2020/01/31  

フォレストアドベンチャー・奥神鍋【ふぉれすとあどべんちゃー・おくかんなべ】

 

フォレストアドベンチャー・奥神鍋
【ふぉれすとあどべんちゃー・おくかんなべ】

フォレストアドベンチャー・奥神鍋
 
●関連情報
フォレストアドベンチャー・奥神鍋
●兵庫県内初のドーム型宿泊棟
自然豊かな神鍋高原にオープンしたフォレストアドベンチャー・奥神鍋。杉、ヒノキをメインとしたパークとなり、100年を超える樹木にふれ合いながら、フォレストアドベンチャーを楽しむことができます。最もスリルのある「ターザンスイング」は、奥神鍋のアドベンチャーコースで1番の人気アクティビティ。ジップスライドでは木々の中で空中散歩が楽しめます。

また、パークの奥には天然のブナ林もあり、ハイキングをするのもおすすめ。パーク内の受付にあるアドベンチャーレストランでは、薪薪で焼いたピッツアや地元の野菜、お米を使用した食事を味わうこともできます。

■フォレストアドベンチャー・奥神鍋
・070-2301-9531
・兵庫県豊岡市日高町山田147-1
・年中無休

2020/01/31  

香美町ダブルブランド鍋【かみちょうだぶるぶらんどなべ】

 

香美町ダブルブランド鍋
【かみちょうだぶるぶらんどなべ】
但馬牛×松葉ガニ
但馬牛×松葉ガニ

但馬牛×但馬牛
但馬牛×但馬牛

すっぽん×チョウザメ
すっぽん×チョウザメ

●1度に2つの味が楽しめるW・ダブル鍋
香美町は松阪牛・神戸ビーフなどの素牛として知られる「但馬牛」の原産地であり、さらに日本海の味覚「松葉ガニ」や「香住ガニ」、チョウザメやすっぽんの養殖でも有名で、美味しいものがいっぱい!!これらの香美町が誇るプレミアム食材を1度に2つ味わってもらおうと、「ダブル鍋」が考案されました。
半分に仕切られた鍋を使い、一方では「但馬牛のすき焼き」、もう一方では「カニすき」といった具合に、贅沢な鍋を味わうことができます。その他にも、「但馬牛すき焼き」×「但馬牛しゃぶ」、「すっぽん鍋」×「チョウザメしゃぶ」など、香美町内の各宿や食事処で、趣向を凝らしたダブル鍋を提供しています。

・香美町役場 神戸営業所 078-599-5179

2020/01/31  

国家戦略特区/養父市【こっかせんりゃくとっく/やぶし】

 

国家戦略特区/養父市
【こっかせんりゃくとっく/やぶし】
別宮の棚田

別宮の棚田
朝倉山椒
特産の朝倉山椒

●日本の農業の未来を背負う養父市の挑戦

平成26年春、国家戦略特区として指定された養父市。「中山間地農業の改革拠点」という位置づけで、全国6カ所の中のひとつとして、東京圏、関西圏と並んで、養父市が「農業特区」に選ばれました。「国家戦略特区」とは、ある特定の地域に限って様々な規制を免除、緩和し、企業や民間ができるだけ活動しやすいようにする特定の地域のこと。養父市では特区の指定前から6次産業化の構想や、農地所有権移転許可の権限などを持つ農業委員会の機能を市に移譲する提案を行っていたこともあり、農業改革の具体性や姿勢が評価され、農業特区に指定されました。

農業の担い手を増やすだけでなく、「6次産業化」を目指して、養父市では様々な規制緩和を行っています。企業の農業参入が容易でスピーディーに行われるように「農業委員会の権限を市に移譲」。農業生産法人の設立には、役員の中に農業従事者が4分の1以上必要でしたが、1人以上いれば法人化が可能になりました。その他にも、信用保証の対象とすることで融資を受けやすくしたり、これまで農地以外の転用は厳しく規制されていましたが、レストランを建てることも認められ、「6次産業化」への取り組みが進められています。日本の農業の新しいモデルとして、養父市の取り組みが全国的に注目されています。

2020/01/31  

夢但馬周遊バス「たじまわる」【ゆめたじましゅうゆうばす「たじまわる」】

 

夢但馬周遊バス「たじまわる」
【ゆめたじましゅうゆうばす「たじまわる」】

夢但馬周遊バス
「たじまわる」
●関連情報
夢但馬周遊バス「たじまわる」
JR各駅と観光地を結ぶ周遊バス
たじまわるは公共交通機関と但馬の観光地を結ぶ周遊バス。主に駅からの二次交通の利便性を高めるため、観光バスタイプと路線バスタイプの2種類が運行されています。コースは全6コース!!全コースバスガイド付きで1日乗車券500円で、但馬の観光地を巡ることができます。4〜3月の土日祝日運行の「プレミアム号」は、JR城崎温泉駅を基点に、コウノトリの郷公園や城下町出石、竹田城跡といった但馬の人気観光地を1日で回ることができる人気のコース。その他にも、ジオパーク号、鉱石の道号、天滝もみじ号、うわの高原号、マリンコースと、季節によって期間限定で運行されています。

