2023/01/13  

グンゼ八鹿工場事務所棟【ぐんぜようかこうじょうじむしょとう】

 

グンゼ八鹿工場事務所棟
【ぐんぜようかこうじょうじむしょとう】


グンゼ八鹿工場事務所棟
・養父市八鹿町八鹿
・兵庫県景観条例景観形成重要建造物等

●昭和初期のモダンデザイン
1928年(昭和3)建設された、旧グンゼ八鹿工場の事務所棟。薄橙色の外壁でモダンなデザインが特徴的です。事務所の入口が建物の角部分に面し、さらに中央部に柱を設けた左右対称の出入り口が2カ所あります。さらに事務所内に入ると、円形の垂れ壁(天井から垂れ下がった形状の壁)と、中央にそびえるギリシア神殿のエンタシス柱をモチーフにした柱を見ることができます。

外部に面した窓は上げ下げ窓で、昭和初期の流行を取り入れたモダンな様式です。スレート瓦だった屋根は、改築工事により日本瓦に葺きかえられています。

2022/01/15  

養父神社の狼像 【やぶじんじゃのおおかみぞう】

 

養父神社の狼像
【やぶじんじゃのおおかみぞう】

養父神社の狼像
養父神社の狼像
養父神社の狼像
養父神社の狼像
・養父市養父市場
明治26年(1893)建立の狼像。狛犬と並んで拝殿の前に建っており、口を開けているのがメスで、閉じているのがオスになっています。

 

 

狼の力で守った白狼退治伝説

「養父の明神さん」とよばれ、農業の神として地元の人に親しまれてきた養父市の「養父神社」。紅葉のシーズンや初詣に多くの人が訪れるこの神社に、珍しい石像があるのをご存じでしょうか。
一見、4体の狛犬が並んでいる様に見えますが、尻尾を高く上げた1対は、「狼」の石像です。養父神社では、田畑を荒らす猪や鹿から作物を守る益獣として昔から狼を守り神にしています。
江戸時代に幕府が作った朝倉氏と八木氏の系図に、朝倉高清という武将と同神社に関わるこんな伝説が記されています。
鎌倉時代、関東で2mも越える大きな白猪が暴れていました。将軍・源頼朝に白猪退治を命じられた高清は、但馬に戻り養父神社に7日間こもって祈願。神前から霊力のある鏑矢を授かり、その矢で見事、白猪を退治しました。この功績が認められ、高清は頼朝の家来として迎えられたとされています。すでに絶滅してしまった日本狼ですが、養父神社では今日も石像として私たちを見守ってくれています。

 

 

2021/01/24  

中瀬金山関所/トロッコ広場【なかぜきんざんせきしょ/とろっこひろば】

 

中瀬金山関所/トロッコ広場
【なかぜきんざんせきしょ/とろっこひろば】

中瀬金山関所

トロッコ広場

陣屋(金山役所跡)

 
●関連情報
中瀬金山関所/トロッコ広場
●江戸時代の金山町の面影が残る
養父市中瀬の中瀬金山は、天正元年(1573)、八木川で砂金が発見されて始まりました。江戸時代には、生野奉行所の直轄鉱山となり、近畿でも最大の金山町として栄えました。明治時代は三鉱山とともに三菱の経営となり、昭和に入ると、日本一大きな「自然金」が出る鉱山として有名になりました。

中瀬地区は江戸時代当時の町割が残っており、慶長5年(1600)、徳川家康配下の生野奉行・間宮新左衛門によって、金山役所、役宅、米蔵、牢屋が建てられたと伝えられています。享保8年(1723)に役所は廃止されましたが、その敷地と古い石垣が今に残っています。

中瀬金山関所は中瀬金山の交流拠点施設。鉱山関係の貴重な資料を展示する他、隣接するトロッコ広場には、鉱山稼働時期に使用していたトロッコを常設しています。


■中瀬金山関所/トロッコ広場

・079-667-2331(養父市関宮地域局)
※施設内の見学を希望する場合は事前に問い合わせが必要
・養父市中瀬896-10

2021/01/24  

明延一円電車軌道【あけのべいちえんでんしゃきどう】

 

明延一円電車軌道
【あけのべいちえんでんしゃきどう】

明延一円電車軌道

 
●関連情報
明延一円電車軌道
●一円電車の乗車体験
昭和20年から昭和60年まで鉱山従業員の通勤電車として、利用されていた明神電車は昭和4年に開通。明延〜神子畑間を運行していました。昭和24年に従業員運搬用に客車もつけるようになり、一般の乗客も運ぶようになりました。昭和27年、1日の乗降数を数えやすくするために乗車料が1円となり、「一円電車」の愛称で親しまれてきました。

