上小田の柳神社 |
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柳の根株を祀った神社 養父市八鹿町上小田区の柳神社の眼下には、但馬で1番大きい河川・円山川が流れています。樹木が付いた珍しいこの神社の名前は、この円山川にまつわる1つの伝説が由来となっています。
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上小田の柳神社 |
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柳の根株を祀った神社 養父市八鹿町上小田区の柳神社の眼下には、但馬で1番大きい河川・円山川が流れています。樹木が付いた珍しいこの神社の名前は、この円山川にまつわる1つの伝説が由来となっています。
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但馬御火浦伝説 |
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皇后を導くかがり火「但馬御火浦」と呼ばれる、新温泉町から香美町へ続く約8kmの海岸線は、奇岩が悠然と連なる景勝地で、昭和9年に国の名勝・天然記念物に指定されています。
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青倉神社「目の神様」 |
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孝行息子に神様が与えた水朝来市にある青倉山。
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温泉城と宴の清水 |
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秀吉を悩ませた不思議な水源岸田川の支流、春来川と稲負谷川に挟まれた白毫山(びゃくごうさん)。その標高338mの小高い山頂に、湯村温泉を見下ろすように温泉城(ゆのしろ)跡はあります。
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兎塚の由来 |
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3羽の古兎伝説豊かな自然溢れる香美町村岡区。南端にあたる兎塚地域には地名にまつわる兎伝説が残っています。
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養父神社の狼像 |
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狼の力で守った白狼退治伝説「養父の明神さん」とよばれ、農業の神として地元の人に親しまれてきた養父市の「養父神社」。紅葉のシーズンや初詣に多くの人が訪れるこの神社に、珍しい石像があるのをご存じでしょうか。
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小山弥兵衛と心諒尼 |
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祖父を弔う孝行物語昔、東河庄野村(朝来市和田山町東河地区)に「小山弥兵衛」という若いながらも人望が厚い男がいました。1738年、長く続く凶作のため、庄屋たちが訴状を持って生野代官までお願いに行きましたが、農民が鍬や鎌を持って集まってしまい、これを一揆としてみなされ、その中心にいた弥兵衛は長崎県の壱岐島へ流されてしまいました。見性寺に預けられた弥兵衛は、島民の農作業を手伝ったり、子どもたちに読み書きを教えたりするなど、島民から慕われる存在となっていきました。 一方、弥兵衛の孫娘は祖父に会いたいという一心で、僧になれば修行で全国を歩き回り、祖父の所にも行けると考え、尼僧になるため梁瀬の桐葉庵(現在は桐葉寺)に入り修行を開始、法名を「全鏡」と名乗りました。壱岐島までの困難な道のりを進み、ようやく弥兵衛と対面を果たした全鏡。月に数日間だけ博多から壱岐へ渡り、祖父の世話をしました。 弥兵衛が亡くなった後は遺骨を携えて帰郷し、円明寺(朝来市和田山町宮)から「心諒尼」という戒名をもらい、水月庵(現在は水月院)を再興したと言います。この史実の縁がきっかけとなり、現在、朝来市と壱岐市は友好都市提携を結んでいます。
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コウノトリ伝説 |
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皇子の心を動かしたコウノトリ大空を優雅に舞うコウノトリの里、豊岡市の「久々比神社」には、「日本書紀」に記述が残るコウノトリ伝説が古くから伝わっています。 「久々比」とは鵠のことで、コウノトリのことを意味します。垂仁天皇が誉津別皇子を連れ、宮殿の前に立った時、コウノトリが大空を飛んでいました。その時、皇子が「これは何という名の鳥だ」と言葉を発します。皇子は30歳でしたが、まだ言葉を話すことができず、赤ん坊の泣き声のような声しか出ませんでした。この時初めて人並みの言葉を話したのです。天皇は大変喜び、「誰かあの鳥を捕まえて献上せよ」と言い、天湯河板挙が「私が必ず捕らえて献上します」と申し出て、大鳥が飛び行く国々を追いかけました。そして、出雲国か但馬国で捕らえ、献上したといわれています。 このことからコウノトリは霊鳥として大切にされ、その鳥が棲んでいる土地を久々比と呼び、木の神「久々遅命」をお祀りしました。これが久々比神社となったそうです。コウノトリは子宝を運んでくるという言い伝えから、全国から多くの人々が参拝に訪れ、境内にはたくさんのコウノトリ絵馬がかけられています。
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粟鹿神社・勅使門の鳳凰 |
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彫刻の鳳凰が鳴く七不思議朝来市山東町にある粟鹿神社の創建は、2000年前に遡ります。但馬国一の宮で、延喜式に定める明神大社でもある粟鹿神社。昔から神徳の高い神社として朝廷の尊崇が厚く、国家の大難に際して四度の勅使が派遣されたと伝えられています。その折にご加護を得られたことを記念して、約600年前に勅使門が建てられました。 この由緒正しい神社には、古くから伝わる7つの不思議な話が残っています。その1つが江戸期に活躍した彫師、左甚五郎が勅使門の左右に彫った2羽の鳳凰の話です。 この彫刻の鳳凰、名作ゆえに夜な夜な門を飛び出し、人を驚かせていたと言います。鳴き声もうるさく、苦情が来たので、甚五郎が1羽の首を切り落とすと、以後鳴かなくなったと伝えられています。それを裏付けるように、現在は左右の門扉の右の扉の鳳凰が首から下だけになっています。首が切り落とされたため現在は鳴くことはありませんが、神社を訪れれば、今も伝わる鳳凰の躍動を感じることができます。
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面沼神社のお茗荷祭り【めぬまじんじゃのおみょうがまつり】 |
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但馬七不思議にあげられる奇祭新温泉町竹田に鎮座する面沼神社。境内には「めぬ池」とよばれる小池があり、ここでは不思議なことが起こると伝えられています。周りに雪が積もる2月頃、池のなかにある小島にミョウガの芽が育つのです。通常春から夏にかけて芽を出すミョウガが、なぜ真冬の寒い時期にこの小島に生えるかは未だ分かっていません。 毎年2月11日には、ミョウガの芽の形・大きさ・光沢・色などで、その年の吉凶・景気を参拝者で自らが占う「お茗荷祭り」が行われています。早朝5時に始まり、宮司がミョウガを3本摘み、池の水で清め、セキショウ(サトウキビ科の多年草)を敷いた三方に乗せ、木地のふたをかぶせて神前に奉納します。芽がまっすぐ伸びていると豊作、曲がっていると日照り、上部に光沢があれば早稲、下部に光沢があれば晩稲がよいとされています。「命賀めでたや、富貴はんじょう」。健康と富を授かりますようにと願い、不思議なミョウガに明日を占う一風変わった祭りが、今もなお、おごそかに行われています。
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