2013/05/28  

さのう高原【さのうこうげん】

 

さのう高原【さのうこうげん】

さのう高原

 

●関連情報
さのう高原

●パラグライダーのメッカ、みんなが楽しめるレジャーゾーン
さのう高原は、朝来市の南西部、八代・山本・土肥地区にまたがる馬場山山麓に広がる、標高約400mの高原。

世界的に有名なミッシェルウェルビィが、風向き、地形ともに最高の条件と絶賛したパラグライダーのメッカで、公認大会も開催できる規模を誇っています。
初心者の体験フライトから本格的なフライトまで楽しめるほか、テニスコート、キャンプ場、スポーツ広場、宿泊施設「スカイビラさのう」、ログハウス、野外炊事場なども整備されており、緑の中、幅広く楽しめるレジャーゾーンとなっています。

高原中腹の山林、農園、茶畑などに囲まれた静かな環境にある宿泊施設「スカイビラさのう」(さのう高原農林漁業体験実習館)は、多目的な宿泊施設。一般の宿泊のほか、各種の研修や会議、忘年会や新年会などの会場として、また食堂だけでも利用できます。地元の白木を使って、イス、プランターなどが作れる「木工加工体験室」では手作りのおもしろさが味わえます。
アウトドア派には貸し出し用の「ログハウス」もあり、自然の中で屋外バーベキューを楽しむなど、家族やグループでのんびりと過ごすことができます。

「スカイビラさのう」に隣接するパラグライダースクールには、初心者向けの1日体験コースから、本格的なパイロットコースまであり、だれでも気軽にパラグライダーが楽しめます。周辺にはナイター設備付きのテニスコート、子どもも楽しめるパターゴルフ場などがあります。

さらに平日は都会で働き、週末は自然に囲まれてゆっくりと過ごす生活が実現できる土地賃貸形式の「セカンドハウス村」で、新しい生活も提案しています。

スカイビラさのう
・兵庫県朝来市佐嚢字土肥上山66-1

・079-677-1855
・9時~16時
・水曜定休
・ログハウス、宿泊棟、キャンプ場
など

2013/01/30  

口銀谷銀山町ミュージアムセンター 【くちがなやぎんざんまちみゅーじあむせんたー】

 

口銀谷銀山町ミュージアムセンター
【くちがなやぎんざんまちみゅーじあむせんたー】

●関連情報
口銀谷銀山町ミュージアムセンター


●生野銀山町にある古民家の佇まい

昭和初期の和風建築と大正期のタイル貼り洋館が独特の雰囲気を醸し出す口銀谷銀山町ミュージアムセンター。洋館を含む東側の建物は、播但鉄道(現在のJR播但線)の祖である浅田家の分家として建てられ、西側の町屋は吉川家の分家として建てられました。東側は戦後カトリック教会の管理となり、礼拝堂は今も現役です。
平成22年にこの2つの建物を同時改修し、口銀谷銀山町ミュージアムセンターとしてオープン。風格のある古民家の佇まいを間近で見学することができます。蔵はギャラリーとして、本館もレンタルスペースとして貸し出しています。

口銀谷銀山町ミュージアムセンター
・079-670-5006
・兵庫県朝来市生野町口銀谷618-1
・午前9時30分~午後4時30分(入館は午後4時まで)
・月曜(祝祭日の場合は翌日)、年末年始休館
・入館無料

2013/01/30  

旧生野鉱山職員宿舎【きゅういくのこうざんしょくいんしゅくしゃ】 志村喬記念館 【しむらたかしきねんかん】

 

旧生野鉱山職員宿舎【きゅういくのこうざんしょくいんしゅくしゃ】
志村喬記念館 【しむらたかしきねんかん】

●関連情報
朝来市旧生野鉱山職員宿舎


●生野鉱山町の生活を伝える近代化遺産

官営生野鉱山に勤務していた官吏の旧宿舎で、復元工事の後、平成22年に一般公開されました。明治9年に建設され、ピーク時には18棟が軒を連ねていましたが、現存しているのは6棟のみ。この度、4棟が修復・復元され、生野鉱山の歴史文化を紹介する施設として生まれ変わりました。生野に現存する職員住宅の中でも最も古く、日本近代の生活様式を残す貴重な遺構です。
黒澤明作品で知られる名優・志村喬は旧生野町出身であり、生家も「甲社宅」のうちの1棟でした。甲7号棟は彼が幼少期を過ごした大正期のしつらえに復原され、志村喬記念館としてゆかりの品々を展示しています。