昭和62年の閉山とともに廃線となりましたが、有志の手により、平成22年に70mの軌道が完成。その後、一円電車募金を募り、令和元年9月には軌道が延長され、ついに1周150mの円周となりました。

4月~11月の毎月第1日曜日の他にゴールデンウィーク・夏休みの期間に臨時運行日を設けられ、一円電車の乗車体験が楽しめます。


■明延一円電車軌道

・079-668-0258(養父市立あけのべ自然学校/平日8:30~17:00)
・養父市大屋町明延1184

2020/01/31  

国家戦略特区/養父市【こっかせんりゃくとっく/やぶし】

 

国家戦略特区/養父市
【こっかせんりゃくとっく/やぶし】
別宮の棚田

別宮の棚田
朝倉山椒
特産の朝倉山椒

●日本の農業の未来を背負う養父市の挑戦

平成26年春、国家戦略特区として指定された養父市。「中山間地農業の改革拠点」という位置づけで、全国6カ所の中のひとつとして、東京圏、関西圏と並んで、養父市が「農業特区」に選ばれました。「国家戦略特区」とは、ある特定の地域に限って様々な規制を免除、緩和し、企業や民間ができるだけ活動しやすいようにする特定の地域のこと。養父市では特区の指定前から6次産業化の構想や、農地所有権移転許可の権限などを持つ農業委員会の機能を市に移譲する提案を行っていたこともあり、農業改革の具体性や姿勢が評価され、農業特区に指定されました。

農業の担い手を増やすだけでなく、「6次産業化」を目指して、養父市では様々な規制緩和を行っています。企業の農業参入が容易でスピーディーに行われるように「農業委員会の権限を市に移譲」。農業生産法人の設立には、役員の中に農業従事者が4分の1以上必要でしたが、1人以上いれば法人化が可能になりました。その他にも、信用保証の対象とすることで融資を受けやすくしたり、これまで農地以外の転用は厳しく規制されていましたが、レストランを建てることも認められ、「6次産業化」への取り組みが進められています。日本の農業の新しいモデルとして、養父市の取り組みが全国的に注目されています。

2019/03/02  

琴弾峠・袖ヶ池のお姫様伝説 【ことびきとうげ・そでがいけのおひめさまでんせつ】

 

琴弾峠・袖ヶ池のお姫様伝説
【ことびきとうげ・そでがいけのおひめさまでんせつ】

赤淵神社の鮑伝承
赤淵神社の鮑伝承
琴弾峠の袖ヶ池
・養父市大屋町宮垣
ひっそりとした小さな池ですが、「袖ヶ池」や「琴弾」という地名があることから江戸時代から俳句に読み込まれる名所になっています。池の側には三つの句碑が置かれています。

 

八木城の落城にまつわる悲話

養父市八鹿町八木にある八木城跡は、国指定文化財でもある史跡です。その近くにある琴弾峠の山頂付近には、俳句の名所としても知られる池があります。袖ヶ池と呼ばれるこの小さな池には、とある姫の悲しい伝説が残っています。

その昔、八木城は、羽柴秀吉の大軍に攻められ落城しました。城主の八木豊信は切腹しましたが、豊信の娘の奈津江姫はなんとかこの戦いを逃れました。しかし、姫が琴弾峠から八木城を振り返ると、すでに城は真っ赤に燃えていました。力尽きた姫は池に身を投げ、自ら命を絶ってしまったそうです。数日後に姫が着ていた着物の袖が水面に浮かんできたことから、「袖ケ池」と呼ばれるようになったと伝わります。

一説によると琴弾峠という名は、その姫が琴を弾いたためだとも言われています。 また、麓の養父市大屋町宮垣区では、池に身を投げたのは三方城の姫とも伝えられていますが、いずれも命を落とす悲しい結末になっています。現在、池の周りには、姫の心を慰めるように美しい桜が植えられています。

 

 

2018/01/16  

養父の太郎左衛門【やぶのたろうざえもん】

 

養父の太郎左衛門【やぶのたろうざえもん】
養父の太郎左衛門
養父の太郎左衛門
養父の太郎左衛門の供養塔
・養父市薮崎1244
養父市薮崎の願入寺にある供養塔。二段の台座の上に高さ150cmの立派な石材で作られています。隣には恩賞の文字を書いた顕彰碑もあります。

