2015/01/31  

浜坂のちくわ【はまさかのちくわ】

 

浜坂のちくわ【はまさかのちくわ】
浜坂のちくわ
浜坂のちくわ
●日本海の旨みが詰まった伝統の焼ちくわ
日本海に面している浜坂漁港の周辺ではちくわの加工場が軒を連ね、特産品として人気です。アゴと呼ばれる「トビウオ」や甘みのある「タイ」、「アジ」などの日本海の恵みをふんだんに使用した焼きちくわは、魚の旨みがぎっしりと詰まっています。前浜で揚がったばかりの魚を使用するので鮮度も抜群。地元の人はもちろん、観光客のお土産としても人気があります。
お店ごとに代々受け継がれた技法や素材にこだわり、中には明治初期から続く老舗の味も楽しめます。

・浜坂観光協会 0796-82-4580

2015/01/31  

八鹿豚【ようかぶた】

 

八鹿豚【ようかぶた】
八鹿豚のとんかつ
八鹿豚のとんかつ
●上品な脂の甘みが特徴のブランド豚
養父市八鹿町三谷の自然豊かな山あいの場所で飼育されている八鹿豚は、肉質は柔らかく、脂身は上品な甘さが特徴のブランド豚です。冷涼な気候と静かな豚舎で飼育され、さらに1カ所あたりの飼育頭数を減らすことでストレスを軽減し、のびのびと育てられています。
また、豚舎内も清潔に保たれ、夏場には換気やシャワーミストで豚の体温上昇を管理するなどして、品質の高い八鹿豚を飼育しています。
道の駅ようか但馬蔵では八鹿豚料理を提供しており、
八鹿豚のとんかつ定食や八鹿豚まんが名物料理となっています。

・道の駅ようか但馬蔵 079-662-3200

2015/01/31  

生野ハヤシライス【いくのはやしらいす】

 

生野ハヤシライス【いくのはやしらいす】
生野ハヤシライス
生野ハヤシライス

生野ハヤシライス
レトルトパック

●生野鉱山の社宅で食べられた懐かしの味
鉱山町として知られる朝来市生野町の生野鉱山周辺では、まち歩きを楽しむ取り組みとして「生野ハヤシライス」を各店舗で展開中です。
生野鉱山が最盛期を迎えていた昭和30~40年代、都会から転勤してきた鉱山職員の社宅にはハイカラなものがたくさんありました。ハヤシライスもそのひとつで、洋食が珍しかった当時、生野の子どもたちにとって赤褐色の食べ物は強く印象に残ったといいます。
現在、生野には復刻ハヤシライスの提供店が点在しており、当時の味をベースにした各店オリジナルの味が楽しめます。また、お土産用に酸味のある昭和30年代、コクのある昭和40年代の2種類のレトルトパックも販売されています。

・生野ハヤシライス部会 079- 679-2233

2015/01/10  

鹿肉料理【しかにくりょうり】

 

鹿肉料理【しかにくりょうり】
鹿肉定食
鹿肉定食
(道の駅あさご)

鹿肉丼
鹿肉丼
(道の駅フレッシュあさご)

●鉄分も多く、ヘルシーな健康食材
野生動物(シカ・イノシシ)による農業被害を軽減するため、朝来市では鹿肉を使ったジビエ料理の普及に努めています。近年、鹿肉は健康食材として見直されており、人気を集めています。他の肉に比べて、低カロリーで高タンパク、鉄分も豊富なので、女性や健康志向の人にはとっておきの食材です。
朝来市では道の駅あさごで「鹿肉定食」、道の駅フレッシュあさごで「鹿肉丼」「鹿肉カレー」を提供しています。

・道の駅あさご 079- 678-0808
・道の駅フレッシュあさご 079- 670-4120

2015/01/10  

朝倉さんしょ【あさくらさんしょ】

 

朝倉さんしょ【あさくらさんしょ】
朝倉さんしょ
朝倉さんしょ
●徳川家康に献上された天下の名産品
「朝倉さんしょ」とは、山椒の一種である「朝倉山椒」の実のブランド名です。木にはトゲがなく、大粒の実にまろやかな味と香りが特徴です。「朝倉山椒」は、兵庫県養父郡朝倉村(現在の養父市八鹿町朝倉)に自生していたものを栽培用として系統選抜したものが始まりと言われており、江戸時代から400年間、地元農家が大切に守り続けてきました。
慶長16年(1611)、生野奉行の間宮直元は、に「朝倉山椒」を徳川家康に献上したという記録が残っており、これが江戸幕府に「朝倉山椒」を献上した最も古い事例です。江戸時代、朝倉山椒は天下の名産品となりました。
平成21年度からはブランド名「朝倉さんしょ」として、但馬全域3市2町の240戸の農家が特産化を目指して栽培しています。

・JAたじま朝倉さんしょ部会 079- 662-4145

2015/01/10  

湯村のじゃぶ煮【ゆむらのじゃぶに】

 

湯村のじゃぶ煮【ゆむらのじゃぶに】
どぶろく
じゃぶ煮
●素朴な味わいが広がる湯村の郷土料理
山陰の名湯・湯村温泉の郷土料理である「じゃぶ煮」は、寒い冬にぴったりの煮込み料理。「じゃぶ」とは、野菜を煮込んでいるうちに水分が出てきて「じゃぶじゃぶ」してくることに由来しています。特に新温泉町八田・照来といった山深い地区では、昔からお祭りやお盆などハレの日の料理として振る舞われてきました。
主に鶏肉と糸こんにゃく、豆腐、玉ねぎ、ごぼうなどの具材をしょう油ベースで炊いており、素朴な田舎の味わいが特徴です。地域や家庭によっては牛肉や豚肉を入れることもあり、それぞれに家庭の味があります。町内のお土産店では、地元の加工グループが作るレトルトパックも販売されています。

