2011/11/20  

郡主神社【ぐんしゅじんじゃ】

 

郡主神社【ぐんしゅじんじゃ】

郡主神社
・美方郡香美町村岡区板仕野
・本殿
県指定文化財(建造物)

 


●大物主神と平重盛を祀る室町時代建立の神社

室町時代の1408年建立と伝わる神社です。大物主神と平清盛の嫡男・重盛を祀っており、本殿は兵庫県が指定文化財としています。江戸期の寛永および享保年間などに幾度か修理し、現在本殿は鞘堂に納められています。三間社流造の本殿、屋根は柿葺きで、身舎と向拝のつなぎは中央を海老虹梁、両端を大面取りのつなぎ虹梁と、珍しい形式をとっています。15世紀初めの建築様式を今に伝える貴重な文化財です。

山陰海岸ジオパーク

 

山陰海岸ジオパーク
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高速回線用 低速回線用
13.1MB 8.3MB
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2011/06/28  

コウノトリ

 

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2011/06/28  

スキー場【すきーじょう】

 

スキー場【すきーじょう】
バネ

●雪質よし、アクセスよしの人気スキー場
但馬には、ハチ高原、ハチ北高原、豊岡市日高町の神鍋高原などが代表するスキー場が点在し、松葉ガニと並んで、冬期の観光の大きな柱となっています。但馬のスキー場は、雪質のよさと、京阪神からのアクセスのよさで、初心者から上級者にいたるまで広く親しまれています。
人口造雪機を設置して雪の少ない時期に対応したり、近年人気の高いスノーボードゲレンデや、ハーフパイプ、モーグルなどのコースを整備するなど、観光客のニーズに応えるゲレンデづくりに力を入れており、各種ウインタースポーツの公式競技もおこなわれています。また、年齢やスキーの巧拙に関係なく楽しめる雪まつりなどのイベントを開催して、あらゆる年齢層の集客につとめています。

【但馬のスキー場】

■神鍋高原スキー場(豊岡市日高町)
・大岡山ゲレンデ
・アップかんなべゲレンデ
・万場ゲレンデ
・奥神鍋ゲレンデ
■ハチ北高原スキー場(香美町村岡区)
■スカイバレイスキー場(香美町村岡区)
■おじろスキー場(香美町小代区)
■ミカタスノーパーク(香美町小代区)
■ハチ高原スキー場(養父市関宮)
■大久保ゲレンデ(養父市関宮)
■ハイパーボウル東鉢(養父市関宮)
■氷ノ山国際スキー場(養父市関宮)
■葛畑スキー場(養父市関宮)
■若杉高原おおやスキー場(養父市大屋町)
■牧場公園スキー場(新温泉町(旧温泉町))

2011/06/28  

松本家住宅母屋【まつもとけじゅうたくおもや】

 

松本家住宅母屋【まつもとけじゅうたくおもや】

松本家住宅母屋
・朝来市生野町口銀谷
国登録有形文化財(建造物)


旧松本醤油店の軒蛇腹

●町屋の変遷を物語る店舗兼用住宅
2階の塗籠めた壁から重厚な印象を受ける松本家住宅母屋は、明治初期に建てられ店舗兼用住宅として利用されていました。大正期には増築したので、時代に伴う生野の町屋変遷も楽しめます。元々醤油の製造販売を営んできたこの商家は、平成16年(2004)国の有形文化財に登録されました。

2011/06/28  

森田家住宅【もりたけじゅうたく】

 

森田家住宅【もりたけじゅうたく】
森田家住宅
森田家住宅

森田家住宅
・香美町香住区隼人
・国登録有形文化財

●大規模養蚕伝える香美町初の登録有形文化財
2006年8月、香美町で初めて国の登録有形文化財に選ばれた「森田家住宅」。但馬では、これが10カ所目の登録有形文化財です。
登録有形文化財とは、築後50年以上の建造物で、デザインや建設技術が優れたものが対象となります。明治初期に建設された森田家住宅は、大規模な養蚕農家の形式を残しており、庄屋屋敷としても貴重なものだといわれています。明治3年(1870)に建設された入母屋造(いりもやづくり)の屋根を持つ母屋や、明治初期に建設された白の漆喰塗りが特徴の土塀、付属室と中門・塀も景観が評価され、同宅敷地内の計4点が文化財登録されています。
終戦前後までは、地元で栽培された桑の葉を使って、大規模な養蚕を行っていたようです。