 

 

羽柴秀吉の但馬平定で円山川の渡河を助けた太郎左衛門

時は戦国時代。天下統一を進める織田信長の命を受けた羽柴秀吉は弟・秀長に命じて、但馬を平定し、天正8年(1580)、羽柴秀長は出石城主に任命されました。この時、羽柴秀長は功績のあった領内の農民に褒美を与えました。鮎をとる税金を免除し円山川の鮎を自由にとる免許状を6人に与えています。この頃から鮎取りが盛んだったようです。

その中でも、薮崎村の養父の太郎左衛門には、鮎取りの免許状ではなく、土地にかかる税金の一部を免除する諸公事免除の書状が与えられました。これは他の人たちと比べ、格段に高い恩賞になる。出石藩は明治維新まで約280年間も税金を免除しました。

養父の太郎左衛門はどんな手柄を立てたのでしょうか?当時、但馬の北部を攻めるにあたって、円山川を渡ることは大変重要なポイントでした。羽柴秀長は円山川を渡るために川舟を多数集め、また多くの兵たちを運んでくれる船頭も必要だったでしょう。中でも養父の太郎左衛門ほか8人は、増水した円山川で困っていた羽柴軍を、船で対岸まで運んだといいます。薮崎区では、太郎左衛門の功績を後世へ伝え、羽柴秀長の恩賞に感謝する「太閤祭」を毎年9月に太郎左衛門の供養塔の前で行っています。

 

 

2018/01/16  

但馬の文学・映画ゆかりの地

 

