2011/06/22  

柳まつり【やなぎまつり】

 

柳まつり【やなぎまつり】
柳まつり
柳まつり(豊岡市)
・豊岡市中心街
8月1・2日
 

柳まつり
・豊岡市/中心街/8月1・2日

毎年8月1・2日の二日間に渡って行われる豊岡柳まつりは、特産業「杞柳・かばん産業」の守護神として祀られる柳の宮のまつり。但馬の中核都市を担うだけあり祭りの規模は大きく、約6万人の人出で賑わいます。初日は柳の宮の例大祭から始まり、幼児約400人が御輿を引く稚児行例、「アーラ ヤッチャ ヤッチャ」のリズムに合わせ、子ども連、大人連約60連3000人の「豊岡おどり」でまつりは最高潮を迎えます。また、連ごとの趣向を凝らした造り物も見どころです。
翌日の花火大会は、近畿有数規模を誇り、尺玉や7号玉の早打や芸術玉の連発、スターマインが人気を集め、クレーンで吊り上げた600メートルのナイヤガラ大瀑布がまつりのフィナーレを飾ります。
このほかに、特産品のかばんが安値で買える「かばんノミの市」など楽しいイベントが盛りだくさん。

2011/06/22  

城崎温泉祭り【きのさきおんせんまつり】

 

城崎温泉祭り【きのさきおんせんまつり】
お走り祭り
城崎温泉祭り(豊岡市城崎町)
・豊岡市城崎町温泉街

4月23・24日

 

城崎温泉祭り
・豊岡市城崎町/温泉街一帯/4月23・24日

開湯1400年の歴史を持つ城崎温泉は、柳並木や太鼓橋、木造三階建ての建物が創り出す独特の風情により志賀直哉をはじめ、多くの文人墨客に愛された温泉街。外湯めぐりが有名で、駅舎温泉さとの湯、一の湯、御所の湯、まんだら湯、地蔵湯、鴻の湯、柳湯の7つの外湯があります。
大谿川畔の柳の芽がふくらみ、東山公園や木屋町通り、温泉寺周辺の桜が満開になるころの4月23・24日、温泉の開祖・道智上人の開山忌を祈念して、「城崎温泉祭り」は行われます。まつりは古典行列、稚児行列、福引き付餅まき、城崎温泉湯けむり太鼓、音楽隊のパレードがメイン。
23日の夜には、花火大会もあります。また、御所湯、柳湯、まんだら湯が無料開放されます。

2011/06/22  

鬼子母神大祭【きしぼじんたいさい】

 

鬼子母神大祭【きしぼじんたいさい】
鬼子母神大祭
鬼子母神大祭
(豊岡市但東町)
・豊岡市但東町赤花法華寺

4月第3土・日曜日

 

鬼子母神大祭
・豊岡市但東町/赤花法華寺/4月第3土・日曜日

毎年4月第3土・日曜日の2日間にわたり、豊岡市但東町赤花の法華寺で行われる「鬼子母神大祭」。鬼子母神は子授け、子育て、安産の神様として崇拝されていて、両日は数多くの夫婦や家族連れ、子どもたちがお参りに訪れます。

鬼子母神は「法華経」の中に出てくる神様で、1000人の子供を生み育てていました。 しかし、自分の子供を愛する代わりに、他人の子はさらっていって殺してしまうなど、とんでもない母親でもありました。 これを見たお釈迦様は、懲らしめるために彼女の子供の1人を隠してしまいました。鬼子母神は最愛の子が消えてしまったのを知り、狂ったように探しますが、どうしても見つかりません。仕方なくお釈迦様に助けを求めると、 お釈迦様は「1000人の子供の内、たった1人いなくなっただけで、嘆き悲しんでいる。子供をおまえにさらわれた親の悲しみはどれほどかわかるか」 と訊ねました。
鬼子母神は、お釈迦様の教えを受け、以後改心して全ての子供たちとお釈迦様の教え、またお釈迦様の教えを信じる全ての人たちを守ることを誓いました。これ以降、鬼子母神は鬼ではなく、仏教と子供の守り神となったということです。

