の環境を取り戻すには、100年単位の長い時間が必要です。

2015/02/02  

ハチ北温泉「湯治の郷」【はちきたおんせん「とうじのさと」】

 

ハチ北温泉「湯治の郷」【はちきたおんせん「とうじのさと」】

ハチ北温泉

●関連情報
ハチ北温泉「湯治の郷」

●ハチ北スキー場の民宿街に温泉ができました
粉雪の楽園ハチ北スキー場民宿街の中心に天然外湯温泉が、平成14年12月30日にオープンしました。木造二階建てで一階には二つの浴室、食堂として利用する休憩室、木の文化展示ホールなどがあります。また、二階には健康教室や栄養講座などに使う多目的交流室が完備されています。
スキーやボードを楽しんだ後のリフレッシュに、また広い休憩室で友人と食事を交えながらコミュニケーションを深めるなど、幅広くご利用ください。

ハチ北温泉「湯治の郷」
・0796-96-1666
・兵庫県美方郡香美町村岡区大笹129-1

・午前10時~午後10時(12月中旬~3月末日)
午前11時~午後10時(夏休み期間中)
午前11時~午後9時(4月1日~7月20日)
午前11時~午後9時(9月1日~12月中旬)
・12月中旬~3月末日、夏休みは無休
それ以外は毎週火曜定休
・大人600円 小学生以下300円 3歳未満無料

●泉質

単純弱ラドン泉
●効能
動脈硬化・高血圧・痛風など

2015/02/02  

村岡温泉【むらおかおんせん】

 

村岡温泉【むらおかおんせん】

村岡温泉

●関連情報
香美町役場
●スキーやハイキングの後にぴったりの温泉
国道9号線沿いにある村岡温泉は、レジャーのメッカであるハチ北高原・氷ノ山のスキーや登山などの帰りに気軽に立ち寄ることができる温泉。
豊富な湯量と成分の良さが定評の村岡温泉は、総大理石のゆったりした浴槽が自慢。浴場の窓からはきれいな庭園が心を和ませてくれます。脱衣所つづきには小さいながらも和室の休憩所もあり、のんびりごろ寝も楽しめます。

村岡温泉

・0796-98-1512
・兵庫県美方郡香美町村岡区鹿田51

・午前10時~午後10時 ・無休
・大人500円 小人300円

●泉質

低張性アルカリ性単純温泉
●効能

痔病・慢性消化器病・神経痛・筋肉痛など

2015/02/02  

かすみ・矢田川温泉【かすみ・やだがわおんせん】

 

かすみ・矢田川温泉【かすみ・やだがわおんせん】

かすみ・矢田川温泉
 

●関連情報
かすみ・矢田川温泉

●のどかな田園の中の和風リラックス温泉
矢田川を包む緑豊かな山々と田園を背景にして「かすみ・矢田川温泉」はあり、「大自然の庭園」 とも言える趣を特徴としています。田舎特有の丸太のはりを使い、自然との調和を基にした木のぬくもりを感じる建物が自慢。山々の景観を眺めながら、ゆったりとしたひとときをお過ごしください。
室内は大浴場の大きなガラスを挟んで、露天風呂と庭が続き、明るく開放感に包まれています。打たせ湯、サウナ風呂もあり、1階にある和室の休憩室、2階のリラクゼーションルームで湯上がりもゆっくり過ごせます。また、マッサージをご希望の方は、お気軽に声をお掛けください。
お食事は稜遊栞をご利用ください。長芋どうふ・しそどうふ(共に夏季限定)などの、オリジナルメニューが好評です。

かすみ・矢田川温泉

・0796-37-1126
・兵庫県美方郡香美町香住区三谷754

・午前9時~午後9時(入館は午後8時30分まで)

・水曜日定休(祝日の場合は翌日)
・大人600円 小人300円

●泉質

単純高温泉
●効能

神経痛・筋肉痛・慢性消化器病など

2015/02/02  

全国しゃくなげ公園【ぜんこくしゃくなげこうえん】

 

全国しゃくなげ公園【ぜんこくしゃくなげこうえん】

全国しゃくなげ公園
●関連情報
香美町役場
●高原に可憐な花を咲かせ初夏の訪れを告げる
シャクナゲは昭和49年、旧美方町(香美町小代区)の町花として制定され、南部の鉢伏山麓に市町村の協力によって「全国シャクナゲ公園」として整備されました。 自生するシャクナゲの他に、7000本のシャクナゲが植えられ、 4月下旬より5月末頃に淡いピンクの美しい花が競うように咲き誇ります。 近くには、コテージ村や八反滝とよばれる名滝があり、 高原の爽やかな風を体いっぱいに受けながら、昆虫採集やハイキングも楽しめます。鉢伏山麓のほかにも、小代渓谷、平家落人伝説の内倉山などにも可憐な花を咲かせます。

