余部鉄橋【あまるべてっきょう】
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Panorama VRは左右に360度見渡すことができます (現在、鉄橋はコンクリート橋に架け替えらています) |
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※QuickTime VRの表示には多少時間がかかりますが、ご了承ください。 |
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2012/12/27 観光名所
2012/12/26 観光名所
生野書院【いくのしょいん】
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●生野の玄関口に佇む古民家は、歴史香る住民サロン 生野書院は、古民家を改修して、平成4年(1992)に開設された史料館です。館内には、生野代官所や生野の変に関する古文書や書画などの貴重な文化財史料を収蔵しています。一部が常設展示されており、主な収蔵品には、「但州生野銀山絵巻」「明治初年の生野町絵図」「銀山日記」「見石の幕」などがあります。これらの史料を通じて、生野の歴史や生野銀山1,200年の歴史を知ることができます。収蔵品は、歴史研究目的で閲覧することも可能です。展示品には、航空写真をもとにして精密に作られた、生野町一万分の一の模型などもあります。 茶室や和室、陶芸室などを備えており、茶道や陶芸など、住民の文化サロンとしても広く活用されています。 ■生野書院 |
2012/12/26 観光名所
但馬検定【たじまけんてい】
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●知ってるようで知らなかった但馬、再発見 兵庫県の面積の4分の1を占める広大な但馬は、氷ノ山、円山川、山陰海岸など自然環境豊かな地域です。コウノトリの野生復帰の取り組みも進められています。また、多くの文化財や歴史遺産に加え、温泉、食べ物などの魅力的な観光資源にも恵まれています。年間1,000万人の観光客が訪れている但馬を、改めて見つめてみると様々な発見があります。 但馬検定は、このような但馬の自然・歴史・文化・観光・産業などに関して、但馬通・但馬ファンを増やし、但馬を語り発信できる人材を育成することを目的として実施されます。 第1回目の試験は2007年3月に実施。但馬検定テキストブックは、但馬内の市庁舎、一部書店などで販売しています。但馬通を目指して、あなたもチャレンジしてみませんか。検定の合格者には、認定書および特製の認定バッジが贈呈されます。 ■(公益財団法人)但馬ふるさとづくり協会 |
2012/12/26 観光名所
但馬七福弁天めぐり【たじましちふくべんてんめぐり】
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●七福弁天めぐる心の旅 但馬各所を巡る「但馬七福弁天めぐり」。弁天さまは、七福神のうちでただ一人の女性の神で、物を生み育てる水の神です。 兵庫県の淡路島をはじめ、竹生島・江ノ島・宮島などの弁天さまが、いずれも島や湖の中州に祀られていることからもその理由がうかがえます。 水の流れる音は音楽に結びつくことから、芸能の神様としても信仰されています。 また、商売繁盛・進学就職の神さまとしても有名。厄災を取り除き、富・財宝と智恵を授ける福の神として、古来より人々の信仰を集めてきました。 但馬の日本海から内陸部へ向かう七福の寺での住職との語らいは、心が洗われる巡礼の旅。近年、ご利益を求めて、心の旅を楽しむ人々が増えています。 ■但馬七福弁天めぐり |
ハチゴロウの戸島湿地の整備【はちごろうのとしましっちのせいび】
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●生態系の宝庫!ハチゴロウの戸島湿地 平成21年4月にオープンした「ハチゴロウの戸島湿地」は、 円山川下流域にあり、 ここは日本海や楽々浦湾からの汽水、上流からの淡水、山際からの湧水などが混在し、 希少な生き物や植物にあふれる場所です。 この施設は、「嫁殺しの田んぼ」と呼ばれるほど作業が困難だった湿田(ジル田)を、コウノトリの生息拠点として、地域の生物多様性の核として、あるいは環境教育の拠点として整備されました。公の施設の「湿地」として環境を管理しています。 名称になっている「ハチゴロウ」とは、圃場整備工事中の湿田に舞い降りてきた野生のコウノトリの名前です。ハチゴロウがこの湿田に頻繁に飛来するようになった出来事がきっかけで、市がその地をコウノトリが舞い降りることのできる環境として保全・整備することを決めました。 湿地内の人工巣塔ではオープン前からコウノトリのペアが栄巣しており、オープンから2ヶ月余りでヒナの巣立ちも確認されました。 |