※同住宅は原則として非公開

2011/06/28  

平尾家住宅【ひらおけじゅうたく】

 

平尾家住宅【ひらおけじゅうたく】
平尾家住宅

平尾家住宅

平尾家住宅
・豊岡市森尾
・国登録有形文化財


●大小約20もの建物が点在する大規模庄屋屋敷

平尾家は江戸時代に大庄屋を務めた但馬屈指の大地主で、約4,000平方メートルの敷地内には大小約20もの建物が点在しています。2008年、豊岡市では3番目に国の登録有形文化財として登録されました。
主屋は1896年の建築で、豊岡の宮大工によるものだと伝えられています。屋根は石州の赤瓦を使って豪壮な造りで、和風建築ながらいち早く洋風技術を導入している部分もみられます。1790年建築の新蔵、1826年(明治期改修)建築の離れ座敷など、江戸時代の建物も残っていて、主屋の周囲には隠居部屋、蔵、小屋などが建ち並んでいます。登録件数は43件にのぼり、1カ所で登録される件数としては、県内でも有数です。
豊岡市森尾地区のほぼ中央に立地し、敷地内を森尾川が流れ、屋根の付いた立派な川いとが設けられています。かつてはこの場所で洗い物や洗濯などが行われていました。

※同住宅は原則として非公開

2011/06/28  

たんとうチューリップ畑【たんとうちょうちゅーりっぷばたけ】

 

たんとうチューリップ畑【たんとうちょうちゅーりっぷばたけ】

チューリップ畑
平成14年度制作
宇宙戦艦ヤマト

●関連情報
但東シルクロード観光協会

●巨大フラワーアートも圧巻!100万本のチューリップが咲き誇る
暖かい春の日差しの中、100万本の色とりどりのチューリップが畑一面に咲き誇ります。一番の話題はチューリップで描く大きなフラワーアート。こうのとりや明石海峡大橋、ドラえもん、宇宙戦艦ヤマトなどを描いてきました。期間中は約250品種を取り揃えたチューリップ見本園やチューリップ狩り、鉢植販売、写真コンテスト、各種バザーなどさまざまなイベントが開催され、多くの人たちで賑わいます。

まつりの開催日時やイベントの内容は開催年によって異なります。

・たんとうチューリップまつり実行委員会
但東シルクロード観光協会 0796-54-0500
・兵庫県豊岡市但東町畑山
・午前9時~午後5時
・高校生以上500円(20人以上の団体400円)
小、中学生100円(団体割引なし)

2011/06/28  

ざんざか・ざんざこ【ざんざか・ざんざこ】

 

ざんざか・ざんざこ【ざんざか・ざんざこ】
大杉
大杉ざんざこ踊
(養父市)
・養父市大屋町大杉二宮神社
8月16日
・国指定無形民俗文化財
若杉
若杉ざんざか踊
(養父市)
・養父市大屋町若杉三宮神社
8月16日
・県指定無形民俗文化財

●関連情報
養父市役所

 

大杉ざんざこ踊
・養父市大屋町/大杉二宮神社/8月16日/国指定無形民俗文化財

大杉ざんざこ踊は鬼踊りとも呼ばれ、かけ声の中、大シデを背負った4人の中踊りを大勢の踊り子が取り囲み、古式にのっとり踊られます。発祥は明らかではありませんが、一説によると、昔、カガミという流行病が村を襲い、これを嘆いた庄屋が慶安2年(1649)に伊勢に参拝した帰途、奈良にてこの踊りを習い覚え、旧暦7月16日、氏神に奉納したところ、村が次第に平穏になったと伝えられています。