但馬の文学・映画ゆかりの地
【たじまのぶんがく・えいがゆかりのち】

城崎温泉


竹田城跡

魚ヶ滝


JR鎧駅

今子浦


湯村温泉

加藤文太郎記念図書館


山田風太郎記念館

豊かな自然を有する但馬は、多くの作品の舞台に選ばれてきました。その様々な表情は世界観を形作る土台として、また映像を整えるロケーションとして、彩りを添えています。

城崎温泉(豊岡市)
豊岡市が誇る山陰の名湯「城崎温泉」は、昔から多くの文人墨客に愛されてきた情緒ある町です。その町並みは「駅は玄関、道は廊下で宿は客室」のように「城崎温泉はひとつの宿」といわれてきました。怪我の養生のため緑豊かで静かなこの地を訪れた志賀直哉は、蜂、鼠、いもりの死を淡々とした語り口で見つめ、生死一如の調和的世界への予兆を名作『城の崎にて』で書き上げました。他にも代表作である『暗夜行路』にも、城崎を旅する一文が登場します。また当温泉地は島崎藤村、有島武郎、泉鏡花など多くの文人に愛されました。
城崎文芸館ではゆかりの品を紹介している他、外湯やゆかりの地には文学碑が建てられています。秋も終わりに近づく一日、物語に思いを馳せながら彼らが歩いた道を散歩してみるのはいかがでしょうか。
・城崎温泉観光協会 0796-32-3663
・豊岡市城崎町湯島 
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竹田城跡(朝来市)
天空の城として有名になった竹田城跡。南北400メートル、東西100メートルの総石垣造りの遺構が残る日本屈指の山城では、時代劇の撮影が行われています。映画『天と地と』や『天地明察』、大河ドラマ『「軍師官兵衛』のロケ地として使用されました。また、名優・高倉健の遺作となった映画『あなたへ』では、主人公が妻との思い出の地である竹田城跡へ訪れ、音楽祭を回想するシーンで登場します。立雲峡から撮影した雲海に浮かぶ竹田城跡も見どころです。
・情報館 天空の城  079-674-2120
・朝来市和田山町竹田 
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魚ヶ滝(朝来市)
朝来市生野町にある「魚ヶ滝」は市川の源流にあたり、清らかな水の流れる渓流として知られます。名前の由来は、川の中ほどにある大きな岩が、まるで魚が滝を登っている姿に似ていたことからつけられたそうです。
2007年には、松山ケンイチ主演、2009年公開の映画『カムイ伝』のロケ地として使用されました。魚ヶ滝では、領主水谷軍兵衛の愛馬の白い足を切り落としたシーンなどが撮影され、渓流の美しい風景が登場しています。
普段は静かな渓流も、夏場はアウトドアの拠点として、川遊びや魚のつかみどりなどでにぎわいます。涼を感じる避暑地として、京阪神からたくさんの家族連れが訪れます。近くには魚ヶ滝キャンプ場や自然休養村「魚ヶ滝荘」があり、泊りで楽しむことができます。
・生野町観光協会 079-679-2222
・朝来市生野町上生野魚ヶ滝
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JR鎧駅(香美町)
小説『海岸列車』の舞台でもあり、ドラマ『ふたりっ子』・『砂の器』のロケ地にも使われた香美町は、日本海に面した漁師町です。
「トンネルを抜けると、高架のようになった鉄路の下に鎧の村が見え、列車は速度を弱めた」とは宮本輝の小説『海岸列車』の一節ですが、兵庫県香美町にある山陰本線の鎧駅は、物語の主人公である兄妹が「人間の拠りどころ」を求めて何度も降り立った場所です。幼いころ母親に捨てられた兄妹は、このどこまでも続く紺碧の日本海と青空を見つめ何を思ったのでしょうか。
また、この海を見下ろす美しい風景は、「青春18きっぷ」のポスターにも使われています。隣の餘部駅へと続く遊歩道は、かつて生活道として使用されていて、途中には日本海や余部橋りょうなどの絶景が楽しめます。
・香美町香住観光協会 0796-36-1234
・香美町香住区鎧 
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今子浦(香美町)
2010年公開の『ノルウェイの森』は、日本を代表する小説家・村上春樹が1987年に執筆した同名長編小説を原作とした映画。小説の発行部数は1,000万部を超える大ベストセラーとなっています。
自殺した親友の恋人だった直子(菊地凛子)と大学の同窓生・緑(水原希子)との間で揺れ動く主人公ワタナベ(松山ケンイチ)の青春の葛藤を描いた究極の恋愛物語。
トラン・アン・ユン脚本・監督で製作。日本では2010年12月11日に公開されました。主演は松山ケンイチ、菊地凛子、水原希子。日本を舞台としたロケーション・ハンティングが行われ、兵庫県神河町の砥峰高原・峰山高原、香美町の香住海岸(今子浦千畳敷)のほか、早稲田大学、上野桜木の東叡山浄名院などで撮影が行われました。
・香美町香住観光協会 0796-36-1234
・香美町香住区境 
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湯村温泉(新温泉町)
開湯1,150年の歴史を誇る山陰の名湯「湯村温泉」。湯村温泉街を舞台にした吉永小百合主演のドラマ『夢千代日記』の人気により、夢千代の里として一躍有名になりました。98度の高熱泉が湧き出る温泉街のシンボル「荒湯」の近くには、吉永小百合をモデルにした夢千代像が建てられています。また、足湯がある石垣には原作・脚本をした早坂暁をはじめ、ドラマの出演者や著名人の手形が飾られています。
・湯村温泉観光協会 0796-92-2000
・新温泉町湯 
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加藤文太郎記念図書館・資料館(新温泉町)
社会人登山家・加藤文太郎は、明治38年新温泉町浜坂に生まれました。15歳の時神戸に就職し、仕事と勉学の道を歩みながら登山を続け、多くの山々を踏破していきました。当時は単独での登山はタブーとされておりパーティーで登るのが一般的でしたが、加藤は冬山での単独行動を次々に成功させ「単独行動の加藤」、また当時としては珍しいありあわせの服装から「地下足袋の加藤」と名を広めていきました。31歳という若さで閉じた加藤の生涯は、気象学者でもある作家新田次郎氏によって『孤高の人』として出版され、今も名作として人々に感動を与え続けています。
加藤文太郎記念図書館は、あじわら小径のすぐ側にあります。2階には加藤文太郎の遺品や資料を展示した山岳資料室があり、愛用の登山靴やピッケル、手帳を見ることができます。壁や展示台の足など、随所に散りばめられた山のモチーフも見どころです。
・加藤文太郎記念図書館 0796-82-5251
・新温泉町浜坂842-2 
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山田風太郎記念館(養父市)
作家・山田風太郎は本名を山田誠也といい、大正11年養父市関宮に生まれました。代々医者の家系に生まれ、幼くして両親を亡くしますが医者の道を目指し、東京医科専門学校(今の東京医科大学)に入学しました。当初は作家になろうとは考えていませんでしたが、在学中、探偵小説雑誌「宝石」の第一回新人賞に応募した『達磨峠の事件』が入選し、卒業後は作家の道を歩むことになります。伝奇小説、推理小説、時代小説など幅広く手掛けた山田は戦後の日本を代表する作家として活躍し、平成13年に亡くなりました。「忍法帖シリーズ」をはじめ、その多くの作品は映画化・ドラマ化され、今も根強い人気があります。
養父市にある山田風太郎記念館では、写真や愛用品・貴重な直筆原稿のほかに、執筆に使われた机や椅子などが展示されています。また周辺には生家や小さい頃に遊んだ神社があり、山田ゆかりの地を巡ることができます。
・山田風太郎記念館 079-663-5522
・養父市関宮605-1 
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2017/02/08  