日下家住宅【くさかけじゅうたく】
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![]() 日下家住宅 ・朝来市山東町粟鹿 |
●歴史の変遷大規模な庄屋屋敷 日下家は古くから大地主として粟鹿地区に居を構え、近代には製糸業や銀行設立に携りました。主屋、新居、座敷、門、土塀など21件が国の有形文化財に登録されています。 敷地面積は約3300平方メートルあり、中央西に面して立つ主屋は間口20メートルと規模が大きく、土間から大広間にかけて吹抜けで、数段の貫を通す豪快な小屋組を見せます。 主屋東面に付属する炊事場には台所や食堂、風呂などがあり、風呂にはモザイクタイルを張るなど、近代的な様式が取り入れられています。 他にも昭和前期の洋風事務所の雰囲気をよく残す旧日下林業事務所や、数寄屋風意匠が見事な座敷など、歴史的価値の高い建物が数多く残されています。 特に総延長109メートルの石垣は、時代によって石材や積み方などが違い、当家の永い歴史を物語る遺物といえます。 ※同住宅は住居のため非公開 |
赤木家住宅【あかぎけじゅうたく】
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赤木家住宅 |
●水害対策の備えが残る大庄屋屋敷 2005年、豊岡市で初めて国登録有形文化財に登録された赤木家住宅は、明治、大正時代の自作大農経営地主の住宅様式を残す貴重な文化遺産です。代々大庄屋であった赤木家ですが、家風である「質実剛健」を守り、派手さはありませんが、威風堂々とした存在感に圧倒される建物です。主屋が1870年(明治3)の建築で、書院造の離れや蔵、門などは明治中、末期に建てられ、ほぼ原形のまま残っています。 赤木家住宅の特徴は、水害に対する備え。すぐ近くを流れる円山川が氾濫すると、地域の防災センターとしての役割を担ってきました。東西40m、南北65m、約900坪の広大な敷地に整然と積み上げられた石垣はほぼ玄武岩で構成され、周囲よりも約2mもかさ上げしてあり、一度も浸水したことがないといいます。 さらに、円山川に面する西側には、濁流の勢いを弱めるための水防竹林を造成。竹は切りだして、水防用の資材としても利用されました。 また、蔵の軒下に吊されている小舟は、当時の様子を象徴するもの。縄をゆるめれば、いつでも出船できるようになっていて、洪水時には「パトロール船」として活躍しました。 同家は、円山川の河川改修に尽力するなど、「砂防の神様」と呼ばれた赤木正雄氏の生家でもあり、こうした水防への備えが正雄氏の人生にも多大な影響を与えたともいえます。 ※同住宅は原則として非公開 |
大同寺【だいどうじ】
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![]() 大同寺 ・開山堂(建造物) 県指定文化財 |
●江戸中期の唐様を基調とした仏堂遺構「開山堂」 |
東楽寺【とうらくじ】
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![]() 東楽寺 ・豊岡市清冷寺 ・四天王立像 国指定彫刻 |
●藤原中期、一木彫刻の四天王立像をまつる
弘法大師開祖の寺、東楽寺には国指定重要文化財に指定された四天王立像が祀られています。四天王は、仏を守るための4体の武神で、持国天、増長天、広目天、多聞天のすべてが揃っています。寺伝では、延長年間(923~929)寺の再興の時に造立されたものといわれています。桧材の一木彫刻で藤原中期のすぐれた作風をそなえており、いずれも尊厳に満ちた表情、姿が特徴です。また、体躯に重量感があり、堂々としていますが、動きに乏しく、着用している甲冑も比較的簡素です。四天王像は、古くはいかつい甲冑に身を固めたものが多いのですが、東楽寺の四天王はやや優しさが増しています。 |
八幡神社【はちまんじんじゃ】
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![]() 八幡神社 ・豊岡市津居山 |
●但馬最大級の石造九重塔が残る 八幡神社は津居山地区の氏神で、祭神は応神天皇を祀っています。山城跡に立地し、津居山湾から円山川河口部を見通すことができます。海東諸国記にある但馬州津山関(海関)が置かれていたと考えられています。境内にある「石造九重塔」は鎌倉中期の作で、高さ約6メートル。県の文化財に指定されています。 但馬最大級の石造遺物で、神社近くの浜地蔵とともに丹後由良から輸送途中、避難した舟が置いていったものと伝えられています。 また、漁業や航海の無事を祈り、また遭難した人たちを供養するために建てられたともいわれています。 境内には漂着した海亀親子の供養碑である亀塚(文化年間)があります。石碑には久美浜代官による津居山をもじった和歌が刻まれています。 |