・新屋ふるさと管理組合 0796-97-2693
・兵庫県美方郡香美町小代区新屋

 

 

2015/02/02  

木の殿堂【けんりつきのでんどう】

 

木の殿堂【けんりつきのでんどう】

木の殿堂

左右360度の
画像を見る

↑上のアイコンをクリックすると左右360度の画像が見れる「Quick Time VR」がご覧になれます。


Quick Time VRを楽しむためには上のバナーより「Quick Time」をダウンロードしてください。

●関連情報
木の殿堂
産業の県立施設

●森と木の文化を伝え、学び、体験する
平成6年、第45回全国植樹祭の会場にもなった自然とのふれあいの森にある、木の文化を紹介する自然学習施設。「森と海と太陽」をテーマにした直径46mの巨大な円形リングの建物で、その中央には直径22mの円形の吹き抜けが空に向けて開かれ、さらに中心には、生命の泉である水をたたえた池が配置されています。 安藤忠雄氏が設計したもので、 日本最大のスギ集成材建造物といわれています。
木の香と木漏れ日が差し込む空間に、世界の代表的な4つの森、亜寒帯針葉樹林・夏緑林・照葉樹林・熱帯雨林の解説をはじめ、インドネシア、ロシアなど世界の民家模型、木製民具などが展示され、世界の木の文化と出会うことができます。
また、160インチの大画面で木と人とのかかわりや自然界の営みを、美しい映像と音響で紹介するハイビジョンシアターや民族学から環境問題、森や木に関する情報を一同に集めた図書館。パンダやペンギンなどかわいらしい動物組み木をつくることができる工作室も整備されています。
その他、トールペインティングやリースづくりなどの体験教室や特別展なども開催されています。

木の殿堂
・0796-96-1388
・兵庫県美方郡香美町村岡区和池951
・午前10時~午後4時30分(冬季12月~3月は午後4時まで)
・月曜定休(休日の場合は翌日)12月31日~1月4日休み(冬季で積雪が多い際は休館の場合あり)
・無料(施設使用およびレンタル用品は有料)

2015/02/02  

長楽寺・但馬大仏【ちょうらくじ・たじまだいぶつ】

 

長楽寺・但馬大仏【ちょうらくじ・たじまだいぶつ】

長楽寺


但馬大仏

左右360度の
画像を見る

↑上のアイコンをクリックすると左右360度の画像が見れる「Quick Time VR」がご覧になれます。


Quick Time VRを楽しむためには上のバナーより「Quick Time」をダウンロードしてください。

●関連情報
長楽寺
●世界最大級の木造三大仏を安置
天平年間(729年ごろ)に行基が開創し、約1200年の歴史をもつ真言宗の名刹・長楽寺には、金色に輝く世界最大級の木造三大仏「但馬大仏」が安置されています。樟材の寄せ木造りで、身の丈15mを超え、132万枚もの金箔(21.8km)で全身を覆われた3体の大仏は、中国でのべ2万人余りの仏師が3年かかってつくりあげたもの。はるばる海を渡って、平成6年に開眼法要がおこなわれました。
「大仏殿」は、間口55m、奥行き35m、高さ40m、東大寺の大仏殿をモデルにした建物で、3体の但馬大仏と806体の御仏が安置されています。3体の「但馬大仏」は、中央に釈迦如来像(15.2m)、向かって左に阿弥陀如来像(15.8m)、右に薬師瑠璃光如来像(15.2m)が、おだやかな表情で並んでいます。床面から光背の最上部までは実に25.3mもあり、木造で座像、さらに金箔仏ということでは、世界的にも類をみないほどの大きさです。
長楽寺の広大な境内には、大仏殿のほかに、幾何学的な造形美の「大門」、日本で2番目の高さを誇る70mの「五重塔」、長楽寺の本堂「薬師堂」、宝の道七福神霊場・但馬七福神霊場の「弁天堂」などが配され、回廊や舞台が設けられています。薬師堂にまつられている本尊・薬師瑠璃光如来は、7年ごとに2日間だけ開帳される秘仏です。