朝来市旧生野鉱山職員宿舎(志村喬記念館)
・079-670-5005
・兵庫県朝来市生野町口銀谷697-1
・午前9時~午後5時(入館は午後4時まで)
・月曜(祝祭日の場合は翌日)、年末年始休館
・入館無料

2013/01/14  

東西寺【とうざいじ】

 

東西寺【とうざいじ】

東西寺
・朝来市生野町口銀谷

・本堂、東照宮

県登録有形文化財

●徳川歴代将軍を祀る寺院
朝来市生野町口銀谷の寺町通りにある8ヶ寺の1つです。浄土宗の寺院で、徳川家康の尊像と2代から14代までの徳川歴代将軍の位牌が祀られています。
生野銀山は江戸時代、幕府の直轄地であったので、元和2年(1616)、徳川家康の没後、当時の銀山奉行であった山川庄平衛が家康公の菩提を弔うため、お堂(東照寺、後の玉翁院)を建てたことが始まりとされています。歴代の奉行、代官はこれに習って、歴代将軍が亡くなるごとに位牌を祀ることにしました。生野銀山が幕府の直轄地であったことを物語るエピソードといえます。
玉翁院にあった位牌は昭和27年(1952)に東西寺に移りました。位牌は境内の東照宮に祀られており、本堂と合わせて、兵庫県の登録文化財になっています。

2013/01/14  

常光寺【じょうこうじ】

 

常光寺【じょうこうじ】

常光寺
・朝来市和田山町竹田

・本堂、鐘楼、山門

県登録有形文化財

●竹田城の初代城主・太田垣光景を祀る
天空の城として知られる竹田城の初代城主・太田垣光景の菩提寺。光景は但馬の守護大名山名宗全の四天王の1人で、土塁をもとにした竹田城を約13年の歳月を費やして築いたと伝えられています。しかし、織田信長の命による羽柴(豊臣)秀吉の但馬征伐により敗北。境内には石塔が光景の墓碑として残っています。
慶長15年(1610)に全町が焼失した後、現在地に移りました。本堂は入母屋造平屋建で、建立は寺伝により享保18年(1733)と伝わっています。山門は薬医門で、支輪を使用しており、近世の山門には珍しい意匠が凝らしてあります。
また、寺町通りの4ヶ寺には石橋が架かっていますが、その中でも最も古い宝永4年(1707)の文字が常光寺の橋に刻まれています。

2013/01/14  

大歳神社【おおとしじんじゃ】

 

大歳神社【おおとしじんじゃ】

大歳神社

・朝来市生野町口銀谷
・本殿、拝殿、玉垣、
壱の鳥居、弐の鳥居、
摂社当勝神社、
摂社戎神社
県登録有形文化財

●生野銀山町に鎮座する神社
朝来市生野町口銀谷の景観形成地区に鎮座する神社で、建立年代は棟札より明治25年(1892)とされ、大正12年に現在の場所に移築されました。本殿は一間社流造で、屋根はこけら葺です。拝殿は入母屋造平屋建で、建立は棟札より大正12年です。
摂社である当勝神社・戎神社も一間社流造で、幕末から明治期に建立されました。昭和15年建立の壱の鳥居は明神鳥居で、石造りの弐の鳥居は明治27年建立の稲荷鳥居です。
また、境内の周りを囲む石造りの玉垣も立派なもので、刻銘から大正12年の移築の際に建てられたものと考えられています。平成19年にこれら全てが兵庫県の有形文化財に登録されています。

2013/01/14  

観音寺【かんのんじ】

 

観音寺【かんのんじ】

観音寺
・朝来市和田山町竹田

・本堂、観音堂、経蔵、
鐘楼、山門、庫裡

県登録有形文化財

●竹田城下町の歴史的景観を形づくる寺院
竹田城下町にある臨済宗の寺院で、本堂・観音堂・経堂・鐘楼・山門・庫裡が、兵庫県の有形文化財に登録されています。
本堂は六間取り(表3室、裏3室)の典型的な方丈形式で、建立は寺伝から宝暦14年(1764)です。観音堂、経堂、鐘楼は宝形造で、いずれも18世紀後半の建物とされています。
山門は四脚門で屋根は桟瓦葺、こちらも18世紀後半の建立とされ、いずれも竹田城下町の歴史的景観を形づくっています。
また、転輪経蔵は仏教の教えをまとめた一切教を納める八角柱の書架の中心に軸を入れて回転するように作られたものです。功徳を積むことのできない庶民でも、これを回すことによって同じ功徳を得られるとされています。但馬の中でも、転輪経蔵を持つ寺院は珍しく、文化財としてだけでなく、美術工芸品としても貴重なものです。