若杉ざんざか踊
・養父市大屋町/若杉三社神社/8月16日/県指定無形民俗文化財

大杉ざんざこに対して若杉ざんざか踊は姫踊りという別名が表すように、優雅でかつ古式ゆかしい踊りです。村に残る文書の中に、その昔、大和の修業者が一人やって来て、村で流行していた大難の病気を平癒するため、氏神様に踊りを奉納したことから始まったとされています。

九鹿ざんざか踊り
(養父市)
・養父市八鹿町九鹿日枝神社
10月第3日曜日
・県指定無形民俗文化財

 

九鹿ざんざか踊り
・養父市八鹿町/九鹿日枝神社/10月第3日曜日/県指定無形民俗文化財

神功皇后の三韓征伐の凱旋を祝って踊ったのが始まりと伝えられていますが、由来を明らかにするものがありません。踊りの動作、歌詞、服装などに室町時代の色が濃く、当時の修験者らが疫病退散、五穀豊穣を祈願して、奉納したのが起源と推測されています。
4~5人からなる、かみしも姿の唄い手の踊り唄と、「サンザカザンザカ ザンザカザットゥー」の掛け声に合わせ、紺の筒袖と股引姿の踊り手が踊ります。小中学生が角兵衛獅子の所作に似た子ども踊りで前座をつとめ、青年を中心とした8人が大人踊りを踊り、豆しぼりの手拭いで向こう鉢巻、腰に太鼓、手に木ばちなど古式にのっとたいでたちで、荘重さの中にも力強く、気迫に満ちています。


寺内
寺内ざんざか踊り
(朝来市和田山町)
・朝来市和田山町寺内山王神社
7月第3日曜日
・県指定無形民俗文化財

 

寺内ざんざか踊り
・朝来市和田山町/寺内山王神社/7月第3日曜日/県指定無形民俗文化財

五穀豊穣や子孫繁栄を願って、慶安(1648~1652)のころに始まったといわれ、以来、地元衆の皆さんによって引き継がれています。山王の遣いである猿にふんした12人の踊り手が円陣を組み、腰の太鼓を「ザンザカザットウ」の囃子(はやし)に合わせて打ち鳴らします。また、その中心では2人の踊り手が飾り付けをした高さ3メートルの「しない」と呼ばれる竹を背負い、それをからませたり地面に打ちつけたりしながら踊りを奉納します。


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久谷ざんざか踊り
(新温泉町・旧浜坂町)
・新温泉町久谷八幡神社
9月15日
・県指定無形民俗文化財

 

久谷ざんざか踊り
・新温泉町(旧浜坂町)/久谷八幡神社/9月15日/県指定無形民俗文化財

全国各地に分布している風流太鼓のひとつで、八幡神社の祭りに、神前や家々の庭先で五穀豊穣や氏子の安全を願って踊られます。踊り手は若い中高生で、華やかな一文字笠をかぶり、腰につけた締太鼓を叩きながら踊ります。
起源は、地元に伝わる伝承や歌の歌詞から、室町時代末から江戸時代のはじめごろに確立したと考えられています。風流太鼓踊りは、手に持つ持ち物や音から西播ではチャンチャコ踊りなどとも呼ばれ、但馬や西播、丹波地方にも残っています。

2011/06/22  

別宮のお綱うち【べっくうのおつなうち】

 

別宮のお綱うち【べっくうのおつなうち】
お綱打ち
別宮のお綱うち(養父市)
・養父市別宮

1月9日

別宮のお綱うち
養父市/別宮/1月9日
150年は続いていると思われる伝統行事。早朝、地区の男たちが集まり、大きな声をかけて、太い藁(わら)をねじりながら回り、三ッ組の太さ約30cm、長さ17~18m、重さ70~80kg大綱を作ります。20数人もの男が交代しながら汗を流す大がかりなもの。できあがった綱は、お綱屋敷で上と下地区に別れ、村中で綱引きをします。7回綱引きをし、最後に上地区が勝ち、その年は豊作になるとされています。綱はその後、カンザキの岡まで運び、大きな2本のケヤキの木に飾るように結びつられます。カリマタの方からくる悪魔を鎮めるとされています。