北星鉱山社宅
【ほくせいこうざんしゃたく】 |
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北星長屋社宅 ・養父市大屋町明延 ・日本遺産構成文化財 |
●かつて鉱夫とその家族が暮らした社宅跡 養父市大屋町にある明延鉱山はかつて、日本一の錫鉱山として、昭和62年に閉山されるまで日本の鉱業を支えました。最盛期には約4,000人もの人が山あいの小さな集落に暮らしており、明延川をはさんで向かいの山にはいくつもの社宅が建てられました。青い屋根が特徴的な北星長屋社宅は、狭い土地を有効に活用するため山の斜面に建てられており、木造長屋5棟が残っています。また、当時としては最新技術であるプレコン造の社宅も8棟残っており、往時の鉱山町の面影を伝える貴重な文化遺産として保存されています。 |