但馬大仏
・0796-95-1270
・兵庫県美方郡香美町村岡区川会642
・午前9時~午後4時(冬季積雪期間中は変更あり)
・大人800円

 

 

2015/02/02  

但馬高原植物園~瀞川平~ 【たじまこうげんしょくぶつえん~とろかわだいら~】

 

但馬高原植物園~瀞川平~
【たじまこうげんしょくぶつえん~とろかわだいら~】

但馬高原植物園
和池の大カツラ

●関連情報
但馬高原植物園~瀞川平~

●清らかな湧き水があふれる樹齢1,000年大カツラの森
豊かな植生ときれいな湧き水に恵まれた瀞川平の景観をいかした高原の植物園。一帯は、氷ノ山後山那岐山国定公園に指定され、兵庫県観光百選の第1位にも選ばれています。湧き水は日量5,000t、県天然記念物に指定されている大カツラは幹まわりが16m、樹齢1,000年以上といわれています。 標高700m、面積は17ha、 暖地植物の北限と、寒地の植物の南限が重なる地域にあり、高地の植物の低限、低地の植物の高限でもあるため、日本でも有数の自然植生を誇り、園内には広大な自然林を背景にした自生植物と園芸種併せて約 1,300種の植物が根づいています。
トンボなどの昆虫や小鳥もさえずり、新緑や紅葉、雪景色も幻想的。湿地、水辺、花の谷などのエリアがあり、森林浴コースとしても整備され、訪れるたびに美しさを変え、心をなごませてくれます。
レストランや、花苗などのショップもあり、園芸講座や音楽会などイベントも開催されています。

但馬高原植物園
・むらおか振興公社 0796-96-1187
・兵庫県美方郡香美町村岡区和池709
・毎年4月初旬~11月下旬まで開園
・午前9時~午後5時(入園は午後4時まで)
・大人500円 高校生400円 小・中学生100円

2015/01/31  

ズワイガニ

 

ズワイガニ

ズワイガニのオス
(松葉ガニ)

ゆでると鮮やかな赤い色になります。オスとメスでは、かなり大きさが違います。

メスはセコガニと呼ばれ、お腹にたくさんの卵をかかえています
●日本海の暗く冷たい海底に棲む
但馬では、ズワイガニのオスを「松葉ガニ」と呼び、メスを「セコガニ」と呼びます。オスは甲羅の幅が14~15cm、長くのびた足が特徴です。
ズワイガニはクモガニ科で、北限がベーリング海、南限は太平洋側で金華山沖、日本海側では朝鮮海峡までの海域に棲んでいます。日本海では、水深200~450m、水温1~4度の海底におり、肉食で、クモヒトデ、エビ、貝、魚、イカ、タコなどを食べ、共食いもするそう。
ズワイガニの一生を大きく分けると、卵→幼生→稚ガニ→幼ガニ→親ガニとなります。約1年間、親ガニ(セコガニ)に抱かれた卵は春にふ化し、プランクトン生活をする浮遊期間3ヶ月ののち、稚ガニになって海底で棲むようになります。その後甲殻を脱ぎ変えて(脱皮現象)成長していきます。最初の1年間に3回、2年目に2回、3年目からは年1回くらい脱皮し、7~8年で親になります。
この時点でオスの甲羅の幅は約8.3cm、メスが約7.5cm。メスはこれで成長が止まりますが、オスはその後も脱皮をくりかえして、甲幅14~15cmにまで成長します。脱皮の時期が近づくと古い甲殻の下に、もう1枚の新しい甲殻ができ、甲羅の部分が割れて抜け出てきます。脱皮した直後の時期は「ミズガニ」と呼ばれて、ぶよぶよとやわらかいのですが、その後しだいに硬さを増してきます。●但馬が誇る、冬の味覚の王様
「松葉ガニ」は冬の味覚の王様として人気があり、但馬では津居山港、竹野港、柴山港、香住港、浜坂港などの漁港で大量に水揚げされます。松葉ガニ漁は海底を網でひく「底曳き網漁」で、漁期は11月初旬~3月下旬(11月6日~3月20日ごろ)。
「松葉ガニ」の名前の由来には諸説あり、松葉のように長い足を持っているからとか、昔はカニをゆでるのに浜に大釜をすえて松葉を集めて燃やしたからとか、殻をはいだ脚の身を冷水につけると、松葉のようにバラバラに広がるから、などといわれていますが、どれも定かではありません。福井県などでは「越前ガニ」と呼ばれます。
ズワイガニのメスである「セコガニ」は、年中、腹に平均10万粒もの卵を抱えています。セコガニの保護のため、漁期は11月上旬~1月上旬(11月6日~1月10日ごろ)と短い期間です。