定期観光バスタイプでは、指定の停留所で乗降車が可能で、バスがすべての観光地に連れて行ってくれるのでプラニングも不要。とりあえず但馬の観光をしたいという人に最適です。道の駅にも立ち寄るので、地元の特産品も買うことができ、さらに観光中はバスが待っているので、お土産が増えても大丈夫!!荷物をバスに置いて観光もできるのもうれしいサービスです。

また、目的地でじっくり観光したい人は路線バスタイプがおすすめ!!1日乗車券で乗り降り自由なので、自分の好みで観光できる他、料金もとってもお得。JRやレンタサイクルと組み合わせて旅の自由度が広がります。

2020/01/31  

多々良木フォレストリゾートCoCoDe【たたらぎふぉれすとりぞーとここで】

 

多々良木フォレストリゾートCoCoDe
【たたらぎふぉれすとりぞーとここで】


多々良木フォレスト
リゾートCoCoDe
 
●関連情報
多々良木フォレストリゾートCoCoDe
●兵庫県内初のドーム型宿泊棟
朝来市にある多々良木ダムのほど近く、あさご芸術の森美術館などアートと豊かな自然に囲まれたこの地に平成29年4月にオープンした「多々良木フォレストリゾート CoCoDe(ココデ)」。かつての「農林業体験実習館多々良木みのり館」を朝来市がリニューアルし、兵庫県初、8棟のドームハウス型宿泊棟として生まれ変わりました。特徴的な丸い外壁は特殊発泡スチロールで作られており、室内では冷暖房やIH調理器具も完備しています。他にもログハウスも備え、一部の宿泊棟では小型犬と宿泊することも可能です。

フォレスリゾートの名前の通り、CoCoDeの魅力は何と言っても施設を囲む豊かな木々。春の桜、夏の蛍、秋の紅葉、冬の雲海と四季で変わる景色を楽しむことができます。ハンモックや電動自転車、焚き火が楽しめるピラミッドグリルのレンタルなど、貸出可能な備品も充実しています。広い芝生で思いっきり体を動かすもよし、リラックスするもよし。それぞれのスタイルであるがままの自然に向き合えます。

手ぶらで楽しめるバーベキューも人気で、食材はもちろんコンロや炭などの必要な機材もセットされているので特別に持ち込む必要がなく、さらにめんどうな準備や後片付けもスタッフが手伝ってくれます。遊び終わってすぐ食事ができるので、本格的なバーベキューはハードルが高いという小さな子ども連れにも好評です。

■多々良木フォレストリゾートCoCoDe
・079-678-1184
・兵庫県朝来市多々良木727-2

2020/01/31  

旧木村酒造場【きゅうきむらしゅぞうじょう】

 

旧木村酒造場
【きゅうきむらしゅぞうじょう】


旧木村酒造場
・朝来市和田山町竹田
・国登録有形文化財(建造物)

●竹田城下町の趣を伝える旧酒蔵
竹田城下町の中心に建つ「旧木村酒造場」。寛永2(1625)年頃から竹田の地で酒造りを始め、現在の建物は明治35(1902)年から36年頃に再建されたと言われています。通りに面する「店舗兼主屋」の屋根には立派なうだつと越屋根を載せ、格子窓を並べる趣は、城下町の景観のシンボルとなっています。その他にも玄米蔵と白米蔵を並べる「米蔵」、かつて麹室を備えて絞りなどを行った「舟蔵」や酒の熟成に用いた「貯蔵所」など、酒造りの遺構も良好に残されています。

こうした貴重な遺産を活用するため、平成25年に「竹田城下町 旧木村酒造場EN(えん)」として、ホテル・レストラン・ショップ、観光案内所として整備再生されました。現在は竹田城下町の観光拠点施設として、多くの観光客が訪れています。

2020/01/31  

城崎温泉ロープウェイ駅舎【きのさきおんせんろーぷうぇいえきしゃ】

 

城崎温泉ロープウェイ駅舎
【きのさきおんせんろーぷうぇいえきしゃ】


城崎温泉ロープウェイ駅舎
・豊岡市城崎町湯島806-1
・国登録有形文化財(建造物)

●黒四ダムのコンクリート技術が生かされた駅舎
城崎温泉街を一望できる「城崎温泉ロープウェイ」。ここは黒部第四ダムの建設に携わった関西電力初代社長「太田垣士郎」の発案により建設され、昭和38年5月に開業しました。大師山の山頂までつながったロープウェイは、山麗駅・温泉寺駅・山頂駅の3つから成っており、中間駅があるロープウェイは全国でも珍しいとされています。山頂からの眺望は旅行ガイドブック『ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン』に一つ星として掲載されています。円山川の緩やかな流れとその先に広がる日本海の景観が見事です。