2012/12/26  

生野書院【いくのしょいん】

 

生野書院【いくのしょいん】

生野書院
関連情報
生野町観光協会
●生野の玄関口に佇む古民家は、歴史香る住民サロン
 生野書院は、古民家を改修して、平成4年(1992)に開設された史料館です。館内には、生野代官所や生野の変に関する古文書や書画などの貴重な文化財史料を収蔵しています。一部が常設展示されており、主な収蔵品には、「但州生野銀山絵巻」「明治初年の生野町絵図」「銀山日記」「見石の幕」などがあります。これらの史料を通じて、生野の歴史や生野銀山1,200年の歴史を知ることができます。収蔵品は、歴史研究目的で閲覧することも可能です。展示品には、航空写真をもとにして精密に作られた、生野町一万分の一の模型などもあります。
茶室や和室、陶芸室などを備えており、茶道や陶芸など、住民の文化サロンとしても広く活用されています。

生野書院
・079-679-4336
・兵庫県朝来市生野町口銀谷356-1
・午前9時30分~午後4時30分
・休館日/毎週月曜、金曜、年末年始(12/28~1/4)
(月・金が祝日の場合は翌日)
・入館無料

2012/12/26  

但馬検定【たじまけんてい】

 

但馬検定【たじまけんてい】
但馬検定テキストブック ザ・たじま
但馬検定テキストブック
●関連情報
但馬検定
●知ってるようで知らなかった但馬、再発見
 兵庫県の面積の4分の1を占める広大な但馬は、氷ノ山、円山川、山陰海岸など自然環境豊かな地域です。コウノトリの野生復帰の取り組みも進められています。また、多くの文化財や歴史遺産に加え、温泉、食べ物などの魅力的な観光資源にも恵まれています。年間1,000万人の観光客が訪れている但馬を、改めて見つめてみると様々な発見があります。
但馬検定は、このような但馬の自然・歴史・文化・観光・産業などに関して、但馬通・但馬ファンを増やし、但馬を語り発信できる人材を育成することを目的として実施されます。
第1回目の試験は2007年3月に実施。但馬検定テキストブックは、但馬内の市庁舎、一部書店などで販売しています。但馬通を目指して、あなたもチャレンジしてみませんか。検定の合格者には、認定書および特製の認定バッジが贈呈されます。

(公益財団法人)但馬ふるさとづくり協会
・0796-24-2247
・兵庫県豊岡市山王町11-28

2012/12/26  

但馬七福弁天めぐり【たじましちふくべんてんめぐり】

 

但馬七福弁天めぐり【たじましちふくべんてんめぐり】

・蓮華寺(豊岡市竹野町轟)
・大乗寺(香美町香住区森)


・長楽寺(香美町村岡区川会)


・楽音寺(朝来市山東町楽音寺)
●七福弁天めぐる心の旅
 但馬各所を巡る「但馬七福弁天めぐり」。弁天さまは、七福神のうちでただ一人の女性の神で、物を生み育てる水の神です。
兵庫県の淡路島をはじめ、竹生島・江ノ島・宮島などの弁天さまが、いずれも島や湖の中州に祀られていることからもその理由がうかがえます。
水の流れる音は音楽に結びつくことから、芸能の神様としても信仰されています。
また、商売繁盛・進学就職の神さまとしても有名。厄災を取り除き、富・財宝と智恵を授ける福の神として、古来より人々の信仰を集めてきました。
但馬の日本海から内陸部へ向かう七福の寺での住職との語らいは、心が洗われる巡礼の旅。近年、ご利益を求めて、心の旅を楽しむ人々が増えています。

但馬七福弁天めぐり
・蓮華寺(開運)豊岡市竹野町轟
・大乗寺(馬鳴)香美町香住区森
・長楽寺(七美)香美町村岡区川会
・日光院(招福)養父市八鹿町石原
・長福寺(大福)養父市畑
・楽音寺(福寿)朝来市山東町楽音寺
・延応寺(宝積)朝来市生野町口銀谷