ちなみに、カニが泡をふくのは、水から出されると水中から酸素が取り込めないので、泡を出して、その表面にとけ込んだわずかな酸素をとり込むためで、いわば呼吸困難の状態なのです。

2015/01/31  

但馬の水産業【すいさんぎょう】

 

但馬の水産業【すいさんぎょう】
漁船
日本海へ繰り出す漁船

イカ釣り船
夕暮れに出港するイカ釣り船

松葉ガニ漁
松葉ガニ漁

●近代化の進む但馬の水産業
・但馬の漁港
但馬は日本海に面し、東は豊岡市津居山港から西は新温泉町(旧浜坂町)居組港に至る43kmのリアス式海岸に、たくさんの湾や入江、岬、そして100を数える大小の島や岩礁が散在しています。変化に富んだ景観をつくるとともに、豊かな磯物漁場を形成しています。
資源に富んだ日本海に、昔から多くの漁村・漁港が開かれ、なかでも日本海側屈指の香住漁港をはじめ、津居山、竹野、柴山、浜坂、諸寄などは早くからの良港として知られています。
但馬の漁業は、沿岸並びに日本海を主な漁場にして漁業生産に従事しています。
漁業種別でみると、「沖合底びき網」を中心に、「ベニズワイガニかご」と「沖合イカつり」を加えた沖合3種漁業の盛衰が但馬に大きな影響を及ぼしています。
魚種別では、各漁港ともにカレイ類、ズワイガニ、スルメイカが多く、このほかに香住、柴山、浜坂でベニズワイガニが多くとれています。ズワイガニ(マツバガニ)は高級名産品として、広く京阪神間に親しまれています。

・戦争前後の沖合漁業
但馬の漁業は沖合漁業を中心に発展をしてきました。
第二次大戦前はわずか10t程度の小船で、コンパスひとつで60時間余り走り続けて、沿海州沖(ソ連領)まで出漁する底引漁業が香住を中心とする但馬の漁港をにぎわせました。
戦中、底引漁船は戦争に徴用され、数多くの漁船が沈没するなど大きな被害を受け、漁師も多数犠牲になりました。ところが、戦後はこの沈没船が魚巣となり、戦中ほとんど漁獲をしなかったこともあって魚がふえ、豊漁が続きました。しかし、昭和50年代に入って減少傾向になってしまいました。

・漁船の発達
明治35年、香住浦漁業組合(初代組合長・長熈ちょうひろし)が創設されました。当時の漁業は、地引き網または手ぐりの網漁、はえ網漁でしたが、長組合長は発動機船の導入を漁民に説き、自ら購入して漁民に操業させ、これが日本海における発動機船底引網漁業の先駆けといわれています。
さらに明治末期には地元香住で発動機付漁船を建造し、但馬の漁船は急速に近代化されました。現在では高度な電波機器や漁ろう機械などのハイテク装備が装備され、安全と効率化が図られています。

・漁場と魚の保護
沖合漁業は、東経130度以東の日本海を舞台として、沖合底びき、沖合イカつり、ベニズワイガニかご漁業が操業されています。ロシア、朝鮮民主主義人民共和国、大韓民国の各沿岸域は、各200海里水域ラインが設けられ、漁場の制約の中での操業が続けられています。このラインは魚の保護育成のため、国際間で制限海域をとり決めています。
日本海域では魚の保護育成対策として、稚魚の漁獲は禁止し、漁期の制限も実施しています。

 

あゆ釣り
解禁と共にあゆ釣りを
楽しむ
●内水面漁業
但馬には河川・池沼などがあり、漁業が行われています。但馬の清流で育つあゆは、体型優美で香気ありとされて、昔から円山川中流や支流の八木川(俗称:八木太郎)、大屋川(俗称:大屋次郎)、さらに矢田川、岸田川、竹野川の河川で、毎年6月の解禁とともに一斉につり糸を垂れ、京阪神の釣師に高く評価されてきました。しかし河川の水量は減り、水質は悪くなるなどの環境変化で、初夏の風物詩あゆ釣りは大屋川、矢田川など一部の河川に限られるようになりました。
近年、下水処理施設が整備され、河川の水質改善を図ってきた河川では、あゆ、ます、さけの遊魚や、あまごなど渓流魚の放流を進め・漁業資源の増大をめざして取り組んでいます。