2011/06/22  

初午まつり【はつうままつり】

 

初午まつり【はつうままつり】
初午まつり
初午まつり
初午まつり
(豊岡市出石町)
・豊岡市出石町内町稲荷神社
3月第3土曜日の前後3日間
 

初午まつり
・豊岡市出石町/内町稲荷神社/3月第3土曜日の前後3日間

江戸時代、藩主が旧暦2月の最初の午の日に、城の大手門を開放して城内の稲荷神社に参詣を許したことに始まるといわれています。当時、一般の町民が城内に入ることは許されておらず、祭りの日には遠く丹波、丹後からも参詣に訪れる人がいたそうです。
稲荷神社は、商売繁盛や五穀豊穣にご利益があり、但馬の春を告げる大祭として3日間で約10万人の人出で賑わいます。また、境内までの通りには約300もの露店が並び、祭りを盛り上げます。

2011/06/22  

お城まつり【おしろまつり】

 

お城まつり【おしろまつり】
お城まつり
お城まつり
お城まつり
(豊岡市出石町)
・豊岡市出石町町内一円

11月3日

 

お城まつり
・豊岡市出石町/町内一円/11月3日

但馬一の雄藩・5万8千石の城下町出石を象徴する、「出石お城まつり」が毎年11月3日に開催されます。このまつり一番の見どころは、総勢120人の子どもが大名行列の扮装をして町内を練り歩く「子ども大名行列」と、奴に扮した35名の大人が様々な種類の毛槍を振りながら町内を練り歩く「槍振り(町無形文化財)」。

この槍振りは、出石藩主・仙石久利公の奥方のお国入りに随伴した赤坂奴の見事な槍振りを見て、出石の町衆がまねたといわれています。江戸時代の参勤交代の模様を今に伝える伝統行事です。

2011/06/22  

お茗荷祭り【おみょうがまつり】

 

お茗荷祭り【おみょうがまつり】
お茗荷祭り
お茗荷祭り
お茗荷祭り(新温泉町)
・新温泉町竹田面沼神社
2月11日
お茗荷祭り
・新温泉町(旧温泉町)/竹田/2月11日

お茗荷祭りは、毎年2月11日の1番寒い時期におこなわれます。境内に「めぬ池」という小さな池があり、その中の小さな島に、お茗荷祭りで神に捧げられるミョウガができます。自然にできるミョウガは、普通暑い頃に食べるが、この小島にできるミョウガは、まわりに雪が積もる2月に芽が青々と育つのです。なぜ、こんな季節はずれにミョウガができるのか、全くわかりません。但馬七不思議のひとつにあげられる所以です。
朝の5時に神事は始まります。まだ周辺は暗く、提灯の灯りだけが頼り。宮司さんの祝詞が凍るような外気の中、響きわたります。島の上に生えたミョウガ3本を摘み、ぬめ池で清め、セキショウ(サトウキビ科の多年草)を敷いた三方に乗せ、木地のふたをかぶせてご神前に奉納します。
夜が明けかけた6時頃、参拝者が集まり始めます。最近では近所の人たちだけになってしまいましたが、昔は浜坂・諸寄・居組の漁師たちが裸でお参りしたとか。裸でも風邪をひくこともなく、命が延びると言い伝えられています。なお、この日は女性の参拝は禁じられていました。
参拝者があると、宮司さんは神前のミョウガをゆっくりと見せます。ミョウガの芽の形・大きさ・光沢・色ぐあいなどで、その年の吉凶・景気を参拝者みずからが占うのです。
芽がまっすぐ伸びていると豊作、曲がっていれば日照り、上部に光沢があれば早稲、下部に光沢があれば晩稲が良いとされています。不思議なことによく当たるそうです。昔は「命賀めでたや、富貴はんじょう」と言いながら参拝に来ました。健康と富が授かりますようにと言う意味。厳しい冬の中、人々は不思議なミョウガによって明日を占ってきたのです。

2011/06/22  

三川権現大祭【みかわごんげんたいさい】

 

