但馬の文学・映画ゆかりの地
【たじまのぶんがく・えいがゆかりのち】 |
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城崎温泉 |
豊かな自然を有する但馬は、多くの作品の舞台に選ばれてきました。その様々な表情は世界観を形作る土台として、また映像を整えるロケーションとして、彩りを添えています。。
■城崎温泉(豊岡市) ■竹田城跡(朝来市) ■魚ヶ滝(朝来市) ■JR鎧駅(香美町) ■今子浦(香美町) ■湯村温泉(新温泉町) ■加藤文太郎記念図書館・資料館(新温泉町) ■山田風太郎記念館(養父市) |
2018/01/16 特集記事
但馬の文学・映画ゆかりの地
【たじまのぶんがく・えいがゆかりのち】 |
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城崎温泉 |
豊かな自然を有する但馬は、多くの作品の舞台に選ばれてきました。その様々な表情は世界観を形作る土台として、また映像を整えるロケーションとして、彩りを添えています。。
■城崎温泉(豊岡市) ■竹田城跡(朝来市) ■魚ヶ滝(朝来市) ■JR鎧駅(香美町) ■今子浦(香美町) ■湯村温泉(新温泉町) ■加藤文太郎記念図書館・資料館(新温泉町) ■山田風太郎記念館(養父市) |
泡原の長者【あわらのちょうじゃ】
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欲張りな長者をいましめる昔話昔々、香住谷の泡原に、三郎太という男が住んでいました。三郎太は大変欲ばりで人使いが荒く、鬼のように恐れられていたそうです。この三郎太の娘であるあやめが18歳になった春、とある家に使いをやり、「七郎どのを娘の婿にいただきたい」と申し入れました。この家は栄えた家でしたが、昔の勢いはなく、三郎太からお金も借りていました。三郎太が「貸した金も返さんでいい。ただ、体と扇子いっぱいの土だけでええ」と言うので、安心して七郎を婿にやりました。 ところが、七郎は昼も夜も休みなく働かされるようになります。とうとう七郎は実家に帰ってしまいました。次の日、仲人がやってきて、「帰ってこんでええから、扇子いっぱいの土をくれ」と言います。母親が「土は渡した」と言うと、「扇子いっぱいの土というのは、泡原の家で扇子を開いて、その中に入る土地全部のことだ」と言いました。泡原の家は山の上にあったので、扇子の中に入る土地といえば、この家の全ての土地となります。 三郎太は初めからこの家の土地を手に入れるために仕組んでいたのでした。結局、七郎の家は田畑も家も全て取られてしまいました。ひどい仕打ち娘のあやめは、「夫に謝りたい」と家を飛び出しますが、追っ手に捕まりそうになり、池に身を投げてしまいました。そして、それを知った七郎も同じ池に身を投げました。 さすがの三郎太も自分のしてきたことを後悔して土地を寄付し、巡礼の旅へと出かけて二度と帰ってきませんでした。やがて不思議なことに、池にはあやめの花が1本に二つずつ咲くようになったそうです。
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2017/02/08 特集記事
但馬のアクティビティ【たじまのあくてぃびてぃ】
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たけのジオカヌー |
●海あり、山あり、川ありの自然豊かな但馬には、四季折々の特長を生かした新しいアクティビティがいっぱい!但馬の自然を肌で体感しよう。 ■たけのジオカヌー(豊岡市) ■かすみジオカヤック(香美町) ■ウォータージャンプ(養父市) ■フォレストアドベンチャー・朝来(朝来市) ■ツリーイング&シャワークライミング(香美町) ■関西唯一のスカイダイビングスポット(豊岡市) ■スノーシューウォーキング(香美町・新温泉町) 新温泉町の上山高原エコミュージアムでは、日本の昔ながらのかんじきを履いてかんじきハイキングのイベントがあります。かんじきは自分の手で作ります。上山高原に点在する滝までハイキングを楽しむコースです。・上山高原ふるさと館 0796-99-4600 |