但馬のアクティビティ

 

但馬のアクティビティ【たじまのあくてぃびてぃ】

たけのジオカヌー


かすみジオカヤック



ウォータージャンプ


フォレストアドベンチャー・朝来

ツリーイング&
シャワークライミング


スカイダイビング

スノーシュー


●海あり、山あり、川ありの自然豊かな但馬には、四季折々の特長を生かした新しいアクティビティがいっぱい!但馬の自然を肌で体感しよう

たけのジオカヌー(豊岡市)
環境省による快水浴場百選をはじめ、日本の渚100選、日本の水浴場55選、日本の水浴場88選に選ばれている豊岡市の竹野浜。海外や沖縄に匹敵する海の透明度は感動もので、エメラルドグリーンの海が広がります。
「はさかり岩」の奇岩や、鬼伝説の残る「淀の洞門」など、海から見上げる景色は迫力満点!5~9月の日本海は太平洋よりも穏やかで、ファミリーでも楽しめます。
特におすすめしたいのが、青の洞窟と呼ばれている「清瀧洞門」。洞門をくぐるとそこは神秘の世界。吹き抜けとなった空間からは光が射し込み、青の世界が広がります。体験できる施設も多く、テーマに沿ったモデルコースが用意されているので、初心者から上級者まで幅広く感動体験に導いてくれます。
・たけのスタイル推進協議会 0796-47-2020
・豊岡市竹野町竹野50-12(北前館) 
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かすみジオカヤック(香美町)
国の天然記念物「鎧の袖」をはじめ、奇岩・洞門が数多く点在している香美町の香住海岸。カヤックはジオパークを間近に体感できる最善の方法です。何万年もかけて造られた自然の造形から大地のパワーを直接感じることができます。
ほとんどの参加者が初めての人ばかりだそうで、初心者でも手軽に始められるのがジオカヤックの魅力。めがね洞門、鷹の巣島などのジオスポットが目の前にそびえ立ち、その圧倒的なパワーに感動して、どんどんリピターが増えています。1度行けばやみつきになること間違いなし。船では味わうことのできない壮大なスケールをぜひ味わってください。
・かすみジオカヤッククラブ 0796-36-3512
・香美町香住区香住1369(香りのお宿庄屋 内) 
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ウォータージャンプ(養父市)
1年中スキーやスノーボードの練習が可能な施設として人気の若杉高原。サマーゲレンデのアクティビティも盛りだくさん。バッグ&ウォータージャンプは、スキーやスノーボードでジャンプ台を飛び、フリースタイルジャンプやワンメイクジャンプがトーレニングできる施設です。
エアーマットやプールに着地するため、安全に練習ができます。本格的にトレーニングしたい人はもちろん、初めてでも全てレンタルで揃うため、着替えだけを持っていけばチャレンジが可能です。ソリでプールにダイブする「そりぽちゃ」は、子どもだけでなく大人にも人気です。
・若杉高原おおやスキー場&キャンプ場 079-669-1576(8〜17時)
・養父市大屋町若杉99-2
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フォレストアドベンチャー・朝来(朝来市)
朝来市のさのう高原では、フランス生まれの本格的なアスレチック体験ができます。フォレストアドベンチャーは自然を楽しむ一方で、森を守ることを目的に作られた施設です。専用のハーネスを身につけ、アトラクションをクリアしていきます。
ワイヤーに吊られた木の土台にバランスをとりながら進み、高台から「ジップスライダー」で一気に駆け下ります。心地よい風が森の中を駆け抜けるので、爽快感があります。仲間と協力しながら進むこともあるので、絆が深まるアクティビティです。
・フォレストアドベンチャー・朝来 090-6739-2195
・朝来市佐嚢66 
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ツリーイング&シャワークライミング(香美町)
美方高原自然の家とちのき村は「ツリーイング」を但馬でいち早く取り入れた先駆者的な場所。「ツリーイング」とは、ロープを使って木登りすることで、日本で生まれた造語です。樹木医が樹上作業を安全に行うために利用された木登りの技術が元になっています。
「イング」は「木に登る~Climbing」「木から学ぶ~Learning」「お互いに共有する~Sharing」の3つのイングを表しています。とちのき村では土日祝のみ、個人向け(家族や小グループ)のプログラムがあり、但馬の森の中で癒しを体験できます。