三川権現大祭【みかわごんげんたいさい】
三川権現大祭
三川権現大祭
(香美町香住区)
・香美町香住区三川三川権現社
5月3日
 

三川権現大祭
・香美町香住区/三川権現社/5月3日

氷ノ山・後山・那岐山国定公園にある三川山は、シャクナゲやブナの原生林が群生する自然豊かな山。ここは、古来より山岳宗教、修験道の行場として栄え、開山役行者神変大菩薩によって蔵王権現を祀る霊山でした。大和の大峯山、伯耆の三徳山と並んで、日本三大権現のひとつに数えられています。ふもとにある三川権現蔵王堂前では、毎年5月3日、全国各地から集まる山伏によって、護摩供養が行われます。太い護摩木を高く積み上げ、桧葉で覆い、火矢を放つなどして点火します。参拝者が小木に願いを託し、燃える炎に投げ入れて所願の成就を祈る火の祭です 。

2011/06/22  

瀞川稲荷大祭【とろかわいなりたいさい】

 

瀞川稲荷大祭【とろかわいなりたいさい】
瀞川稲荷大祭
瀞川稲荷大祭
(香美町村岡区)
・香美町村岡区板仕野

瀞川稲荷神社

5月上旬

 

瀞川稲荷大祭
・香美町村岡区/板仕野瀞川稲荷神社/5月上旬

標高1,000m級の雄大な山々に囲まれた緑の森林、美しい湧き水、四季折々に それぞれの表情を見せる植物たち。そんな豊かな自然に恵まれた村岡町瀞川平にある瀞川稲荷神社。養蚕を祀る神として、地元の人々の信仰を集めてきました。
5月上旬の2日間にわたって開かれる瀞川稲荷大祭は、五穀豊穣を祈る春の大祭。初日は火まつりと護摩供養。2日目には本まつりが開かれ、ほかに瀞川太鼓の演奏やもちまきなどのイベントも開かれます。また、稲荷なべやおにぎりなどのサービスもあり、祭り当日は家族連れなどたくさんの人が訪れます。

2011/06/22  

川下祭り【かわすそまつり】

 

川下祭り【かわすそまつり】
川下祭り
川下祭り
川下祭り(新温泉町)
・新温泉町浜坂宇都野神社
7月17~19日
川下祭り
・新温泉町(旧浜坂町)/浜坂宇津野神社/7月17~19日

川下祭りは但馬三大祭のひとつで、毎年7月19日から3日間にわたり、宇都野神社で行われます。祭りの起源は江戸時代の中期に始まったと伝えられ、京都の祇園祭の影響を色濃く受けています。
祭の中心は、旧浜坂町内を練り歩く神輿と麒麟獅子舞。麒麟獅子舞は、神輿行列の先導役として、町内を回り、家内安全を祈念して優雅に舞い踊ります。二人の舞手が頭と尾を持って舞う「二人立ち」の獅子舞で、獅子頭に特徴があり、県無形民俗文化財に指定されています。
また、町内には露店が立ち並び、夜には花火大会も催され、数多くの見物人で賑わいをみせます。

2011/06/22  

青倉神社大祭【あおくらじんじゃたいさい】

 

青倉神社大祭【あおくらじんじゃたいさい】
青倉神社大祭
青倉神社大祭
(朝来市)
・朝来市川上青倉神社

4月25日・10月25日

 

青倉神社大祭
・朝来市/川上青倉神社/4月25日・10月25日

「目の神様」として霊験あらたかな神社として知られる青倉神社。その由来は、この地を訪れた役の行者の目にウドの葉の小さなトゲが刺さり、岩のすきまから流れ出る水で洗い、眼の痛みをとったとされています。行者は山を下り、村人達にその岩間の水のことを「神水」と名付け、神水のそばにそそりたつ大岩を「ご神体」と定めたことから、近隣の村人が道を着けたり祠を建てるなどして、青倉神社が出来ました。事実、この水はホウ酸を良く含み、科学的にも目に良く効くことが分かっています。
4月25日・10月25日に行われる大祭当日は、山上にそびえる青倉神社で祈祷が行われます。ふもとの善隆寺ではもちまきが行われ、また、露店も出てたくさんの人出で賑わいます。