2015/06/29 温泉
小代温泉「ふれあい温泉おじろん」
【おじろおんせん「ふれあいおんせんおじろん」】 |
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●やわらかな肌触りの湯が自慢の天然露天風呂 吉滝、小代渓谷の拠点となる久須部川のほとり、山間に湧き出る温泉。露天風呂、寝ころび湯、1階軽食コーナー新設などの館内改修工事を行い、平成20年12月にふれあい温泉「おじろん」としてリニューアルオープンしました。ハイキングやスキーの帰りに立ち寄るにも最適です。 ■小代温泉「ふれあい温泉おじろん」 ・0796-97-3232 ●泉質 単純温泉 神経痛・筋肉痛・慢性消化器痛・リウマチ・疲労回復・冷え性・美肌など |
2015/02/10 産業
但馬産業大賞【たじまさんぎょうたいしょう】
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●但馬の産業が持つ魅力を国内外に訴えるための賞 兵庫県但馬県民局が「先進的技術やサービスで但馬の発展や但馬経済の活性化に貢献している企業、団体及び個人を顕彰し、全国的にPRすることにより、但馬産業界の新たな取り組みへの意欲を高め地域産業の活性化を図ること」を目的に創った賞です。但馬の自然資源を活かした農林水産業や食品製造業・伝統地場産業・工業・観光業等へ贈られます。「キラリと世界へ輝く技術部門」「人と自然の共生する事業部門」「観光・交流資源を活かしたツーリズム部門」の3部門があります。 ●平成25年度 受賞者・団体(順不同・敬称略) ●平成24年度 受賞者・団体(順不同・敬称略) ●平成23年度 受賞者・団体(順不同・敬称略) ●平成22年度 受賞者・団体(順不同・敬称略) ●平成21年度 受賞者・団体(順不同・敬称略) ●平成20年度 受賞者・団体(順不同・敬称略) ●平成19年度 受賞者・団体(順不同・敬称略) |
但馬の林業【たじまのりんぎょう】
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●緑豊かに地域を育てる林業 ・但馬の森林資源 但馬の83%が森林で急峻な山岳地が多く、森林の保護育成や利用がきびしい状況にあります。朝来市は早くから育林に取り組み、広大な美林が形成されていますが、一般に但馬地域は、薪炭生産を主体とする広葉樹林を中心としてきました。昭和30年頃からスギ、ヒノキ、マツの針葉樹を主にした造林事業が急速に展開され、一方で天然林の広葉樹も見直され、計画的な保存を行うとともに、人工林の育成を計画し推進しています。 また、経済成長期の昭和30年代から、森林の整備、開発を目的に林道開設が進展し、昭和49年の広域瀞川、鉢状林道をはじめ、但馬の山々に林道がつぎつぎに敷設されました。 ・森林とくらし ・林業生産品 ・但馬の林業のこれから |
ブナ原生林【ぶなげんせいりん】
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●ブナ林は、自然の豊かさのバロメーター 代表的な落葉広葉樹林であるブナ林は、自然の豊かさを知るバロメーター。ブナの森は低木や草木など、いろいろな植物で形成されています。日本では、北海道の西南部、関東地方以北の東北地方全域、中部地方以南の山地の上部がブナ林帯になります。兵庫県では太平洋側では標高約800m、日本海側では標高約350mあたりからブナが分布しています。但馬などの日本海側は「ブナ―チシマザサ型」と呼ばれ、チシマザサ(これの子どもがスズコ)、ヒメアオキ、ヒメモチ(ともに常緑の低木)、ヤマソテツ(シダ)などで構成されています。 ブナは、およそ100年前後で15~20mになり、最大で高さ35m前後、直径1.5mに達します。数百年の歳月を経て成長したブナの大木は、地下深く根を張り、年々の落ち葉を積み重ねて30cmを越える腐植層をつくり、その中にたくさんの動植物を育んでいます。ブナ林はすぐれた保水力をもっています。