ロープウェイの3棟の各駅舎は国の登録有形文化財に指定されています。昭和37年当時からのものが今も現役で建っており、アーチ状屋根の緩やかなアールなど建設当時のデザインを見ることができます。また、5年前に耐震診断をしたところ、築50年を超えているにもかかわらず、ほぼ建設当時のままで耐震基準をクリアしました。あの黒四ダムの建設に使われたコンクリート技術が城崎の地で生きています。

2019/03/02  

玄武洞ミュージアム【げんぶどうみゅーじあむ】

 

玄武洞ミュージアム【げんぶどうみゅーじあむ】


玄武洞ミュージアム
●関連情報
玄武洞ミュージアム
●「豊岡のかばん」の拠点施設
玄武洞公園前にある、世界中から集められた宝石や珍しい鉱石、貴石、化石などを集めた石の博物館「玄武洞ミュージアム」。2018年3月24日にリニューアルオープンしました。

神秘的な輝きを見せる世界一のアマゾナイト・菱マンガン鉱などの宝石や貴石、日本一の菊花石、コンニャク石、砂漠のバラ、光る石、綺麗な音を奏でられるカンカン石など多数の奇石や、さまざまな化石などを含め、常時2500点以上が展示されています。ティラノサウルスやアジアゾウ、トリケラトプスなど見応えある大型化石、豊岡の地場産業「豊岡杞柳細工」も紹介しています。見て・触って・たたいて楽しめるミュージアムです。オリジナルのかご作りができる「かご編み体験」も人気です。

■玄武洞ミュージアム
・0796-23-3821
・兵庫県豊岡市赤石1362
・午前9時~午後5時
・水曜日(祝日・春夏冬休み期間・GW・SWを除く)・12/31・1/1
・大人(中学生以上)800円、小人(小学生以上)400円、幼児(5歳以上)300円

 

 

2019/03/02  

粟鹿神社・勅使門の鳳凰 【あわがじんじゃ・ちょくしもんのほうおう】

 

粟鹿神社・勅使門の鳳凰
【あわがじんじゃ・ちょくしもんのほうおう】

赤淵神社の鮑伝承
赤淵神社の鮑伝承
面沼神社のめぬ池
・朝来市山東町粟鹿
勅使門は全体的には唐様でありながら、天竺様の手法が取り入れられた貴重な文化財で、通常は年2回の大祭以外は開かれることはありません。透かし彫りの欄間が付いています。

 

彫刻の鳳凰が鳴く七不思議

朝来市山東町にある粟鹿神社の創建は、2000年前に遡ります。但馬国一の宮で、延喜式に定める明神大社でもある粟鹿神社。昔から神徳の高い神社として朝廷の尊崇が厚く、国家の大難に際して四度の勅使が派遣されたと伝えられています。その折にご加護を得られたことを記念して、約600年前に勅使門が建てられました。

この由緒正しい神社には、古くから伝わる7つの不思議な話が残っています。その1つが江戸期に活躍した彫師、左甚五郎が勅使門の左右に彫った2羽の鳳凰の話です。

この彫刻の鳳凰、名作ゆえに夜な夜な門を飛び出し、人を驚かせていたと言います。鳴き声もうるさく、苦情が来たので、甚五郎が1羽の首を切り落とすと、以後鳴かなくなったと伝えられています。それを裏付けるように、現在は左右の門扉の右の扉の鳳凰が首から下だけになっています。首が切り落とされたため現在は鳴くことはありませんが、神社を訪れれば、今も伝わる鳳凰の躍動を感じることができます。

 

 

2019/03/02  

面沼神社のお茗荷祭り【めぬまじんじゃのおみょうがまつり】

 

面沼神社のお茗荷祭り【めぬまじんじゃのおみょうがまつり】

面沼神社のお茗荷祭り
面沼神社のお茗荷祭り
面沼神社のめぬ池
・新温泉町竹田
境内にある「めぬ池」と小島。昔は裸参りもあり、祭りの日は女人禁制でした。以前は他の村からの来客もありましたが、現在は関係者のみの神事となっています。

 

但馬七不思議にあげられる奇祭

新温泉町竹田に鎮座する面沼神社。境内には「めぬ池」とよばれる小池があり、ここでは不思議なことが起こると伝えられています。周りに雪が積もる2月頃、池のなかにある小島にミョウガの芽が育つのです。通常春から夏にかけて芽を出すミョウガが、なぜ真冬の寒い時期にこの小島に生えるかは未だ分かっていません。

毎年2月11日には、ミョウガの芽の形・大きさ・光沢・色などで、その年の吉凶・景気を参拝者で自らが占う「お茗荷祭り」が行われています。早朝5時に始まり、宮司がミョウガを3本摘み、池の水で清め、セキショウ(サトウキビ科の多年草)を敷いた三方に乗せ、木地のふたをかぶせて神前に奉納します。芽がまっすぐ伸びていると豊作、曲がっていると日照り、上部に光沢があれば早稲、下部に光沢があれば晩稲がよいとされています。「命賀めでたや、富貴はんじょう」。健康と富を授かりますようにと願い、不思議なミョウガに明日を占う一風変わった祭りが、今もなお、おごそかに行われています。