夏の暑さを吹き飛ばすアクティビティとして、おすすめなのが渓谷の水を浴びながら沢を登る「シャワークライミング」。貸し出し用のウエットスーツとヘルメットを身につけたら、川の中へ飛び込むだけ。サンショウウオも生息する矢田川の源流を登るので、川の水は驚くほどの透明感があります。夏でも水温は低く、とってもひんやりします。
コースの途中では滝をよじ登ったり、すべり落ちたり、滝つぼからダイブしたりと、まさに自然が創り出す急流すべりを楽しむことができます。ロングコースとショートコースが交わる場所にはトンネルもあり、子どもはもちろん、大人も童心にかえって自然とふれ合えます。
・尼崎市立美方高原自然の家とちのき村 0796-97-3600
・香美町小代区新屋1432-35 
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関西唯一のスカイダイビングスポット(豊岡市)
豊岡市のコウノトリ但馬空港には、関西唯一!!ここでしかできない体験があります。それができるのは、空港西側格納庫にある「スカイダイビング関西」。一人からでも飛べる数少ないスカイダイビングスポットとして、週末はもちろん平日も多くの予約客で賑わいます。この体験のために初めて豊岡を訪れる人も多く、高度3,500mまで上がることができるスカイダイビングスポットとしては、九州からも一番近い場所にあります。
何にも遮られない360°の絶景に興味はあるのだけど、イマイチ最初の一歩が踏み出せない。そんな人には、未経験でも気軽に挑戦できるタンデムコースがおすすめです。インストラクターに体を固定して飛ぶので、特別な道具や技術は必要はなし。約10分間の講習を受け、ジャンプスーツとハーネスをつけたら飛行機で空へ。そのまま上空3,500mに上り、大空に思いっきりダイブ!パラシュートが開いた後は、インストラクターが速度を調整してくれるので、ゆったりと空中散歩を楽しめます。
・スカイダイビング関西 0796-43-1002
・豊岡市岩井字河谷1598-35但馬空港 西側格納庫
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スノーシューウォーキング(香美町・新温泉町)
誰も足を踏み入れていない白銀の世界を歩き回ることができる「スノーシュー体験」。スノーシューとは、北米生まれの雪上歩行用具のこと。日本にもかんじきがありますが、かかとの部分が固定されておらず、雪の上でも歩きやすくなっています。
香美町の木の殿堂では、スノーシューの体験プラグラムが用意されています。普段行けない雪深い場所にも行けるのがスノーシューの魅力。自然が造り出した雪の造形、動物たちの足跡など、冬山ならではの景色を見ることができます。
・兵庫県木の殿堂 0796-96-1388
・香美町村岡区和池951
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新温泉町の上山高原エコミュージアムでは、日本の昔ながらのかんじきを履いてかんじきハイキングのイベントがあります。かんじきは自分の手で作ります。上山高原に点在する滝までハイキングを楽しむコースです。・上山高原ふるさと館 0796-99-4600
・新温泉町石橋757-1
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2017/02/08  

分散ギャラリー養蚕農家

 

分散ギャラリー養蚕農家
【ぶんさんぎゃらりーようさんのうか】

分散ギャラリー養蚕農家
 
●関連情報
分散ギャラリー養蚕農家
●築150年以上の養蚕農家を利用したアートギャラリー
古くから養蚕で栄えた但馬地域。中でも養父市の大屋地域は江戸時代後期から昭和にかけて、県内で最も養蚕が盛んだった地域です。
「分散ギャラリー養蚕農家」は築150年以上の古い養蚕農家を改装利用したアートギャラリー。
大屋を中心に創作活動を続ける13人の作家による手作りの展覧会「うちげぇのアート」や、全国から集まった木彫が展示される「木彫フォークアートおおや」のホームギャラリーです。自然の中で創作活動を続ける作家たちの発信の場となっています。カフェもあるので、アートに触れながらゆっくりと流れる時間を過ごすことができます。

■分散ギャラリー養蚕農家
・079-669-0026
・兵庫県養父市大屋町大杉1074
・午前9~午後5時
・月曜休(祝日の場合は翌日)