土の中の水分はゆっくり時間をかけて清水となって湧き出たり、渓流に流れ出たりして一定に保たれており、積雪や豪雨が襲っても、一気に川に流れ込むことがなく、麓の人の暮らしを洪水から守り、干ばつの時には豊かな地下水を供給してくれます。広大なブナの原生林は、ツキノワグマ、ニホンジカ、ニホンザル、イノシシなど多くの動物の住みかとなり、豊かなエサを与えます。 ●ブナの原生林が守っていたもの しかし、昭和40年代、全国的に大型機を導入してブナを伐採し、スギやヒノキの植林が進みました。但馬も例外ではありません。現在、但馬には伐採をのがれたブナ林が、大屋、美方、村岡、関宮、温泉、日高などに点在していますが、多くは見本林的なもので、本来の姿はありません。そんな中で、日高町万場の谷の奥には、胸高幹まわり6.15m、根本幹まわり5mという全国2位のブナの巨木が、香美町村岡区萩山の一二峠にも県下最大級のブナがあります。 香美町村岡区小城のブナ原生林は、1968年に、県の天然記念物に指定されました。 開発によってブナのなくなった山は保水力を失って、豪雨の際に山崩れを起こし、住みかやエサを奪われた動物が人里に出没するようになるなどの悲劇が起こっています。長い時間をかけて徐々につくられた原生林の環境を取り戻すには、100年単位の長い時間が必要です。 |
2015/02/02 温泉
ハチ北温泉「湯治の郷」【はちきたおんせん「とうじのさと」】
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●ハチ北スキー場の民宿街に温泉ができました 粉雪の楽園ハチ北スキー場民宿街の中心に天然外湯温泉が、平成14年12月30日にオープンしました。木造二階建てで一階には二つの浴室、食堂として利用する休憩室、木の文化展示ホールなどがあります。また、二階には健康教室や栄養講座などに使う多目的交流室が完備されています。 スキーやボードを楽しんだ後のリフレッシュに、また広い休憩室で友人と食事を交えながらコミュニケーションを深めるなど、幅広くご利用ください。 ■ハチ北温泉「湯治の郷」 ・午前10時~午後10時(12月中旬~3月末日) ●泉質 単純弱ラドン泉 |
2015/02/02 温泉
村岡温泉【むらおかおんせん】
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●スキーやハイキングの後にぴったりの温泉 国道9号線沿いにある村岡温泉は、レジャーのメッカであるハチ北高原・氷ノ山のスキーや登山などの帰りに気軽に立ち寄ることができる温泉。 豊富な湯量と成分の良さが定評の村岡温泉は、総大理石のゆったりした浴槽が自慢。浴場の窓からはきれいな庭園が心を和ませてくれます。脱衣所つづきには小さいながらも和室の休憩所もあり、のんびりごろ寝も楽しめます。 ■村岡温泉 ・0796-98-1512 ・午前10時~午後10時 ・無休 ●泉質 低張性アルカリ性単純温泉 痔病・慢性消化器病・神経痛・筋肉痛など |
2015/02/02 温泉
かすみ・矢田川温泉【かすみ・やだがわおんせん】
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●のどかな田園の中の和風リラックス温泉 矢田川を包む緑豊かな山々と田園を背景にして「かすみ・矢田川温泉」はあり、「大自然の庭園」 とも言える趣を特徴としています。田舎特有の丸太のはりを使い、自然との調和を基にした木のぬくもりを感じる建物が自慢。山々の景観を眺めながら、ゆったりとしたひとときをお過ごしください。 室内は大浴場の大きなガラスを挟んで、露天風呂と庭が続き、明るく開放感に包まれています。打たせ湯、サウナ風呂もあり、1階にある和室の休憩室、2階のリラクゼーションルームで湯上がりもゆっくり過ごせます。また、マッサージをご希望の方は、お気軽に声をお掛けください。 お食事は稜遊栞をご利用ください。長芋どうふ・しそどうふ(共に夏季限定)などの、オリジナルメニューが好評です。 ■かすみ・矢田川温泉 ・0796-37-1126 ・午前9時~午後9時(入館は午後8時30分まで) ・水曜日定休(祝日の場合は翌日) ●泉質 単純高温泉 神経痛・筋肉痛・慢性消化器病など |