・湯村温泉観光協会 0796-92-2000

提供施設(平成26年12月現在)
・湯村温泉 佳泉郷 井づつや 0796-92-1111

2015/01/10  

チョウザメ料理【ちょうざめりょうり】

 

チョウザメ料理【ちょうざめりょうり】
チョウザメ料理
チョウザメ料理
●兵庫県で唯一のチョウザメ養殖場
すっぽんの養殖が盛んな香美町小代区では、養殖場を活用して兵庫県では唯一となるチョウザメの養殖にも力を入れてます。チョウザメとは古代魚の一種ので、背中の骨が蝶の形、姿がサメに似ていることから名付けられた淡水魚のこと。卵は世界三大珍味の1つであるキャビアとして有名です。
チョウザメは捌いてから2、3日経っても身が引き締まっており、生で食べるとフグのような食感があります。肝臓や目によいとされるタウリン、アンチエイジング効果の高いカルノシンなどが多く含まれていて、栄養価も高い魚です。
平成17年にはキャビアの採卵に関西で初めて成功。採取から塩漬け、瓶詰めまでをその場で行ったフレッシュキャビアは、すぐに売り切れる人気の商品となっています。

・香美町小代観光協会 0796-97-2250

提供施設(平成26年12月現在)
・旅館 大平山荘 0796-97-2120

2015/01/10  

紅ズワイガニ(香住ガニ)【べにずわいがに(かすみがに)】

 

紅ズワイガニ(香住ガニ)【べにずわいがに(かすみがに)】
どぶろく
紅ズワイガニ
(香住ガニ)
●関西では香住漁港だけで水揚げ
但馬で「紅ガニ」と呼ばれる紅ズワイガニは大きさ、形とも松葉ガニ(ズワイガニ)とよく似ていますが、松葉ガニに比べて甲殻の色の赤みが強く、松葉ガニは腹側が白いのに対して、紅ズワイガニは腹側も赤くなっています。ズワイガニより赤みがかっているので、この名前が付けられました。
紅ズワイガニは松葉ガニよりさらに深い、水深800~2,000m近くの深海に生息し、海域では日本海北部から山陰沖合までと、北海道から銚子沖合までの太平洋沿岸に分布しています。
漁期は9月1日から翌年の6月30日までが法律で決められた期間ですが、資源保護のために、但馬では漁業者らが自主的に操業期間を短縮して、9月1日から5月末日までとしています。
関西では香住漁港だけで水揚げされることから、「香住ガニ」としてブランド化されています。ズワイガニよりも甘みが強く、ジューシーな味わいが特徴です。漁期が長く、ズワイガニよりも比較的リーズナブルな価格で提供しているため、新たな特産品として人気が上がっています。

・香美町香住観光協会 0796-36-1234

2015/01/10  

コウノトリ育むお米【こうのとりはぐくむおこめ】

 

コウノトリ育むお米【こうのとりはぐくむおこめ】
コウノトリ育むお米
コウノトリ育むお米

コウノトリ育むお米

●環境にも体にも優しいお米
かつて日本の至る所で見られたコウノトリ。近代化が進み、明治中期には豊岡市でしか見らなくなってしまい、昭和46年、市内で生息していた最後の一羽が保護され、コウノトリは日本の空から姿を消しました。豊岡市は国内最後のコウノトリの生息地として野生復帰に取り組み、平成17年9月、34年の歳月を経て、コウノトリは再び大空へと放たれました。現在はその後の放鳥と自然界での繁殖により、80羽を超えるコウノトリが大空を舞っています。
豊岡市ではコウノトリとの共生をテーマに、野生復帰したコウノトリが住みやすい環境作りの一環として作られたお米を栽培しています。農薬や化学肥料に頼ることなく、冬期や早期に湛水(たんすい/田んぼに水を張ること)し、深水管理(ふかみずかんり/田んぼの水深を深くすること)で栽培する「コウノトリ育む農法」の田んぼには、様々な生きものと安全で安心な美味しいお米が育まれます。
また、多様な生き物を育む田んぼのお米を食べることにより、間接的に環境への貢献ができることも「コウノトリ育むお米」の特徴です。

・JAたじま 0796-24-6602
・豊岡市コウノトリ共生課 0796-21-9017

2014/12/17  

どぶろく

 

どぶろく
どぶろく
どぶろく
●日に日に発酵しながら味を変えるどぶろく
どぶろくは、米麹や野生酵母などの酵母を利用して作られる素朴な酒で、見た目は白く濁っています。酒税法の関係でその製造は厳しく取り締まられていますが、昔は農家の冬の楽しみとして、よく作られていたといいます。現在どぶろくを作るには、税務署に届けを出し、酒造免許を取得する必要があります。
但馬では4軒でどぶろくが製造されています。(昼食や宿泊利用時などに提供される他、販売も行っています)いずれも国の構造改革特区のひとつ「グリーンツーリズム特区」(都市部の人たちが農村体験をできる地区)に認定されています。

自家生産の原料を使い、ここでしか味わえないどぶろくをつくっています。甘酸っぱく、すっきりとさわやかな口当たりのこの酒が、人の和を広げ、地域を賑やかにしています。

八平達磨(農村体験館「八平」) 0796-56-1116
豊岡市但東町赤花572-1

和の泉(民宿愛宕荘) 0796-92-1626

美方郡新温泉町丹土144

小代道武禄
(オーベルジュ花郷里) 0796-97-3020
美方郡香美町小代区大谷300

鉢伏の泉(ロッジ翠山荘) 079-667-8420
養父市別宮290